いがらしみきおのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
書店でふと見かけ、何の気なしに通過したものの、やたら気になって数歩戻る。タイトル、絵確認。田中直樹の顔。著者。おお、いがらしみきお!とのことで衝動的にレジに向かうことになった漫画本。「ぼのぼの」のアライグマくんが旅に出た、というのを最近聞いて感慨深い気持ちになっていたのを思い出しつつ、ページをめくったところ、とろけた。もう脱帽。降参。頬がゆるみっぱなし。超カワイイけれど、かわいいだけではなく。フンティーとレポンちゃんがあまりに楽しそうなので、自分もそこに参加して、吠えたり登ったり降りたりがっかりしてみたりできるものならしてみたい。いがらしみきおの本にいつも、漫画を読むことの幸福を思い知らされる
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購入済み
アライグマとたぬき
しっぽの縞模様はアライグマの証拠。
他の作品では、縞模様つけてたぬきと称してますが、大間違い。
アライグマは外来駆除種なので、駆除の対象となります。
猪同様、農作物に悪さをするらしい。
霊長類じゃ無いけど指がきちんと5本あって結構器用。
その辺も上手く描いてます。
お好みで。
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Posted by ブクログ
イ・ランもいがらしみきおも、どちらも好きな作家なので嬉しい。
韓国、日本と遠距離での文通のやり取りをまとめた本なのだけれど、今LINEやSNSのようにオンタイムでやり取りが可能になってしまう時代だからこそ、文通って素敵だな〜〜と思った。イ・ランさんは知的好奇心がとても強く、この世の色んな事を知りたい、感じたいって熱量がある人なのだなと。その熱量の球を、優しく受け入れるいがらし先生の大人の余裕、というか人間力…
世代も、国籍も、性別も違う(生まれ育ってきた環境もしかり)2人の手紙のやり取りからは、お互いアーティストとして、1人の人間として尊敬し合う純粋な感情が伝わってきた。