【感想・ネタバレ】かむろば村へ 1のレビュー

あらすじ

主人公・高見武晴は、「金アレルギー」を患った為に銀行をクビになり、東北地方にある「かむろば村」へ移住してきた。彼はこの寒村で495人目の住人として、農業をやりながら金を一切使わないで生きていこうと決めた。だがその村は、
●自他共に認める「神」の老人
●子供ながら超常的な力を秘めるその孫
●異常に世話好きな村長
●この上なくゲスなヤクザ者
●病的な嘘つき女子高生
などなど、不思議な現象と濃い住民たちが集まった異世界のようであった。高見は持ち前の無鉄砲さと酒乱の癖のため、散々周囲に迷惑をかけながら生きていくが……

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ちょっと変わった村へ引っ越してきた若者を主人公として描かれたお話。
それなりのドラマはあるのだけど、全体としては淡々として進む。
神様らしきキャラのおじいさんが出てきたりと若干不思議なお話となっています。
話全体は何となく「やめられないとまらない」といった感じで面白いです。
人の人生というものが思い通りには行かないけれども、進んでいくものだということを不思議と納得させてくれる「なかぬっさん」が味わい深いです。

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2016年04月05日

Posted by ブクログ

映画化するというので買いました。
7年前の作品で、新品だが初版。
これを機に手に取る人が増えればいいなー。

主人公キライかもと思ったが徐々に好きになってきた。
謎だらけのかむろば村、続きが楽しみ。

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2014年06月26日

Posted by ブクログ

過酷な銀行員生活で金アレルギーになった男が田舎に移住し、金を使わない田舎生活を周囲の人たちに支えられながら過ごす。どのキャラクターにもしっかりした個性が感じられ、たまらない。大好きなマンガ。このひとは不穏な空気、悪い予感を描くのが突出して上手い気がする。

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2014年02月16日

Posted by ブクログ

トビー・フーパーの「悪魔のいけにえ」は、アメリカの田舎が舞台のスプラッター映画だけど、これを読んでそれを思い出した。エド・ゲインとか田舎ってなんとなく怖いよね。アメリカみたいに1人2人とかとんでもない怪物が潜んでいるのとは違うけど、日本の田舎って独特な、閉鎖的な、コミュニティとか形成してたりするから案外侮れない。っていうか、物語が生成される素質あるよね。阿部和重さんの「シンセミア」っぽくなるのかな…?だとしたら、期待!!

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2012年07月02日

Posted by ブクログ

人間の恐ろしい部分を、破れたティッシュでくるんだような作品。
随所で覚える戦慄がなぜか活力になる。

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2012年04月01日

Posted by ブクログ

不思議な作品。
金アレルギーの都会の青年が一銭も使わない生活を求めて田舎に引っ越すんだけど・・・
その田舎がすごい変なところ。

ジャンル分けできない不思議な面白さに満ち溢れてる。
田舎の不思議さにクスッとしたりゾッとしたり、
主人公の失礼さを通して多少教訓めいたりもするんだけど
どれも本筋じゃない
ほのぼのとかハートウォーミングとか癒しっていうものとも遠い。
既存のジャンルとジャンルの間を行こうとしてるような意欲を感じる。
とにかくこういうのは読んだ事ないって読後感で衝撃的。

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2011年05月21日

Posted by ブクログ

ジヌよさらばの原作ということで。読んでみた。
田舎ならではの不文律でおかしげな常識、わかるけど、こんな村ないよねぇ。ファンタジー。

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2015年04月07日

Posted by ブクログ

お金アレルギーの元銀行員・高見は、かむろば村で新しい生活を始める。
やることなすこと全てがどこかズレている高見を、それでも村人たちは温かく支えるが……。

全4巻。
村長選挙後のエピローグが打ち切りっぽさを匂わせる。

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2014年01月13日

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