【感想・ネタバレ】ミセス・ハリス、ニューヨークへ行くのレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年02月01日

ミセスハリス、パリへ行くが面白かったので、続けてミセスハリス、ニューヨークへ行く、も読んでみました。

今度は、隣家に住む一家から虐待を受けている可哀想な坊やの父親を探しに、ちょうど舞い込んできた家政婦のお仕事に相乗りしてニューヨークまで行ってしまいます。

ハリスさんの人柄にみんな引き込まれてしま...続きを読むい、みんなが自分ごととして捉えて手助けしたくなる、素敵な夫人の話にワクワクしながら読み進めました。

パリ版でも出てきたシャシャニュ侯爵が登場し、息子から電信を受け取るところでは大笑いしてしまいました。次は国会です!

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Posted by ブクログ 2024年01月21日

再読。ハリスおばさんが抱える難題を「私たちの」と言ってくれた運転手さんが印象に残っていました。今読むと侯爵もでした。ハリスおばさんの人としての魅力ですね。今作はハッピーエンド!良かった!「ハリスおばさんは、こぼしたミルクをおしがって泣く人種ではなかった」。梵天丸もかくありたい。

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Posted by ブクログ 2023年10月20日

養子先で、ある時から母親からの養育費が送られてこなくなり、家族ぐるみで虐められる少年。
気の毒に思った隣人のハリスおばさんらが、実の父親を探しにアメリカへ密入国させる企て。

父親の正体が現実的なのが、前作のディオールのドレスの落ちの悲惨さと同様、相変わらず大人向けという感じで良い。
少年は大人しく...続きを読むて賢い子なので、印象が薄かった。
ハリスおばさんが究極に困った時には、ディオールのドレスの神託に頼るというやり方が面白く、共感もできた。

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Posted by ブクログ 2023年06月25日

ハリスさん、第2弾。

ハリスさんみたいな、年上(ほぼ母)の友達が私にもいるんですよ。
つい、その方を思い出しながら読んでしまう。

今回も衝撃的なこと、ハリスさんの企み、涙、そして優しさが溢れてました。
どうしてこうも、ハリスさんの周りはみんな幸せになっていくのかな。
本当に素敵な人なんだろうな…...続きを読む
ハリスさんみたいになりたいです。

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Posted by ブクログ 2023年06月10日

素敵なハリスおばさんの冒険第2弾。身寄りのない少年のパパを探しに大都会へ。そんなにうまくいくわけない!んだが、時代背景と人の善意(とSNSの欠如)があいまって、心温まる結果にたどりつく大人の童話。んだが、甘いばかりではなくて、自身の考えのなさを猛省したり挫折を味わう描写もちゃんとある。
「ひたすら骨...続きを読むを折って、目的のためにがんばることですよ。そうすれば、なんとかなります。しかしそれは、結果としては望みどおりではないかもしれないし、それとも予想外のものになるかもしれないのです」という“ドレス“からのご託宣が響きます。

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Posted by ブクログ 2023年05月22日

ハリスおばさんが隣に住む男の子ヘンリーが里親からの暴力から救うために本物の父親探しにニューヨークへ。
今回は自分のお金ではなく、家政婦の仕事としてニューヨークに行けることに。ハリスおばさんとバターフィルドおばさんも一緒。

向こう見ずなところはあるけどハリスおばさんの行動力が凄く、ハラハラしつつも楽...続きを読むしい冒険劇だった。

ニューヨークに行けさえすればなんとかなると思ってたら道中から既に一筋縄ではいかない。ハリスおばさんは自分の行動に反省し、悲壮感に暮れることも。
それでもハリスおばさん明るさ、コミュ力に惹きつけられた周囲の人々がなんとか協力しようと動く。前作に続き今作もハリスおばさんの人柄の魅力に溢れてる。読んでいて自然と応援したくなった。

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Posted by ブクログ 2023年09月24日

主人公(私の中ではミセスハリスではなく、昔ながらのハリスおばさん)がニューヨークに行くこと以外、ストーリーは完全に忘れていた。
ハリスおばさんの味方をしてくれる人がたくさん現れて、(そうでない人もいるけど)気持ちよくお話は進む。
モスクワ行きと国会行きも復刊されないかなあ。

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