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時は昭和30年代前半。まだ週刊漫画雑誌もなかった時代…既に時代の寵児となっていた“漫画の神様”手塚治虫に人知れず挑み続ける一人の漫画家がいた!!海徳光市。月刊誌に3本の連載を抱える、そこそこの人気漫画家である。海徳は、手塚治虫と同じ歳で、表向きは「手塚って、つまんない漫画いっぱい描くよなあ」と批判しつつも、裏でこっそり手塚漫画をコレクションする。そして、手塚がアレをしていると聞けば、自分も真似をし、コレをやっていると聞けば、それに挑戦してみる。
どこまでも手塚治虫を“勝手にライバル視する男”…海徳光市の奮闘記!!
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Posted by ブクログ
マンガ家が自身または他のマンガ家やマンガ史を書く「マンガ家漫画」のさらなる発展系。昭和30年代、漫画界は天才、手塚治虫を中心に回っていた。その世界で月3本の連載を抱えていた中堅マンガ家、海徳高市はその手塚に強烈なあこがれを持つ。しかし、同業者としてのプライドが邪魔をして、そのあこがれを人に言えず、逆にありもしない「憎き手塚」の意見を並べるのであった。
手塚に憧れ、手塚の真似をしたい気持ちと、それを声高に叫べないプライド。本書は海徳の中で相反する手塚への意識を通して、語られる手塚治虫の偉人伝マンガだ。
普通人である海徳の目を通して見た、手塚の人間離れした仕事量に驚愕する。月10本以上の連載に加えて、はじまったばかりの週刊漫画誌にも連載を持ち、アニメ界進出、さらに医師博士号を目指し、その合間に結婚。走り続ける天才を勝手にライバル視する主人公の追いつくはずのない旅がはじまる。
この人物は実在しないらしいです
「この人物は実在した!」と何度も書かれているので、そのつもりで読んでいました。
モデルは誰なんだろうと思い検索してみたところ、作者のインタビュー記事に当たり「モデルの人物はいない」とのこと。
「そこは僕の推理では「いた」なんですよ。」らしいです。
漫画としては面白かったのですが、なんだかそのことで白けてしまいました。残念です。
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