トンケ・ドラフトのレビュー一覧

  • ふたごの兄弟の物語 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ふたごの冒険、そしてそれぞれの道。

    ラウレンゾーとジャコモは、難破してある島に辿り着く。そこではふたつの派閥が対立していて、外から来た人を王にして統治を目指していたが——。そのほか、ラウレンゾーが騎士と呼ばれてお姫様に会う話や、ジャコモと伝説の指輪の話など。ジャコモが弁護士に適性を認められるのがなるほど。色々なものを見てきていて、弁も立つものな。

    0
    2024年05月19日
  • ふたごの兄弟の物語 上

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ラウレンゾーとジャコモ、ふたごの冒険の日々!

    見た目がそっくりのふたご、ラウレンゾーとジャコモ。入れ替わって学校に行く幼少期のエピソードはふたごあるある。大人になって道が別れ、ラウレンゾーは貴金属細工師になるけど、ジャコモは盗賊に弟子入りしてしまう。親方のヤノスが意外といい人。泥棒の技を身に付けたジャコモだが、泥棒にはなろうとしない。しかしコツコツ授業するタイプでないジャコモは冒険を好み、旅を楽しむ。ふたごの違いと時に1人、時に2人で挑む冒険にワクワクして読んだ。

    0
    2024年05月19日
  • ドアのむこうの国へのパスポート

    Posted by ブクログ

    作家の家には謎めいたドアがある。ドアのむこうへ行くには特別なパスポートを持った人しか入れないという。作家と手紙を交わしながらパスポート申請やビザを作成していく中でクラスメイトとの関係も深まっていく。

    あらすじ見て面白そうと手に取った本。
    作家からの課題に取り組む子どもたちと先生のやり取りが微笑ましく、ついにドアの向こうへ行けるという皆の高揚感が伝わる。
    最後まで読んであたたかい気持ちに包まれた。

    最後に書かれていたのは作家の実際の経験に基づいてできたお話だそうで、2人の出会いやエピソードが素敵だった。

    0
    2023年07月25日
  • 王への手紙 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    上巻から一ヶ月経っての下巻…カタカナの名前たちを忘れてしまい…なかなか読み進められなくなった(目次あたりに登場人物紹介とかあればなぁ)。又、“ピンチに陥る→なんとなく敵と思われた人がティウリの状況を察してくれる→助けてくれる→先に進む”みたいな流れがよめてしまう。でも、物語の終わり方はおもしろかったかな。。

    0
    2021年03月01日
  • 白い盾の少年騎士 下

    Posted by ブクログ

    王への手紙の続編だな、と気づき、ようやく手に取ったとき、既に王への手紙の記憶が薄れていたことに気づく。

    登場人物紹介を見て、スーっと勢いが冷めた。
    やばいやばいやばい。
    全部忘れてるわ。
    ティウリ、ピアック以外は、隠者のじいさんと偉い王様が双子だったことしか覚えていない。
    読めるのか、こんなに難しい人名がウジャウジャいる本が。。。

    案の定、前半は二種類の地図と、人名紹介をひたすら読み返しながら、慎重に読んだ。
    やはり全部忘れていたが、いろんな人物が行方不明になっている、というストーリーのおかげでなんとか読み進めた(それもどうなのか)。

    途中でヤロが出てきた時、あっ、この人覚えてる!と閃い

    0
    2020年02月28日
  • 踊る光

    Posted by ブクログ

    現代にミュージシャンはいるけれど、吟遊詩人はいるのかしら。あれこそ、おとぎ話でしか見ない存在だと思う。

    昔話です。
    昔話を底にした物語なんだけど、実に昔話。
    このまま語りに使えそうなぐらい。

    0
    2015年03月12日
  • 七つのわかれ道の秘密 下

    Posted by ブクログ

    階段屋敷に囚われた相続人の少年。屋敷の宝を探せるのは、その少年だけなのだ。そこに家庭教師としてやとわれたフランス少年。謎に包まれた屋敷から、少年を救いだす。

    謎の馬車が現れたりするので、中世辺りの話かと思って読み始めたら、現代の話でした。ボウソウゾクが出てきたり、最初のうちは状況を理解するのにちょっと戸惑いました。上巻の途中から、面白くなってきます。物語の世界に入り込めない子どもには、お勧めできないかな?

    0
    2012年12月13日
  • 七つのわかれ道の秘密 上

    Posted by ブクログ

    小学校の教師のフランス先生は、子どもたちに冒険話を語って聞かせ、子どもたちに楽しみにされていた。ある晩、自分が出した覚えのない手紙の返事を受け取り、手紙の謎を探るうちに、奇妙な冒険の世界に引き込まれていく。

    どこまでが現実で、登場人物がどこまで知っているのか、教え子たちは何を知っていて、何を知ろうとしているのか。謎が謎を呼び、フランス先生は冒険の世界に引き込まれていく。

    0
    2012年11月27日
  • 王への手紙 下

    Posted by ブクログ

    騎士を志すティウリが、巻き込まれた使命を果たすため託された手紙を届ける後編。テイウリの純粋さが愛しい。もう少しハラハラしたかったかな。

    0
    2012年09月19日