千二百のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
謎が深まるばかり
1巻からの緊迫したところから始まるので、とても面白いです。
とにかくアージンがいいです。前半の盛り上がりはこれにつきると思います。
シュエヤンが欲しくて奪いたくて、その欲望をかなえるだけの能力も欲望もあったから、誰かに利用されたのだろうと思います。
だって、シュエヤンは亡くした後の彼を自分のものにしたくて、彼の心を後悔や自分への恨みで塗りつぶして鬼にしたかったでしょうから。もし、手に入れて鬼としてたら、自分のものと思えたのかな。
生きてこのまま幸せな時間が長く続けばいいと思う気持ちと、それがいつかは自分が宿敵だとわかり絶望される不安との葛藤があったのかもしれないと思います。本当に、 -
ネタバレ 購入済み
続きが気になる終わり方
試し読みを読んでいるとき、この試し読みを読むのは2度目だと思いました。2度目の試し読みは、もしかしたら1度目より長い試し読みだったのかもしれません。
試し読みの最後に主人公が「含光君みたいな男が好きだ」とくだらない冗談を言って嫌がる反応を楽しもうとすると、予想に反し含光君が主人公を「連れてかえる」というよくある展開なのですが続きが気になり購入しました。
翻訳なので、世界観や人物像を捉えるのに少し混乱しますが、物語は読みやすくて世界描写もホラーで壮大で、大変綺麗で素敵です。
続きでは、主人公の前世?の含光君との出会が描かれていますが、私はこの辺りで主人公の人物像が固まり魅力がわかってき -
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ネタバレ▼あらすじ
魏無羨が十代の頃、藍忘機と協力して妖獣を倒したことで二人の距離は少し縮まった。しかし、それがきっかけで雲夢江氏は岐山温氏により壊滅に追い込まれてしまう。襲撃から生き残ったものの、突然姿を消した魏無羨を捜し続ける藍忘機と江澄。そして再会した時、彼は笛音と翳りを身に纏い鬼道を操るようになっていた。その強大な力を恐れ持てはやす者たちに反して、藍忘機だけが彼をまっすぐ見つめ、正道へ引き戻そうとする。会えばいつも喧嘩別れになる二人だったが、何度突き放しても藍忘機は諦めず――。
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ストーリーの完全度:高い
トーン:シリアス
エロ度:無し
萌え度:高い
総合評価:★4.5
4巻は大分 -
Posted by ブクログ
ネタバレ▼あらすじ
過去の因縁が悲劇へと手招く、激動の第2巻。
「左腕」に導かれ辿り着いた義城で、悲しい記憶に触れる魏無羨と藍忘機。少しずつ明らかになる、彼らを取り巻く秘密とは――?
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ストーリーの完全度:非常に高い
トーン:シリアス・コミカル
エロ度:無し
萌え度:非常に高い
総合評価:★4.8
2巻は義城編の続きから。暁星塵、薛洋、宋嵐、阿箐…この4人のお話は本当にやるせない気持ちになりますね…。最後に宋嵐だけでも生き残って(?)くれて本当に良かった。出来れば暁星塵と生きて再会してほしかったけど…(T^T)
そして原作の義城編を読んで改めて陳情令の完成度の高さを思い知りました。義 -
Posted by ブクログ
▼あらすじ
非業の死から13年後、現世に蘇った魏無羨。かつて水と油の関係だった藍忘機と再会するが、なぜか彼はそばを離れようとせず――。
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ストーリーの完全度:非常に高い
トーン:シリアス・コミカル
エロ度:無し
萌え度:非常に高い
総合評価:★4.8
待ちに待った魔道祖師の原作小説…!私の場合、魔道祖師を知ったきっかけはアニメですが、本格的にハマったのは魔道祖師のドラマ版「陳情令」を見てからです。
原作は辞書並みに分厚い小説で、かなり読み応えがあります。…が、これは予備知識無しで読むには少々厳しいかもしれません。
まず、予備知識無しで読むと確実に人物名+本拠地名で躓きます。沢山キ