千二百のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
熾烈な戦いと忘羨の心温まる愛
まずはアニメの魔道祖師をみて、この小説に辿りついた一人です。
1巻から3巻と同様、アニメではナレーションされてこなかった細かな設定や背景の記述があり、アニメで登場してきた人物や屍や物事の意味や流れがよくわかります。
他の色々なレビュアーの方々のコメントにもありますが、「忘羨の二人がこれから幸せになって欲しい」という気持ちになる終劇でした。
そして、1巻から2巻ではあからさまなラブシーンはなかったのですが、4巻では官能小説になっており、しっかりBLの洗礼をうけました。
また、クライマックスのドタバタの中で、魏無羨が藍忘機に愛の告白をして、お互いの気持ちを確認するシーンにもニンマリしました。
特に、私が好きなのは、この4巻の最後に所収されている番外編の最後の編です。
藍忘機はなかなか自分の気持ちを言葉にしないのですが、魏無羨への行動や反応がすべて愛情に溢れていることが描かれている内容でした。
魏無羨がこれまで藍忘機をしつこくからかい煽ってきたのも、子ども時代も青年期も自分が周囲から疎まれてきた経緯があり、自分の存在を認めてくれるのか確認してきたためだと思いました。
しかし、藍忘機はそう簡単に魏無羨への愛情を言葉にしないし、反応もしないので、魏無羨はからかい煽るという形で気持ちとは裏腹の言葉を言っていたのだとも思いました。
究極のツンデレの恋愛小説でした。
作者の墨香銅臭先生に感謝と敬服です。 -
ネタバレ 購入済み
魔道祖師沼へGO!
まずはアニメの魔道祖師をみて、この小説に辿りついた一人です。
すっかり魔道祖師の沼にハマりました。
アニメの映像では言語化されてこなかった細かな人物の設定や物語の背景の記述があり、アニメで登場してきた人物や屍の気持ちや思いも分かります。
アニメは映像がとても美しく、細かな表情が表現されているのですが、読む人がかなり想像して考えないと分からないところもあります。
そのため、アニメも小説も同様にそれぞれ別々の意味で楽しめます。
冒頭の場面の一つ一つの描写も続巻の小説を読むと、実は後々に繋がっている(伏線回収)ので、後でなるほど!なります。
魏無羨が大梵山で再会する含光君が「妻を亡くして苦しみと深い憎しみの底にいるかの表情」と形容している理由も最終巻まで読むとすごくよくわかります。
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Posted by ブクログ
よみ。よ…読み終わってしまった…心からの感謝を。本当にありがとうございました。なんという爽やかな読後感。大団円で物語が終わるのは、嬉しさ半分、寂しさも半分。しかしそこからご褒美!な短編!短編の嵐…読者に、かれらの物語がひと段落してしまい千々に乱れた心を整理する時間をくださるなんて…長編〜短編の流れ、健康にいい。(と書いていて、戴引きずってるのってこれが原因?と思った…笑)((株)魔法製作所もこの流れでしたね…ニチャァ…)
なんだかもう、その後の動向を耳にし 本当にこの物語を紡いでくださったことへの感謝、しか、もう、感謝と愛と、作品が世に出て良かったそして出会えて良かったと、彼らにあった縁、縁のように、そんな運命めいたものを感じてしまう 前職で訳あって知り、流行りには乗れず、でもあの時読むことができなかったからこその今 不思議だなあ。完結してない状態で読み始めていたら、きっと発狂してしまって、仕事に支障をきたしていた…
なんでもかんでも真顔でこなす若公子になんど笑ったか…真顔で、腕一本で3人分+観音像軽々ムーブとか、真顔で桶壊しまくりとかもうmeme…クソMAD作らせてェ…
でもさ…凄いんだぜ…?本ってまた読めちゃうんだぜ…?といって、なんとか自分を宥めすかす。
物語は一度きりの人生への抗議だと、北村薫氏の言葉だそうだ
そして読書を超える体験こそ再読であるといったルグインの言葉を胸に、また彼らの旅路を何度でも、見届ることができるのだ、と ありがとう -
匿名
ネタバレ 購入済み天官賜福からきました!
最初は、BLとは知らず読んでたのですが……笑
BLってこんなに面白いのか!と実感します。恋愛とか性別の域を越えて、もはや「愛」ですね。単純な男女の恋愛小説とかを惰性で読んでたんですけど、完全に中華BLの世界……もとい、この作者様の描く世界にどハマりしました。
それぞれの想いが重なって、結末を迎えた最終巻。怒涛の勢いで物語が進むので、魏嬰に笑わされ藍湛の一途な愛に泣かされ、あんなにツンツンしてる江澄の魏嬰への想いにまた泣かされ……情緒が崩壊しそうになりました。
防火、防犯、防魏嬰…笑
確かに丹精込めて育てた白菜ちゃん(藍忘機)が、問題児・魏無羨に染められちゃったら怒るよねぇ。
藍先生、お疲れ様です。番外編の「家宴」での魏無羨は、礼儀正しくしてましたが(やればできる子。六芸に秀でた天才!)、これからも藍先生との攻防を繰り広げていくんでしょうね。あれだけ雲深不知処に行くの嫌がってたのに、藍忘機のために大人しく「万年喪主」だらけの葬式モード家宴に参加する魏無羨も、愛がなければとっくに脱走してたんだろうな………なんせ、四六時中ふざけてないと死んじゃう主人公だし。
何はともあれ、また番外編とか出してほしい。切実に。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ魏無羨が十代の頃、藍忘機と協力して妖獣を倒したことで二人の距離は少し縮まった。
しかし、それがきっかけで雲夢江氏は岐山温氏により壊滅に追い込まれてしまう。
襲撃から生き残ったものの、突然姿を消した魏無羨を捜し続ける藍忘機と江澄。
そして再会した時、彼は笛音と翳りを身に纏い鬼道を操るようになっていた――。
ほとんど過去だったけど、重要なところはあらかた語られたような気がしないでもない。ようやく莫玄羽の中身が主人公だって忘機がすぐ気づいた理由も分かったし。
しかしながら主人公が危ない道を歩き始めた…落とされた後の三か月で何があったのかはまだ語られてないのだけど、手に入れた力が禍々し過ぎて…。いやしかし温晁と王霊嬌は自業自得だ!! あれだけ酷いことしたんだから、報いを受けて当然だ!
温寧くんとの関係もようやく語られました。主人公が温氏の残党と共に居ることにしたのも納得がいく…江澄たちとは袂を分かつことになってしまったけど、あのまま放ってはおけないよな…。
ますます主人公がただの悪い奴とは思えないっていうか、明らかに周りが勝手に悪者にしていった感があって…つらいわ。
そして忘機との関係は…え、過去ですでに忘機が暴走してない?(笑) あれ忘機だよね??
こんなに忘機は主人公のことが好きだったのに、過去はお互いに何も言わずに終わってしまったのだろうか…?
そういえば忘機が閉関した理由ってまだ語られてないよね? 両親のことは語られたけど。
そして忘機が主人公を雲深不知処に連れて帰りたいって言ってたのは、お父さんがお母さんをそうしたのと同じようにしたかったのでは…と思ってしまったり。
しかし最後がもう…ほんとつらい。
そうなることは分かってたけど、せっかく金凌の一か月礼が祝われるところだったのに…!!
主人公じゃなくても泣きたい。泣き喚きたい。
どう考えても温寧が制御不能になったのって、あの人の仕業としか思えないんだよね…!?
だって彼が居なくなったら自分が当主の座に近づくんだもの。呪いだって絶対怪しい。
過去も主人公のせいにして、現代も主人公のせいにするために蘇らせたのだとしたら…マジで許せん。
未だに目的が分からないのが気になるけども。
現代に戻ったら戻ったでこっちもどえらいことになってしまい…。もしここでみんな死んでたら、一網打尽にされてません? 光揺と曦臣しか生き残らないよ。…ハッ、それが目的だったのか?
しかし助けてくれた人たちの正体を考えたらまた泣けてくる…。そこに温寧くんが居てくれて良かった。そして一番藍公子の中で将来有望だった、思追があの子だったとは…!(涙) 忘機が特別気にかけてたのも頷けるよね。本人には覚えてないし、主人公もまだ気づいていないけどさ。
可哀想なのは金凌なんだよね…。ものすごく複雑だと思う。ほんとは主人公のことを憎みたくないと思っているんだろうけど、どうしても許せるわけがなくて。それは江澄もきっと一緒。だからこそこの二人にはそれぞれ幸せになって欲しい気がする。救いがあって欲しい。
金凌は思追と割といいコンビだと思うんだけど、もっと仲良くなったりしないかなぁ。金凌にはせめて同年代のお友達が出来てほしいな。
まだまだすべては語られていないので、4巻も楽しみです。しかしすごい伏線の嵐だなぁ…どこまで先を考えて書いた話なんだろう。面白い。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ凶悪な「左腕」の謎を解くため、一緒に旅に出た魏無羨と藍忘機。
まだ正体を隠そうとする魏無羨だったが、藍忘機にはとっくに彼だと見抜かれていた。
やがて辿り着いた義城で、ある男に襲われ「砕けた魂の復元」を頼まれる。
傷ついた魂は、一人の男を巡る愛憎の結末だった――。
片腕兄さんの正体が分かったけど、その前に暁星塵の話にぐわっと来た…!
関わってる人みんな暁星塵のこと好きだよね…!?
薜洋は「この野郎!」と襟首掴みたくなるくらい嫌な奴だけど、最後に握っていたものを知ると心きゅっと締めつけられてしまった…。彼がしたことは許されないし、だからこそ報いを受けたんだろうなとは思うんだけど、失った後に大切なものに気づいて求める姿が可哀想で…。
でも連れ去られたところを見ると、また出てくるのかなぁと思いつつ。厄介な敵にならないといいけど。
片腕兄さんの正体が判明し、この人ラスボス…?と疑い始めたところで、バレてしまった…。一気にひっくり返っちゃってつらい。忘機だけが信じてついてきてくれたのが救いだ。忘機自身はもう何があっても主人公と共に行くともう決めてた気がするけど。
正直、主人公が莫玄羽の身体で蘇ったのももう偶然じゃないよね?という気がしないでもなくなってきた。
莫玄羽に献舎を教えたのもあの人だろ…。
それでまた過去ですよ。
2巻は結構過去に飛ぶなぁと思いつつ、でもその過去が結構重要なので目が離せない。
忘機と屠殺玄武倒した話はかなり好きです。よくぞあの絶望的な状況で…。
それにしても温晁酷過ぎないか…!? 愛人の王霊嬌も最悪なんですけど。
最後がとても腹立たしくて悲しかった…。
江澄が現代で主人公に執着するのは、過去でこれだけ兄弟も同然に育ってこれからもずっと一緒だと思ってたからなんだろうなぁと思うと…。だって現代の彼はもう身内は金凌一人なんですよ…?
主人公と忘機はもちろんだけど、江澄も幸せになってほしいよな…としみじみ思いました。つらい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレかつて「悪の道に堕ちた」と人々から恐れられた魏無羨(ウェイ・ウーシエン)は、すべてを失い非業の死を遂げた。
それから13年後――別人の体に召喚され、思いがけず現世に蘇る。
正体を隠し過去と決別しようとするが、よりによって少年の頃から文武を競い合った宿命の相手、藍忘機(ラン・ワンジー)と再会してしまい――。
超悪名高い存在だった主人公が殺されて、13年後に召喚されて別人の身体で復活するところから始まる時点でもう面白い。1回逃げたのに、藍忘機と再会してからがまたさらに面白いし。BL覚悟してましたけど、1巻はそこはかとなくって感じでまだ全然抵抗なく読めます。藍忘機は主人公のことすごい好きなんだろうな、というのはすでに伝わってきているけれども(笑)
また主人公の性格が面白いよなぁと。悪者として殺された割には、悪いことしないでみんなを助けてくれるいいお兄さんというか(笑)
確かに言動が突飛なところがあるけれども、根は悪い奴じゃないよなぁと思う。なんだかんだ言って、金凌とか藍景儀とか助けてあげてるし。邪道なんだろうけど、その力のおかげでみんなを守ってくれる。
だからむしろなぜ過去は悪者として殺されてしまったのか、彼に何があったのかが気になる。
あとすべての始まりの片腕兄さんの正体もすごい気になる。1巻ですでに大分集まってきたけど、これから一波乱ありそうなところで終わってしまった…。
続きも楽しみ。