ヒラマツ・ミノルのレビュー一覧

  • アサギロ~浅葱狼~ 28

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    長期連載の宿命、中だるみ気味だったがこの巻で復活。沖田が山南の切腹を介錯するというのに妙にユルい巻頭のやり取りから、そこへ至るまでの経緯と心理の怒濤に飲み込まれる。芹澤鴨暗殺以来の緊張とコーフンだった。沖田も明里を見て涙したけど少女漫画と違って過度に湿っぽくない。
    しかし、澄ました伊東甲子太郎が意外にお笑いを演じてくれる。醜女調達の達人になってしまった土方…。ギャグも冴えている!

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    2023年11月29日
  • アサギロ~浅葱狼~ 1

    無料版購入済み

    他の作品とはずいぶん違う印象

    ありふれた新撰組ものかと思って読み始めたらぐいぐい引き込まれた。さほど奇をてらったストーリー内容とは思えないが他の作品とはずいぶん違う印象を受けた。強気一本やり凄みを感じる場面だけではなく、息継ぎの場面も入っていてなかなかいい

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    2023年11月11日
  • アサギロ~浅葱狼~ 26

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    ネタバレ

    火種を見つけ、不満を煽り、武器を売る。
    自国の勢力圏に取り込む為に売る。
    或いはただ儲ける為に敵味方無く売り付ける。
    戦火は京都のみならず、遠く蝦夷の地まで。
    真の災いの元は何なのか。
    大局が見えない大義のために同国人同士が殺し合う。
    幕末の徒花、新撰組。
    破局が近づいて来ました。

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    2023年03月26日
  • アサギロ~浅葱狼~ 24

    購入済み

    いよいよ

    一巻のためし読みからどんどん引き込まれました。
    新撰組を題材にした漫画で画力、ストーリー、オリジナリティ全部高水準だと思います。早く続きを見たくなる漫画です。

    #深い #アツい

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    2022年03月22日
  • アサギロ~浅葱狼~ 1

    新撰組に脚光。

    いやあ、作者はよくもここまで新撰組の一人一人のイメージを膨らませたものだと感心してしまいました。漫画は、いえ、蓋し創作というものは受け手が楽しめればいいのだと言うことにあらためて気づかされました。これは青春活劇でございます。歴史考証などといわず是非是非ご一読をお奨め申し上げます。

    #アツい #ドキドキハラハラ

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    2021年05月26日
  • アサギロ~浅葱狼~ 21

    購入済み

    めちゃくちゃ面白い

    確実にこれまであった幕末の話でトップレベルに面白い

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    2021年05月20日
  • アサギロ~浅葱狼~ 20

    購入済み

    おすすめ

    続きが早く読みたくなる一冊です。

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    2020年06月07日
  • アサギロ~浅葱狼~ 20

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    ネタバレ

    芹沢鴨暗殺あと、狂気の集団へと変貌していく壬生浪改め新撰組。
    武家の出でないからこそ、過剰に侍であることを求めるのだろう。
    武士と剣術の時代は終わろうとしているのに、この必死さが滑稽で哀しい。

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    2020年01月04日
  • アサギロ~浅葱狼~ 1

    購入済み

    凄い作品です。

    リアルさを追求してる漫画だと思います。新撰組をよく知らない人も、これが入門書だったら相当楽しめると思いますし、そんな素敵な入門も無いだろうなってぐらい、良い作品です。着眼点がなかなか研究されてるんだろうなって思います。

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    2019年11月27日
  • アサギロ~浅葱狼~ 20

    購入済み

    異常者だらけの新撰組 最新刊

    表紙を飾るのは、新撰組監察の山崎丞
    斎藤一、沖田総司に続くサイコパスとして登場
    巻末付近の「あれっ?どないした。せっかく褒めたったのに」は正に真性のサイコパス

    怖い


    けど面白い

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    2019年10月19日
  • アサギロ~浅葱狼~ 19

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    ネタバレ

    芹沢鴨死すーー。
    揺るぎなく悪だった。
    欲望のままに今日を生きた。
    哀しいゲス野郎。
    凄まじい死に様に大満足です。
    でも芹沢ロスになりそう…。
    居なくなると寂しいわ〜。

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    2019年08月12日
  • アサギロ~浅葱狼~ 11

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    この先何度となく言及されるであろう「士道不覚悟」がお目見えの11巻。
    一度決めた道を貫き通すことができなければ「士道不覚悟」。そうでないならば、その道へ進むべきでないということか。
    変節を認めない、でなく。ふらふらとするべきでない、ということか。

    浪士組解散、新選組結成前夜の京都での一幕。

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    2019年04月30日
  • アサギロ~浅葱狼~ 6

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    清河八郎と沖田の偶然の出会い。それが引き起こした、近藤勇の暗殺未遂。
    下手人は巷で連続して起きている「一」の人斬り。
    一命をとりとめたものの、生死の境をさまよう近藤。

    沖田と「一」の人斬りの死合が驟雨の中始まります。

    新選組作品で「一」といったら、斎藤一しかいないよねぇ。
    様々な作品で、沖田と並んで最強と呼び声高い斎藤一です。試衛館というか、新選組加入以前の経歴があやふやなのも、様々な作品で描かれています。
    こういう形で登場とは思いもよりませんでした。いやいや、楽しいですよ。

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    2019年01月07日
  • アサギロ~浅葱狼~ 18

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    ネタバレ

    アサギロで泣かされるとは思わなかった。
    お梅は芹沢の孤独も含めて、愛していたのだろう。
    他の人から見たら、酷い人間にしか見えなくても、暴力を振うことでしか生きられない哀しさを理解していたのだと思う。
    まぁでも男の趣味は悪いよね。絶対、幸せにはなれない…。
    芹沢は哀愁漂う素晴らしい大悪党。
    総司との対決が楽しみ〜。

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    2019年01月04日
  • アサギロ~浅葱狼~ 5

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    試衛館へ加わる藤堂平助。彼の最期を知る身としては、加入の経緯に人柄、そして伊東甲子太郎の存在と、彼を取り巻く全てがあそこへの伏線でしかないので、哀切の想いがすごい。
    藤堂平助に限らず、江戸・試衛館の今は、誰もが未来を見て己を磨いている時。
    まだ時代の流れが押し寄せてはいないけど、急流に乗りそして、勢いに飲み込まれる日が来るんだよなあ。

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    2018年11月27日
  • アサギロ~浅葱狼~ 3

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    土方歳三登場の3巻。

    本編よりも、おまけの「雑談!新選組」が面白くて面白くて。
    近藤勇と土方歳三、あんたら二人がそういうこといってちゃダメだろう、っていう。メタ的面白さに☆5でした。

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    2018年11月26日
  • アサギロ~浅葱狼~ 2

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    沖田15歳から始まるアサギロ2巻。
    自分自身の実力と流派の評判との落差に悩める日々を送る15歳。なんて思春期。

    その彼の前に現れたのは、北辰一刀流・免許皆伝の山南敬介。実力と地位を兼ね備えた彼に勝利することで、自意識の確立を図ろうとする沖田ですが、紙一重の差で敗北。自分自身を否定されてしまったように感じ、それを受けいれまいとあがく沖田を立ち直らせたのは島崎勝太、後の近藤勇でした。
    1巻といい、近藤と沖田の天然理心流を通じての絆を感じさせます。
    兄であり、師匠であり。

    凡人代表としての井上源三郎。この時に沖田や山南に感じた劣等感は、新選組六番隊組長になっても、感じ続け自尊心を傷つけていくので

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    2018年10月30日
  • アサギロ~浅葱狼~ 1

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    新選組一番隊組長沖田総司。その少年時代から物語は始まります。
    剣の才能に恵まれ、白河藩の御前試合に臨んだ沖田少年に待ち受けていたものは…

    表紙の純朴な少年が、どうあって壬生狼の一員になっていくのか。彼の短い人生、剣の道、武士道、殺し合い、どういう成長をしていくのか、ですね。

    林太郎・みつ夫婦がよい。お調子者の林太郎とかかあ天下のみつ。
    調子乗って、京都へ行っちゃうんだよなぁ。新徴組加入のいきさつはどうなるんだろ?勢い余って引くにひけず、って形かなぁ?

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    2018年10月30日
  • アサギロ~浅葱狼~ 1

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    #本
    主人公・沖田総司をはじめ、歴史に名を残す「普通でない人」たちを、リアルな人間として描いているところが面白い。
    といっても、そのリアルは「自分と同じ」という等身大の共感に基づくものではなく、「この時代のこういう奴は、こういう時こんな風に反応するのか」という異質な人間の中身を間近で観察している感じだ。

    作者の作品は昔「アグネス仮面」を読んだことがある。幕末といいプロレスといい、豪快な変人が闊歩する、雑多で奇妙でおおらかな世界が作風に合うのかもしれない。

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    2017年03月12日
  • アサギロ~浅葱狼~ 12

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    小賢しい策などブッ飛ばす、圧倒的暴力。疾風怒濤の斬撃、一の男参上‼︎ 格闘技をきちんと描ける人が殺陣を描くと、人を斬って落ちた肉、倒れる体の重量感がわかりますね。凄まじい迫力。他の新選組漫画が軽いチャンバラに見えてしまう…。
    次巻は芹沢一党討伐かな。いなくなってしまうのは名残惜しい悪党だけど。

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    2015年09月23日