マルクスのレビュー一覧

  • 資本論
    資本主義では全てのものが商品になるという
    交換の大原則は等価交換である
    しかし現実には得をする人間と失う人間がいる

    労働力の圧縮
    絶対的余剰価値は労働時間を増やすの
    相対的余剰価値は必要労働時間を縮小して同時間働かせる(生活費、労働力の再生産費、を下げる)
  • 共産党宣言
     この宣言は1848年に共産主義者同盟の綱領として発表された。高度経済成長を背景に「一億総中流」社会を経て、真自由主義による貧富の格差が進み、さらに階級の固定化がじわりと進んでいるこの社会を見て、彼らならどのような分析をするのだろう。
     この宣言を手に取る読者は皆、そう思うのではないだろうか。
  • 資本論
    100分de名著に取り上げられていたので、概要だけでも…と。
    本体を読む根性が無かっただけだけれど^^;

    内容は分かり易い。

    資本主義の悪ばかりを強調すると現実逃避になるだけ。理想論に拘って現在を破壊して立て直すのではなく、現在を受け入れて軌道修正しつつ良い方向に向かえれば。と思う。
  • 新編輯版 ドイツ・イデオロギー
     「大洪水の前に:マルクスと惑星の物質代謝 (斎藤幸平著)」と「コモンの再生(内田樹著)」からの流れで本著を手に取った。
     本著138頁からの{84}a=[40]の節、「こうして、ここに、自然発生的な生産用具と、文明によって創出された生産用具との差異が際立ってくる。(中略)第一の場合、つまり自然発生...続きを読む
  • 共産党宣言
    マルクス、エンゲルスの意図を知るために読んだ。

    誰かと対話した時、これをその通り受け止めて活動している人間か、その人の既得権益を守るためにこの書物の知名度を利用している人間かを見分ける土台を作るきっかけになったと思う。
  • 賃労働と資本/賃金・価格・利潤
    マルクスの資本論の前に読むかあとに読むかで理解が違ってくるかと思う。自分は前に読んだ。
    この本を読むことで、マルクスという人がどういうことを主張していた人なのか、なんとなく理解できたので、資本論も入り込みやすかった。
  • 経済学・哲学草稿
    初マルクス。
    言葉は平易だが、内容は難しい。
    この本はある程度マルクスを読んだ人が読むものではないか。音楽で言うとブートレグ版みたいな。もうスタジオ・アルバムやライブ盤は一通り聴いていて、なんでもいいから新しいものを聴きたい人が手に取るもの。
  • 賃労働と資本/賃金・価格・利潤
    初めてマルクスの原典は初めて読みました。
    経済学の一端として始まったんだと思うけど、普通の学者と違い、行動に移すというところまで行くというのがいかにも個性的。思弁から脱却すること自体が自らの思想を表現したかのように思える。
    内容は局所的に理解できるものの、体型的ではないので全体像を作れるほどではなか...続きを読む
  • 資本論
    『資本論』を漫画化したものではない。
    100年前の英国を舞台にした劇画のなかで、資本論の重要な用語の解説しながら社会の仕組みを考えさせる。
  • 共産党宣言
    非常に有名な本なので、内容には触れないが、これまでに多くの日本語訳がある。訳文そのものの評価はできないが、本書には、「宣言」の各国での受容過程を窺わせる序文や同志との書簡のやり取りが併せて収録されており、また詳細な解説も付されている。
    本文の理解はもとより、古典たる本書の時代背景や現代的意味等を更に...続きを読む
  • 共産党宣言
    "この本の出版されたころの時代背景を考えながら読んでみた。世の中をきれいに2つにわけようとするのは一神教の教えからだろうか?
    現在でも共感できる部分もあるが、不明な部分もある。当時の時代を学ぶ必要があると感じた。"
  • 共産党宣言
    二元論を軸に階層格差について論じ、
    階層の廃止を訴え、来るべき未来やあるべき社会を描き…
    迸る情熱とアジテーション、その後の歴史を大きく揺さぶったことが頷ける。

    しかし階層を乗り越えるための方法論が闘争的に過ぎるなど、現代の、また社会主義・共産主義国家の存亡を歴史の一部としてしか知らない身としては...続きを読む
  • 資本論
    物語としてはマアマア。資本論の漫画は何冊か呼んだけど、スーパーマーケットの闇が説明されていたのは新発見。
  • 資本論
    資本主義を全く理解していなかったので入門として読みましたが読みやすかった
    この漫画で少し興味が持てたので少しずつ細かい本をこれから読んでいこうと思いました
  • 共産党宣言
    今日までのあらゆる社会の歴史は階級闘争の歴史である。ブルジョア(雇用者)と労働者階級。社会は革命によって古い階級を新しいものに置き換えただけ。
    ブルジョア階級は支配を握るに至ったところでは、封建的な、家父長的な、牧歌的な一切の関係を破壊した。彼らは人間を血の繋がったその長上者に結びつけていた色とりど...続きを読む
  • 経済学・哲学草稿
    マルクス26歳の草稿とのこと。
    「私有財産の否定という人間主義」という共産主義。

    ヘーゲルを読みたい。
  • 共産党宣言
    【読書その84】本当に恥ずかしながら初めて共産党宣言読みました。初版が1848年とのことですが、170年近く経っているのにその新鮮さは凄いですね。
  • 共産党宣言
    現実世界に大きな影響を与えた書であるが、人間はそこまで自律していなく与えられないと、または、命じられないと何もしない怠惰な者が僕も含めて多数な為理想的プロレタリア社会にはなりえなかった⁈
  • 共産党宣言
    短いので一気読み。経済学の知識はゼロに等しいので内容には触れられないし理解しがたい個所も多々あったが、それでも今読んでも得心しながら読める感があった。訳文が上手いのか。
  • 共産党宣言
    ”今日までの社会の歴史は階級闘争の歴史である”という冒頭の一文から、そこまで言い切ってしまえるものかという疑問が湧く。私も雇用されていた時分の感覚を思い返してみても、なかなか書かれている内容が腑に落ちる部分は少ないのが正直なところ。
    所謂古典と呼ばれる部類の書物(しかも現実世界に多大な影響を及ぼした...続きを読む