小綱実波のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
作者様の前作「背中を預けるには」にて作者様が描く登場人物と物語に心臓が鷲掴みされた一人です。また作者様の作品はキャラの作り込みがしっかりされているため登場人物で混乱することはありません。それも佳き点の一つです。
新作を、全巻出るまで待つつもりでしたが、我慢できず手を出しましたw
とっっっても面白かった! 一気読みー! ギリシャ神話を知っているとさらに面白さが増す作品ですが、知らなくとも愉しめます。ドキハラ展開が畳み掛けるように次から次で、ラスト手前の楽園に辿り着くまで読む手は止まりませんでした。
主人公くんとその異世界転移に巻き込まれた仕事仲間くん。そんな2人にこれでもかと吹き荒び続ける神々の理不尽、人で無しの描写が真面目に怖かった。
しかも異世界から現代へ転移していた、獣神の息子くんだけが英語での意思疎通はできるものの、その他の者たちとは言葉が通じない。そんな展開の中、その仕事仲間くんのキャラにホッとさせられました。彼の異世界知識にはプッと笑ってしまいましたしw
そんな仕事仲間くんの無事を、巻き込んでしまった主人公くんは常に気にしますが、それがこちらにも伝染しました。拝読中、彼の記述が無いと、あれ、今どうしてるの、無事なのかな、と主人公くんが獣神の息子くんといちゃらぶ中でも、ふと彼のことが気に掛かったりもしてw
1巻ラストがーーー この展開で次巻って、もう不安しか無い… このパターンを予想していたにも関わらず、読んでしまったのだから、この不安は自業自得ですw 次巻はよ、と日々願うしかありませんw
挿絵ご担当が大好きな絵師様! またいつもの安定した美しく繊細な筆致で魅せて下さり、もうもう大満足です。表紙絵も落ち着いた色合いの素敵な相対図ですし。次巻も心待ちに。 -
ネタバレ 購入済み
良かったです
とても読み応えのある本編、読了。
主軸であろう裏切り者の断罪と戦争の決着、また別の真相も明かされます。
レオリーノは心身の問題もあって矢面には立てないので視点的に仕方ないのですが、裏切り者を断罪するまでと戦争に決着が着くまでの展開はあっけなく感じます。先に記述した「別の真相」というのも、ある程度はこれまでのお話の中でも察することはできましたが、それ以上の内容が1つの場面で明かされてしまうので、その展開の速さと内容の重みが合わず、多少私の気持ちが置いてきぼりになった感は否めませんでした。
抱え続けなければいけないことや、結末に行き着くまでに起こった悲惨なこと、年齢差や2人分の記憶を持つことで心身への負担が大きいレオリーノの寿命から考えられるグラヴィスと過ごせる時間、ファノーレンの未来を思うと、切なさも同時に感じるハッピーエンドです。 -
ネタバレ 購入済み
2人の関係性
1巻に続き、2巻目も1日で読み終えました。
1巻目の事が迫るジワジワ感を引き継ぎながらも、登場人物達の善悪問わない人間性が見えてくることで行動の意味や意図を図る面白さがあったり、レオリーノの精神面の変化だったり、それぞれが動き出したり、本音が見え隠れしたり、話の主軸でもあるイオの記憶にも大きな展開があったり、と色々なことが動きます。
レオリーノとグラヴィスの関係性にも、特に1巻で焦れていた方には「やっと…!」と思えるような大きな進展があります。ストーリーの重厚さが好きな私にとっては心地よい焦れではあったので、3巻まで引っ張るのかと思っていた分、むしろ2巻でここまで進展があると3巻ではまた違う壁が出てくるんだろうな…と予想しています。
2巻は1巻に比べると、主に2人の関係性が焦点の進展だったかな、と感じました。この2人の関係性が進んだことで、いよいよ「裏切り者」や真相を明かすために動き始められる直前……ということろで終わったので、3巻ではその真相と2人の関係性の終着点がどうなるかが楽しみです。 -
購入済み
読み応え〇
内容に厚みがあって読み応えがありました。全体的に見ると、この厚み(というか文字数というか長さ)とストーリーの進行が釣り合っていない、つまりなかなか展開しないな~と感じられる方もいるかもしれません。個人的には、様々な思惑、過去と現在、国内外で見え隠れする影、レオリーノの気持ち、それぞれが交差するため場面などが何度も変わるのですが、その割にはとても読みやすかったです。また、ジワジワと事の始まりが迫ってきている感覚になり、意味のある長さなんじゃないかなと思います。突っ込みどころや気になるところもありますが、それ以上に"続きが気になる"って感じで読み進められました。
ちなみに1巻は、レオリーノの美しさをとにかく叩き込まれ、イオとヴィーの過去に触れ、登場人物達の関係性などが描かれ、2巻以降に繋がる伏線やフラグを張り立てていくような巻だと思います(1巻読了時点)。
2巻以降からいよいよ動き出す…!(のかな)という終わりで、読み応えよりも2人の恋路のアレソレを!と思う方にはあまり向かないかもしれません。
逆に、主人公の成長や悩みもがきながらも努力する姿、国絡みの複雑な陰謀、前世の記憶や立場etc.で焦れ焦れな展開、などが好きな方はお好きかもしれません。
まだ2.3.番外編集と続くので気合い入れつつ、最後まで読み続けられることに期待してます。 -
ネタバレ 購入済み
短編集てきな
番外編なので、過去のお話もその後のお話も色々有りました。適度な長さで、でも盛り沢山です。私はイオニアの実家をレオリーノが訪ねる回があったのですが、ぐったきました。泣きそうになっちゃった…切ないです。あとはいかにイオニアの存在が大きかったのかを思い知らされる回が多いです。続きが気になるものもチラホラあったので、スピンオフありかな?!
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ネタバレ 購入済み
エロ成分多め
続編です。かなりエロ多め。レオリーノ君の儚げ+健気+無自覚エロが炸裂です。場面によっては延々とエロが続くので、どうなんだよって思うところもチラホラ…でもその間でもお話は進みます。イオニアの記憶がある事が白昼に晒されました。どうなるか…続きが楽しみです。
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購入済み
泣ける
過去のこと、過去があったからある今の日々を、ディルクやルーカス、テオドールの視点で書かれています。もちろん、レオリーノとグラヴィスもたくさん出て来ます。レオリーノが、イオニアとディルクの父と再開する場面は涙が止まりませんでした。個人的にディルクが好きなので、彼の恋の行方が気になります。
ひとつ気になる点としては、レオリーノ5歳とヨセフ8歳から目を離したのは大人の責任だと思います。たくさん従者がいる家で、その話しはリアリティがなかったと思いました。 -
購入済み
背中を預けるには
ムーンで連載されていたものと知らずに購入しました。
主人公が前世の記憶を持っている(自我は別)タイプの転生物です。
電子書籍で読んだため本の厚みはわかりにくいですが、なかなかのボリュームでした。
話も三角関係の恋愛だけに留まらず、周辺国との外交や内政など設定が盛り込まれていて読み応えがありました。 -
購入済み
BLを初で読む人はまずはこれ!
作品を選ぶ時にまずR18シーンの基準値を絶対に高く設定されている方はこの一巻目はもの足りなさ過ぎるかもしれませんが起承転結がしっかりして、細かな設定がおりこまれてて、ストーリー重視の次の巻がとても楽しみになる作品です。
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Posted by ブクログ
やっと2巻目読み終わりました。分厚かったけど今回はメイン2人が心身ともに結ばれるまでがとても丁寧に描かれていたので、満足感がありました。
中世欧州の王国を舞台にした転生ファンタジーものでありながら、ツボもきちんとおさえてくるところがナイス。
私的ツボは、イオニアを過去の想い人と割り切って、しっかりレオリーノに向かい合い、彼自身を愛していると自覚しているグラヴィスの気持ちです。
レオリーノもきっかけはイオニアだとしても、グラヴィスを好きになったのは自分自身なので、今ここにいるレオリーノを愛してほしいと強く思っていて、そんな二人の気持ちがぴったり重なったシーンが萌えでした。
もう一つはやっぱり体格差と年の差です。破壊力ありました。
結ばれるシーンでは、18にしては幼すぎて超めんどくさい相手に対してむしろ愛と執着を見せるグラヴィスの性癖に萌えました。
レオリーノは無自覚に小悪魔で、経験豊富そうなグラヴィスを翻弄しているのが面白かったです…
恋愛以外の重要なストーリー要素として、裏切り者探しがあるのですが、こちらもレオリーノがイオニアの記憶をグラヴィスとようやく共有することができて進展のきざしが見えてきました。
箱入り息子は親の許可をもらって嫁に行くことができるのか、黒幕は果たして誰なのか、気になりすぎです。 -
Posted by ブクログ
やっと1巻目読み終わりました。…P479あって、2巻も3巻もこの分厚さでなかなかの難関。
なろう系の作家さんだと知り、とても興味を持ちました。中世欧州の王国を舞台にした転生ファンタジーもので、好みの設定とストーリーでした。
かつては愛する将軍を護るだけの腕前と力がある勇者で彼のために戦死したイオニアだったのに、転生した先がものすごーく過保護に育てられた箱入り息子で、めちゃくちゃか弱い絶世の美少年だったところがツボでした。
とにかく絵に描いたような深窓の令嬢なんですよ…
まだ10代で世間知らずでピュアで、まっさらな心の持ち主で、しかも稀にみる美形とか心配する要素MAXで、ほんとにハラハラさせられました。アウグストやマイア、そしてお兄ちゃんたちの気持ちに深く共感。
一方の将軍グラヴィスはイオニアに恋情を感じていた時には年下攻だったのに、転生したイオニアとは逆転して年の差攻に。これもかなりのツボでした。ストーリーはすごく長いけどその分2倍楽しめました。
しかもグラヴィスずっとイオニアを忘れられず、心が荒むほど長年に渡っての執着がすごすぎてヴィー!!と呼ばれたら迷うことなくすっ飛んでいくのもキュンポイントでした。
レオリーノは夢と現実が交錯するうちに、どんどんグラヴィスとイオニアの関係性を幼いなりに理解していて、特にすごいのが性的なことも夢から教えられてるという…ちゃんと伝わってるのもすごい。箱入りだから襲われる状況には無縁かと思ったら、各方面から襲われ過ぎだったのにはびっくりしました。貞操の危機がてんこ盛りだった…!
レオリーノは身体は軟弱だけど、精神的には早く自立した男になりたいと思うような強さもあって、危なっかしさもありながら成長を期待できる子だなと感じました。
ストーリー的にはどんどん次が読みたくなる展開でとても面白かったのですが、難を言えば冗長すぎというところかな…伝えたいことが全部描かれて過ぎていて、読者に想像したり妄想したりする余地を与えてくれてないような。ちょっと伏せておいてくれたら、そこは夜眠れないくらい妄想がめいっぱい膨らむのに~と思う腐女子です。
私的には、登場人物の家系図がとても素晴らしくて相関関係とか考えるのが楽しかったです。
読後気になって探したら、センセご自身で書かれた相関図があってとても助かりました!
続きもさっそく読もうと思います。