則武譲二のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本書では、日立製作所、ソニーグループ、味の素へのインタビュー、複数のプロジェクト事例紹介を通じて、実際のビジネスシーンでの論点設定と問題解決のプロセスを紹介しています。 具体的すぎるほど事例が乗っていますので、座学で習った問題解決・クリティカルシンキングをより具体でイメージするのに、良い本と思いました。
■ 本書の主な内容
1. 問題解決の出発点としての「論点設定」
•問題解決には、以下の5フェーズがある
①論点設定 → ②仮説立案 → ③仮説検証 → ④打ち手具体化 → ⑤打ち手実行
• この中で最も難易度が高く、最も大事なのが「①論点設定」
問題解決のプロセスにおいて、最初に設定する「論 -
Posted by ブクログ
ネタバレ何かで見つけて読書
メモ
・UI ユーザーとのタッチポイント
UX ここの製品サービス体験価値
CX 一連の製品サービス全体の体験価値
・顧客と新たな関係を築くための新戦略
顧客の欲求に企業の提供価値を相関させる
顧客を引きつける人間的特性を磨き込む
ブルーポンド戦略でトライし、うまくいせばオーシャンへ
ラグジュアリー戦略でロイヤルカスタマーを魅力する
ブランドストーリーテリングで人の心を動かす
さすがとまさかのCXで感動を生む
One to Oneとリアルタイム性で最高のおもてなしを演出する
サブスクリプション型でCXを右肩上がりにする
ハイタッ -
Posted by ブクログ
コト売り、デジタルサービスが主流となった現代では、顧客との関係性を継続的に築くために、より満足度の高いCXが求められる。顧客が感動するようなCXを作り上げることで、顧客にとってサービスに紐づいたナラティブが形成され、伝播していく。
CXを追求していく必要性は論じるまでもないが、ビジネスである以上、実際はどこまで利益を保てるかが重要。極端な話、ボランティア活動気味に価格を下げればCXは高まりやすい。ビジネスモデル検討では収益構造をいかに築き上げるかに意識がいってしまい、CXを後付けで考えがちである。収益とCXの両立こそ、難しいながらも挑戦しなければいけない命題になると感じた。