コージィ城倉のレビュー一覧
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コミックス丸一巻と半分をかけた壮大な序章が一区切りした感じか。
あの近藤が、近藤率いるナインが、見事な成長を遂げた様子に目頭が熱くなる。「この試合の勝敗にはこだわらなくてええ!」(p94)とまで言い切り、あくまでもJOYの為、墨二中野球部の将来の為に「レガシー」(p124)を遺す事を貫き通した近藤は間違いなく『キャプテン』であった。
従来なら牧野あたりとか絶対に怒り出す場面だったと思うのだが、ガッチリと信頼関係を築けているし彼もまた副キャプテンとして大きく成長した一人なんだろう。
そして、いよいよ「男の世界ーーー!」「高校野球だ!」(p122)
墨二歴代キャプテンが勢揃いした墨高。まるで -
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意識すること
あっという間に終わりましたが、今回、一番印象的だったのは、井口と近藤のピッチング練習です。
ゴム紐を使ってストライクゾーンを作り、その四隅をピッチャーの近藤に狙って投げさせる。
意識することで、自分が投げたいところへ投げられるようになる。
意識しなければ、意識しないところにボールが行く。
意識して、体を動かすことが大事です。 -
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まさかの
キャッチャー井口とはまさかでした
昔のキャプテンからは
井口の人間的成長にも驚かされますが
近藤とのバッテリーとは考えもつきませんでした
これから益々楽しみです -
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派閥?デモクラシー?
本巻から、キャプテン編とプレーボール編が合流して、高校野球一本に。
歴代キャプテンが同じ野球部に集まった、なかなか夢のような顔ぶれですね。
本編を読んで、感想は2点
・派閥?
・デモクラシー?
以上について感想があります。
・派閥?
新チームになり、丸井派と半田派の2つの派閥ができたようです。
丸井派は、とにかくスポ根!
強くなるには厳しい練習あるのみ!
半田派は、効率重視。
前回も派閥に関しては少し触れていました。
その時は、副キャプテンの半田は、丸井反対派と同調して丸井の意向に反するようなことをやっているのか?と、思いましたが、そうではなかったようです。しっかりと丸井の意向を伝えて、反 -
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変化が
キャプテン、プレーボールと、大事な試合の展開は勝つにしても負けるにしても、ハラハラドキドキのまさに死闘が描かれる(と、思う)けど、今回は、近藤から佐々木(JOY)への継投から、あ、これ負けるんだなとわかるような展開。近藤が降板したら後の投手がいないし。
近藤の降板が無ければ、最後の9回、ピンチの場面での再登板からの抑えられるのかどうなのかの展開が楽しめたのではと。
後輩を育てるというテーマのもと、中学野球編は終わりみたいだし、全国制覇という展開は初めからなかったのかと。
そして、晴れて近藤の墨高入学
あの登校シーンは、プレーボール1巻の登校シーンを思い出される。
墨谷ニ中のキャプテンはイ -
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ネタバレプレイボールは私の聖典。
で、その続編というかスピンオフというかの2は、1〜2巻を読んで、合わないと思ってやめてしまっていた。
でも面白いという評判を聞いて、もう一度読み直し、今、10巻。
最高に面白い!
まず、主人公である谷口があまりに優柔不断で親近感。彼が普通の高校生に見える。もちろんあのホームランにはビビったけど。
井口もかわいい。すぐ調子に乗るし、ちっとも謙虚にならないところもいい。
半田も頑張っていて、嬉しい。もともと贔屓にしていたので
そして、なんといっても、五十嵐!完全無欠キャラだったのに、2で描かれるイガラシがもう天才小僧で、愛しい。初めて好きになった。
谷口って高校 -
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猛烈キャプテン!がんばる!
谷原との死闘、試合の結果を最後までは見せず、時を飛ばして回想。
死闘というのは試合に勝ったチームの選手や監督もあんなに追い詰めるほどのストレスとは。
そして、その後の谷口の進路。
やっぱりこの作品の世代を超えての主人公、谷口には次の展開が待っている。
次の展開にも期待。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ帰ってきたキャプテン!それだけで感無量。
作中で近藤はいやに’最近の若者には’ということを意識しており、暴力や罵声・強制ではない手法での「文武両道」チーム作りを目指す。
近藤の家庭教師に来たワセダの相木からの影響と、コクガクインの今野の協力でチームはメキメキ力を付ける。
しかもプレイボールで谷口をしごいた’あの’今野が、まさか神社の息子で、その神社で谷口ととうちゃんが特訓をしていたなんて!!大興奮。
近藤世代の夏の大会がはじまる。地区大会・江田川戦が端折られたのは残念だが、野沢菜中もせっかくたくさん練習してきたのに試合が描かれなかった…。
富戸中戦は波瀾の幕開け。試合前の北戸中オマー