【感想・ネタバレ】チェイサー 6のレビュー

あらすじ

漫画の神様・手塚治虫を追跡した男、終幕。

海徳光市が少年サンデーにおいて新連載に挑戦すべく準備中に、手塚治虫は少年チャンピオンで同じく週刊連載をスタートさせる。
その名も『ブラック・ジャック』――!
対する海徳が始めた驚きの連載作品とは!?
“漫画の神様”をひたすら追跡(チェイス)し続けた男が万感のフィナーレを迎える…死ぬな海徳!
漫画界に幸あれーー!!!

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さわやかな読後感

手塚治虫をライバル視し、その都度打ちのめされ、それでも少年誌では一度は勝利した主人公だが復活した手塚の圧倒的才能の前についに何も書けなくなり長いスランプへ
しかし編集や子供たちの助言もあってようやく生み出せたキャラがスマッシュヒット!
そうか、のちのサンデーの大看板はこのキャラの遺伝子から生まれてきたのか(笑)
ラストは手塚先生ふうのさわやかな、ちょっとイイ話な読後感があって海徳センセイがいまだ健在なのも嬉しかった

#笑える #ほのぼの #癒やされる

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2023年09月11日

Posted by ブクログ

完結。手塚治虫さんの動向を見つめ、影響を受け、
実力を認めつつも何とか追いつき追いこしたいと
苦闘を続けた海徳光市の旅がついに終わります。
『ブラック・ジャック』『三つ目がとおる』など、
まさに自分がしっかり触れ始めた頃の手塚作品が
メインになったエピソードだけに、感慨深かったです。
当初は「手塚チェイサー」作家のドタバタを
コミカルに描いているという印象でしたが、
手塚作品を通して日本の文化史とマンガ史を俯瞰した、
「ひとつの時代」を描いた作品でもありました。
もう一度、そういう視点で読み返してみたい作品です。

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2019年04月04日

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