ポール・ギャリコのレビュー一覧

  • 猫語の教科書

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    文庫は未読。

    読み易さで漫画が出てることを知り、こちらから入る。
    表情豊かな猫にノックアウト。
    読みやすく、楽しめて、温かい気持ちにさせてくれる。
    続けて、文庫も読みたくなった。

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    2025年12月01日
  • ミセス・ハリス、モスクワへ行く

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    ハリスさん、いつも前向きだし、いつだって周りの人のことを考えている。

    そして、今回はさすがに難しそう?と思っているであろう読者を裏切る、叶わないことなんてない!と思っているポジティブな思考と、並々ならぬ運の良さを引き寄せる力!

    バターフィルドさんとの友情も、いつも素敵だなって思う。

    シリーズはこれで終わりだけど、これからも素敵な人生を送っていくだろうし、私もハリスさんみたいなおばさんになりたい。

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    2025年06月04日
  • ミセス・ハリス、パリへ行く

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    ネタバレ

    映画を見てからこの本を読んだのである程度ストーリーは知っていたけれど、映画と話の展開が違っていて読むのが楽しかった!

    原作の方が、ディオールで働く人たちがハリスさんに対して友好的で優しい。
    あのマダムコルベールでさえもハリスさんのもつ女性の強さに感銘を受けて協力的にうごく姿に映画とのギャップを感じた。

    自分の今までの人生と照らし合わせながら、ハリスさんの言動にうんうん分かるとうなずきながら読み進めていった。

    ずっと欲しかったドレスを買ったということではなく、そこに行き着くまでの経験や人との出会いが何よりの財産となり、それは生涯失われることのないものとなる、という感覚に気づけたハリスさん。

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    2025年03月12日
  • 猫語の教科書

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    いつか家でねこを飼う機会に恵まれたなら、もしこんな風に思われていたとしても何の文句もありません。
    喜んでお仕えさせていただきますっ♡って感じだったわ。
    むしろそう思っててほしいと思ってしまう。
    表紙の猫さんよりも本編の猫さんの方が何倍も可愛い!

    あとから気付いた。
    この本2220番目のレビューだわ。
    にゃん、にゃん、にゃん、おー…??
    おしいっ!

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    2025年03月05日
  • 猫語の教科書

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    ネタバレ

    私は猫が苦手なのに、家人が弱った子猫を拾ってきてウチで飼うことになったので購入。
    以前文庫本の方だと猫の尊大さを強く感じた事があったため笑、幾分緩やかに感じる漫画の方を選んでみました
    今や猫大好きですが、うちの猫は多分この教科書を学ばずに来たため、ひたすらに乱暴です。でもまあそれでも良いのです。
    どの猫さんも人と良い関係を築けて幸せでありますように!

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    2025年02月25日
  • 猫語の教科書

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    オリジナル?小説版は読んでるんだけど、コミック版を改めて。
    絵で見ると、語り手にゃんこの貴婦人然とした様子がいっそう魅力的。近所の猫さんたちに、ヒトの家を乗っ取るやり方を伝授する姿ときたら、もう。
    仏頂面の難しい顔をしたパパさんたちだって、ころっととりこになってしまう。
    クリスマスシーズン、楽しそうだー。
    サイレントニャーは、もう、最高すぎるでしょ。
    小梅さんが入院してた時、面会に行って、ケージの向こうでこれをされて、ぶわーって泣いたもん。
    原題がこれなのも、日本語タイトルが『猫語の教科書』なのも含めて大好きな1冊。

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    2025年01月12日
  • 猫語の教科書

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    ネタバレ

    私も1匹猫を飼っていますが、実は支配されていたのかと!
    猫が書いたということで、とても気持ちがリアルに伝わってきました。
    イタズラ(人間にとっては)してきて頭にくることもありますが、猫にとっては全く悪気がなかったり、人間の勝手で置き去りにしてしまう場面では、つい嗚咽が‥。
    これからも可愛い猫に支配されまくっていきます笑。

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    2024年10月05日
  • 猫語の教科書

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    我が家にも猫が2匹いるが、もしかしたらその脈々と受け継がれている本能で家を支配しようとしているのかもしれない。我が家は既に猫によって支配されている。人間は一生猫の下僕なのである。

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    2024年08月10日
  • ミセス・ハリス、ニューヨークへ行く

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    ネタバレ

    ミセスハリス、パリへ行くが面白かったので、続けてミセスハリス、ニューヨークへ行く、も読んでみました。

    今度は、隣家に住む一家から虐待を受けている可哀想な坊やの父親を探しに、ちょうど舞い込んできた家政婦のお仕事に相乗りしてニューヨークまで行ってしまいます。

    ハリスさんの人柄にみんな引き込まれてしまい、みんなが自分ごととして捉えて手助けしたくなる、素敵な夫人の話にワクワクしながら読み進めました。

    パリ版でも出てきたシャシャニュ侯爵が登場し、息子から電信を受け取るところでは大笑いしてしまいました。次は国会です!

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    2024年02月01日
  • ミセス・ハリス、パリへ行く

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    ネタバレ

    若山曜子さんのInstagramで紹介されていて、気になって手に取りました。
    ロンドンのお掃除おばさん、ミセスハリスがディオールのドレスを求めてパリに出かけるお話。

    ハリスさんの人柄が、出会った人を幸せにしていく、とてもハッピーなお話でした。面白かった!
    ニューヨークと国会の話も読みたくなりました。

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    2024年01月23日
  • ミセス・ハリス、ニューヨークへ行く

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    再読。ハリスおばさんが抱える難題を「私たちの」と言ってくれた運転手さんが印象に残っていました。今読むと侯爵もでした。ハリスおばさんの人としての魅力ですね。今作はハッピーエンド!良かった!「ハリスおばさんは、こぼしたミルクをおしがって泣く人種ではなかった」。梵天丸もかくありたい。

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    2024年01月21日
  • ミセス・ハリス、パリへ行く

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    「ジェニィ」や「トマシーナ」で有名な猫作家ポール・ギャリコの作品。映画紹介をきっかけに購入。
    ディオールのドレスに一目惚れしたミセス・ハリスが爪に灯を灯して貯めた虎の子でパリに乗り込んで…まさに勇気と奇跡の物語。

    2022年公開の映画もアマプラで視聴。
    うん、素敵なコメディでディオールのドレスも素晴らしかったけど、マダム・コルベールの扱いがちょっと残念。

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    2023年12月06日
  • ミセス・ハリス、パリへ行く

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    疲れた時にぜひ読んでみてください。
    元気もらえますよ!

    自分の好きなものに
    ガムシャラにつき進むって、
    遠くから見ていても胸が熱くなります。

    そんな気持ち、思い出させてくれます。
    私の好きなもの、何かな?って。

    日々の生活の中で、そんな事考える余裕がない時、
    余裕がないな、って気づけるだけでも丸儲け!
    好きなもの、って考えられたら、さらに豊かな気持ちになれます!

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    2023年11月13日
  • ミセス・ハリス、パリへ行く

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    懐かしい。子供のころに読んだ本(タイトルは『ミセス・ハリス、~』じゃなくて『ハリスおばさん、~』だったけど)。また読みたいなとずっと思っていたくらい懐かしくて好きな本。やさしさに満ちていて、まったくアナログな世界なんだけど、今の時代にこのやさしさはないだろうなあ・・・しかし映画化までされていたとは知らなかった。

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    2023年10月24日
  • ミセス・ハリス、パリへ行く

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    ネタバレ

    仕事に矜持を持った英国人の家政婦・ハリスおばさん。仕事先でクリスチャン・ディオールのドレスに魅せられ、無謀ともいえるドレス購入計画を立てる。試行錯誤でお金を貯め、とうとうパリの地についたときは、この先どうなるのかと胸躍った。心根のいい人は反省するし誠実な行動が取れる。そうでない人は恩を仇で返す。両者の違いが興味深く、ドレスを買えてよかったというシンプルなハッピーエンドでない点も気に入った。

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    2023年07月07日
  • ミセス・ハリス、パリへ行く

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    ネタバレ

    ラストのエピソードが、とても印象的です。
    起こってしまった事を嘆き続けるより、今ある幸せに目を向けて。
    でも、2度と同じ失敗をしないために覚えておく。
    人生、次へ進む。

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    2023年04月25日
  • ほんものの魔法使

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    世界の美しさを映すことで、嫌みなく、疲れた心に寄り添ってくれるような本。

    世界には魔法が溢れている。
    でもその存在に気付かない、使い方が分からない人間には使えない。

    人は弱いながらも成長し、善と悪、そしてそのどちらでもないあわいで揺れ動きながら変化し続ける。
    それを教えてくれるニニアンの存在も貴重。

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    2023年03月26日
  • ミセス・ハリス、パリへ行く

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    素敵なハリスさん!
    ハリスさんに出会う人が、みんな幸せになってゆく。

    ドレスを買いたいという夢のために、どうするのかな?と思っていたら、初めは運任せなハリスさん(笑)
    その後、真面目にお金を貯める姿は本当に素晴らしい!

    最後は少し泣いてしまった。
    やっぱり、物より思い出なんだよね。
    このフレーズ思いついた人、天才だと思う。

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    2023年02月11日
  • ミセス・ハリス、パリへ行く

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    観てから読みました。
    映画も好きなタイプでしたが、原作はもっともっと良かったです!

    映画より現実的で、時代背景もより悪意なく映し出されていました。例えばミセス・ハリスの外見を見ただけで職業がわかるマダムコルベールや侯爵。特に侯爵は、映画よりもリアルでした。差別というよりそういう現実がある…
    今の世の中でも特権階級にいる人から見れば、私の所作やふるまいから労働者階級にいる人間だとわかるんだろうな、と思いました。厳しい現実。
    でも、ヒエラルキーの下にいても、何かを目指して叶えるということを自分もしてみようかな、と思わせてくれる、ステキな1冊でした。

    やはりバクチで一発当てることは無理(笑)

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    2023年02月02日
  • ほんものの魔法使

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    自信がなくなってる時落ち込んだ時に是非読んでほしい。ワクワクするような素敵な世界に没入しているうちに大丈夫だよって包み込まれたような気持ちになりました。

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    2022年10月25日