あらすじ
全国制覇したイガラシから引き継ぎ、新キャプテンとなった近藤。春の選抜では準々決勝で、ラフプレイから退場者を出し、その後下級生が奮闘するも惜敗。勝てる試合を落とした墨谷二中。しかし長年の課題、選手層補強の手ごたえを掴み、夏の大会での雪辱を誓って練習に励む…!!
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昭和と令和の違い
キャプテン、プレイボール共に昭和の漫画の代表作だと思います。話の軸がどっしりしていて、真っ直ぐなストレートのようなストーリーだけどなぜか飽きない。
2ではその真っ直ぐなストーリーに令和のように多様な変化球が散りばめれているけれど、あくまで軸はストレート。歴代の全キャプテンが同じ高校にいるというオールスター感満載の本作品。凄い漫画だと思います。
Posted by ブクログ
帰ってきたキャプテン!それだけで感無量。
作中で近藤はいやに’最近の若者には’ということを意識しており、暴力や罵声・強制ではない手法での「文武両道」チーム作りを目指す。
近藤の家庭教師に来たワセダの相木からの影響と、コクガクインの今野の協力でチームはメキメキ力を付ける。
しかもプレイボールで谷口をしごいた’あの’今野が、まさか神社の息子で、その神社で谷口ととうちゃんが特訓をしていたなんて!!大興奮。
近藤世代の夏の大会がはじまる。地区大会・江田川戦が端折られたのは残念だが、野沢菜中もせっかくたくさん練習してきたのに試合が描かれなかった…。
富戸中戦は波瀾の幕開け。試合前の北戸中オマージュの瞑想がまた子憎い。
丸井は相変わらず、天井バンバンも健在。むしろ益々めんどくさい人になってるような。
1刷
2021.7.2
やり方、考え方次第
ホント、絵に描いたような効率の良い練習ではあるけど、実際にあのノックは、守る側からしたら怖そうだなと。効率も根性。
そして、お約束のように丸井が出てきたけど、歴代のど直球のど根性と違って、今はレベルの上がった、頭の良いど根性。同じど根性でも、考え方が違いすぎて、丸井は邪魔でしかないなと。
あんなにペシペシ叩きまくるシーンも全く不快だし、それにビビってサラッと負けさせられた野沢菜中ナインは可哀想だし、前作でも、例えOBでもベンチに入っちゃダメって審判に注意させてる、されてるのにベンチに入るのも不快。
原作リスペクトの続編ですね
別作者が本家の絵柄やストーリーにあわせて続編を描かれていて、これはこれで良いとは思いますが、往年のファンはあまり良い顔はしないかも知れませんね。
ただやはり、この間、学校スポーツをめぐる環境もかなり変わっていますので、個人的にはもっとアップデートした内容の方が良かっただろうと感じたのは事実です。