光岡三ツ子のレビュー一覧
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世界を脅かす脅威から人類を護るためにニック・フューリー将軍によって集められた最強チーム“アルティメッツ"――アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、ハルク、ブラック・ウィドウ、ホークアイ、ワスプらは、様々なトラブルを抱えながらもチームの力を集結し、滅亡の危機から世界を救った。しかし、その1年後、彼らは更なる波瀾の時を迎えていた。主張がぶつかり合い反目する仲間たち……、虎視眈々と彼らを狙う新たな強敵たち……。彼らを脅かすそれらの火種の裏には、邪神ロキの暗躍が……!? そして訪れる最大の脅威を前にして、彼らは再び世界を救う事ができるのか!!
マークミラー版アベンジャーズであるアルティメ -
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アベンジャーズの元になった傑作コミック。エイリアンなどの強敵に対応するためスーパーヒーローを集合させて最強のヒーローチームを作る。その名は、アルティメッツ。蘇った超人キャプテン・アメリカ、雷神ソー、天才社長アイアンマン、ブラックウィドウ、ハルク、ホークアイ。
人間的な欠点を持つが故に対立しながらも、協力して戦う。
ハルクとジャイアントマンの科学者同士のライバル関係やアルティメッツの活動費を作るために商標権を使ってグッズを売ったりする、トニー・スタークが脳腫瘍を患いアル中寸前になっている描写など、マーク・ミラー独特のスーパーヒーローの人間的なリアルな部分を強調したキャラクター描写やエイリアンとや -
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ウィル・コロナ・ピルグリム / デビッド・ミケライニー / ニック・スペンサー / マーク・ウェイド / ミゲル・セプルベダ / ジョン・バーン / ラモン・ロザナス / アンドレ・アラウジョ / 光岡三ツ子4.5 (2)
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Marvel映画のたびに発売されるプレリュードコミックス、「アントマン」編。映画版の前日譚が今回はばっちり載ってくれている。映画本編中で語られているハンク・ピムがアントマンスーツを着て活躍していたころや、スコットが投獄された理由と、まさに映画のプロローグとして読みたかった話が載っているではないか。
インスピレーションを受けた原作コミックのチョイスも、スコット版アントマンの初登場回(ダレン・クロスも登場!)に、原作ハンク・ピムの人柄が一発で分かるエイジ・オブ・ウルトロン#10AI、また映画版のスコットのキャラ元になったかもしれない復活後の1話と原作におけるハンクとスコットを知りたい人にはもってこ -
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ブライアン・マイケル・ベンディス / サム・ハンフリーズ / ジョン・レイマン / アンディ・ラニング / アンディ・シュミット / アーサー・アダムス / ステファン・ルー / ジェイ・レイステン / マイク・メイヒュー / オートー・シュミット / グスターボ・ドゥアルチェ / 光岡三ツ子5.0 (1)
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの面々が他のヒーローとチームを組む一冊。
最初からアベンジャーズとチーム同士で組む最高に盛り上がる作品が二話続きで載っているのがまずおいしい。ガモーラとシーハルクの緑の女性コンビやなかなかお目に書かれない動物ヒーロー集団ペット・アベンジャーズとロケットなどおいしいチームアップが多くて本当に楽しい。ペット・アベンジャーズにいたっては独立して一本話を載せてくれている。楽しい。
ブラック・ボルテックス展開が中途半端に読めてしまう部分は良し悪しあると思うが、ロナンのキャラ性が分かるのでありがたいところではある。 -
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「アルティメッツ」続編。前巻では世間に認められるまでの話であったが、今巻は陰謀との戦いが描かれる。そして、その陰謀によって前巻以上に疑念を読んだり衝突したりととてもどす黒い展開が続いて行く。
アベンジャーズを現代に持ち込んだら、という思想のもと、オリジナル版ではまだできていなかったEUの扱い、刊行当時のアメリカへの風刺を効かせる展開などは前巻よりもよりうまいように思えるので、前巻を読んだ人はぜひこちらも読んでもらいたい。
衝撃度の高い展開が続くのは辛い部分もあるが、ラストの爽快感抜群のシーンにいたるまでの展開はばっちり計算しつくされているので、安心して読もう。
アートの力を明示しているの -
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新章『ブランニュー・デイ』で仕切り直した世界において、宿敵たちとの攻防が描かれる巻。『ブランニュー・デイ3』と本作の間に挟まる話もあるのだが、少なくともブランニュー・デイを読んでいれば特に問題はなさそうだ。
帯にある通り、旧来の宿敵ヴィランたちが動き出すだけでも面白く感じるところだが、「シビル・ウォー」後のヴィラン側への影響や、『ブランニュー・デイ』で増えたヴィランたちが綺麗に盛り込まれているのが面白さがかなりまして感じる理由だろう。旧来の設定をうまく生かした新たなキャラクターも出てくるし、飽きさせない工夫がどのページにもあるので本当に楽しい一冊に仕上がっている。 -
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匿名
購入済み改変した世界の辻褄合わせのためのストーリーなんだけど、簡易版のWhat if見てるみたいで面白かった。
改変してなかったことにすると言う展開自体には反対なんだけど、今回の話は切なくて良かったと思う。 -
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マーク・グッゲンハイム / ゼブ・ウェルズ / マット・フラクション / ジョン・ロミータJr. / バリー・キットソン / ファブリツィオ・フィオレンティーノ / パトリック・オリフェ / マルコス・マーティン / トッド・ナウク / アンディ・マクドナルド / 光岡三ツ子4.0 (2)
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プレリュードとしては、『アベンジャーズ』本編のコミカライズ部分と、『アベンジャーズ』・『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』と『エイジ・オブ・ウルトロン』をつなぐ話が掲載されている。『ウィンター・ソルジャー』の話も取り込みながらやってくれているのは良いのだが、ページ数が少ないので少々物足りない。
一方で、映画のインスパイア元となるコミックの掲載は「ヴィジョン初登場~参入」を描く2話続きの話、ウルトロンの強大さが非常に良く伝わるアベンジャーズ第3シリーズのエピソード「ウルトロン・アンリミテッド」からPart3と4、そして原作版「エイジ・オブ・ウルトロン」の導入部分を描く第4シリーズの# -
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グウェン・ステイシーがスパイダーウーマンとなったら…という、正史世界からすればIF展開に当たる作品の第2巻。正確に言えば、前巻はミニシリーズで、第1シリーズの1巻が本巻のようだが、前のミニシリーズからそのまま話を引き継いでくれている。
おっかなびっくりやっていた印象だった前巻に比べ、正史世界であるアース616から大きく設定を変えた部分が目立ち始め、余計な制約を考えなくなったように思える。このくらい違った方がこのアース65の世界を楽しめると思うので、この点については大歓迎だ。
また、そもそもデビュー作であるスパイダーバースの設定を引き継いで、正史世界と接点があるところも楽しみどころだろう。
その