河﨑秋子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ某YouTubeで北海道の書店さんを巡っている映像に映り込んでいた、美味しそうな装丁に惹かれて手に取りました。
コンサルの方ってなんか勝手にモデル体型でめっちゃクールなイメージありましたけど、こんなパワフルなコンサルさん素敵すぎる。
本人のバックグラウンドとか家族の関係とか、全てを語り切らないところがまた素敵。
そして問題の解決の仕方が素晴らしい。
そんでもって、ご飯の食べ方が本当に素敵。日々なんやかんやで食の乱れた私は気持ちのいい食べっぷりにニコニコしてしまいました。
これ、続刊ないのかしら…まだずーっと読んでいたい世界でした。楽しかったー! -
Posted by ブクログ
若い女性が狩猟雑誌を見かけて興味を持ちハンター(女性なのでハントレス)になる、というとライトな表現だけれど、主人公のマチがしっかりしすぎてだいぶただものでない。
北大のシーンなど読みながら景色が浮かんできて、主人公の家が円山の極太で(親が老舗菓子店の専務やらオリンピアン)できた親だし、自立心のあるよい子だけどどこかドライなのが、北の厳しい大地で育つサラブレッドなんだろうなと読み進めた。
マチと共に狩猟免許の取り方をまなび、ハンターの心得を学べた。今後、無理解にクマの駆除にクレームつけたりするようなことがなくなり、良識あるハンターが増えるといいなと思った。続編読みたい。 -
Posted by ブクログ
裕福な家庭の育った女子大生がふとしたきっかけで狩猟に興味を持ち、ハントレス(女性ハンター)として一人で熊に立ち向かうようになるまでを描いた作品。
河崎さん、何だか雰囲気が変わってきましたね。デビュー当時はとても重苦しく暗いけど力強い作品と言う印象が強かったのですが、最近は『森田繁子と腹八分』など随分と軽快になって来ました。本作も、狩猟を扱いながら、やや軽めの爽やかなエンタメ作品です。さすがに力のある作家さんで面白いのですが、どこか読み始めに当たってちょっと躊躇するような「河崎さんらしさ」が失せてきたような気がします。動物を殺すことについてはニュートラルの立場ですけどね。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ第170回直木三十五賞
血生臭く、力強い作品だった。
タイトルの「ともぐい」の意味、ラストの展開をどう受け取るのかを言葉にできず、色んなレビューを読んでみた。
そんな中、「己が負けた相手に食われ死ぬのが自然の摂理」という内容の一文を見つけて腑に落ちた。
太一を助けたくだりから
→1人で生きてきたつもりが熊爪自身も負傷し人の世話になる
→赤毛との対決で死ねず自分は獣でも人間でもない半端もんだと思う
→温もりを求めて陽子と生活を始める
→陽子は母として生きる決意をし、熊爪を殺して出ていく
の流れが秀逸だと思った。
ラストで殺す必要があったのか?と思わなくもないけど、人にも獣にもなれず遺伝子を