小綱実波のレビュー一覧
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素晴らしいの一言です。外伝はヨセフ、ルーカス、ディルクがメインのお話。本編からヨセフがルカに対しての想いが描かれてましたが無事消化でき嬉しいです。まさかのツンデレ坊ちゃんのヨセフがここも積極的だとは。ルカのお話はいつも泣かされます。
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レオリーノファミリーのショックがまだまだ尾を引いてますね。男どもがレオママに叱責されてるのがお笑いです。あと天然無垢のレオちゃんが何度も殿下のお腰にものに大層気にかけてる様子に笑いが止まらない。まして従者の者にお口でするやり方を真剣に質問するという暴挙に。ショートストーリー全て素晴らしいけどやはり宰相殿とテオドールのお話が1番びっくり。
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酷い人間関係模様に読む手が止まるかと思いました。今回ヨアヒム王が出てきたけどほんと彼のお話がすごかった。たくさんの人を苦しめた前々王と前王。その呪縛に縛られるグラヴィス、ヨアヒム親子。今回もレオリーノ君はボコボコでした。でもほんと勇気ある人。お話はこれで完結しましたが、特別編も楽しみです。
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購入済み
イオニアにとってルカはかけがえのない存在で、そこには愛があった。でも死んでしまってそのことはルカには伝わらず。でもレオリーノも虚弱なのに芯は強いのでよく頑張ってます。エッボとの出会いは本当に迫力があってすごかった。最後のイオニアがルカにあげた大剣のお話は涙なくして読めませんまん。
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購入済み
等身大の愛
本編の主人公であるレオリーノの護衛役であるヨセフの恋のお話です。
王族であるグラヴィスとそれと同等の地位で育ったレオリーノの、神秘的で運命的な愛を描いたのが本編であるのに対し、こちらの外伝は、地に足のついた、等身大の愛のお話となっています。
異能の力や過去の記憶といった神秘性は一旦置いておいて、人間としての泥臭いながらも誰かを大切に想う感情が、それぞれの登場人物ごとに描かれています。
共感という面では、むしろこの外伝の方がリアルに心に刺さってくるものがあったように思います。
何より、自分の大切な人を守るためにひたすら自分を犠牲にしようとする登場人物たちそれぞれがとても愛おしく感じられ、そ -
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前作(背中を預けるには)にどハマリし、小綱先生が描く世界観のファンになりました。新刊が発売されるとなり、早速購入して読み始め。今回は少し世界観というか設定に入るまでに時間かかりましたが、気付いたら最後のページを読んでいて、あっという間に読み終わってました。気になるところで終わって、早く続きが読みたい。次巻が待ち遠しいです。
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購入済み
壮大で重厚
背中を預けるには にどハマりし、その勢いで読んだこの作品。あの作品とは異世界ものとしての括りは同じでも、描く世界は全く異なっています。設定があまりにぶっ飛びすぎていて、最初は理解が追いつかず戸惑いましたが…そこはさすが小綱先生、表現の説得力からどんどん引き込まれ、結局徹夜する羽目となりました。
現代のNYから、一気にギリシャ神話?の世界へ。壮大で重厚、かつ緻密で哲学的な世界観が広がります。しかし、主人公はあくまで読者である私たちと同じ視点で理解を進めていくので、最後までこの世界観を手放すことなく読むことができました。
うーん、ほんと、小綱先生の頭の中は一体どうなっているのか…ただただリスペク -
Posted by ブクログ
凄い作品だ・・・。
なろうで完結まで読んで、この作品にどうにかお金を払いたいと思って、当時2巻まで出てたので即購入した。続きも全部買ったし、ちょうど5回目を読み終わったので感想を書いとくことにする。
現時点、なろうの掲載は無くなってるんだけど、重厚なストーリーのBL読みたい人は読んでほしいなー。買う価値ある。
過去の戦争で敵の策略により無念の死を遂げたイオニアの記憶を持って生まれたレオリーノ。でもそのままの転生のように記憶を持ってるというより、未練の残る部分を夢で繰り返しトレースして知った、みたいな感じ。なので、イオニアの記憶は持ちつつもレオリーノとしての経験や知識が本人を構成してて、イオニ -
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素晴らしすぎる
本当に素晴らしい。既刊すべて最高でしたが、この番外編が1番好きです。全人類読んでくれ。想像通りの結末にほっとしつつそこに至るまでの過程がとてもよかった。ありがとうございます!!