河﨑秋子のレビュー一覧

  • 介護者D

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    すごく良かった!主人公の心情がリアルに緻密に綴られていて惹き込まれて一気読みでした。河﨑さん素晴らしいですね。近藤史恵さんに出会ったときのような感じ

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    2026年06月30日
  • 夜明けのハントレス

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    直木賞作家 川崎秋子作品 2冊目
    前回読んだ「ともぐい」は手負いの熊とマタギの対決を中心に描いていたが
    今回は女子大生のマチが、狩猟に興味を持ち ハンター免許を取り 
    熟練した先輩たちにもまれながら 熊と対峙するまでになっていく。

    昨今の熊と人間との問題を リアルタイムで表現したような作品
    (都会に住んでるから)、(熊の生息地ではないから)
    そんな他人事のように感じていた読み手に 自然との共存
    危害を加えた獣の扱い 理由はどうあれ生物の命を奪う行為とは・・・・
    そして 「ハンターとはどうやってなり どんな人たちなのか」
    知らない事を知っていく楽しさと 自然と戦う主人公たちの迫力があいまって

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    2026年06月29日
  • ともぐい

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    山中に1人で猟をしながら1人で暮らす熊爪。
    人里に降り生きる意味を模索する。
    熊との壮絶な戦い、人里の人々との交流や葛藤。
    引き込まれる文章であまり馴染みのない設定なのに没入して読めた。

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    2026年06月23日
  • 夜明けのハントレス

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    ハンターの世界に飛び込んだ北海道の女子大生の話。銃の扱いとか山登りとは全然違う歩き方とか、知らない世界の話で面白かった。

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    2026年06月17日
  • 隣の畑は青々と

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    初めて河崎さんの作品を読んだけどとても良かった!北海道の農家を舞台にした連作短編集。現代の田舎暮らしの描写や人物の心情がリアルで等身大で惹き込まれました。

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    2026年06月10日
  • 森田繁子と腹八分

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    【声を大にして言い切りたい。この小説は河﨑さんにとって、初のドラマ化になると思う】
    主人公は第一印象が最悪?!な森田繁子。日本のみならず海外でもあらゆる経験を積んだらしい、農業コンサルタントだ。
    依頼人からの罵倒、不信感、煽りに揺らぐことなく、根気強く向き合い的確に問題点を突き止めていく。
    彼女の隠しきれない感性と知性が迸る、完成度の高いエンタメだ。

    依頼人と共に汗を流せば、お腹が鳴る。食事風景の描写もこの小説の大きな魅力。
    そして著者が持つネイチャーフィールドの世界観は、森田繁子によって更に開発が進んだと思う。

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    2026年06月08日
  • 夜明けのハントレス

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    ハンターになった女子大生の話。

    娘の友人が狩りのサークルに入り鹿を追い掛けているらしい(男ではなく)。なにゆえそうなった??(中高ファゴット吹いていたのに)。娘も分からないらしく、この本を読めばわかるかと思ったが、やはりわからない。熊の居る山に入って行くなんて怖すぎる〜〜!

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    2026年06月08日
  • 夜明けのハントレス

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    ダヴィンチプラチナ本から。著者の作品の中でも好きな方。タイムリーな熊害の話題のせいか。ただ、早々に仲違いしてしまう親友はまだしも(終盤での登場もあるし)、恋人を登場させたのは何のためだったのか、自分的にはちょっとよく分からず。

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    2026年06月01日
  • 清浄島

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    寄生虫×河﨑さんとか買うしかない。
    エキノコックス、小説の素材にするには地味ではないかと思っていたが、そこはさすが河﨑さん。登場人物の苦悩や葛藤、人間臭さがうまーいこと書かれており、エキノコックスの地味さをカバー。いやぁ、すごい。

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    2026年05月25日
  • 夜明けのハントレス

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    お金かかるんですね〜。そりゃそうですよね。
    学生が狩猟始めるならお金持ちの家の子じゃないとキツそうですね。

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    2026年05月20日
  • ともぐい

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    ネタバレ

    第170回直木賞受賞作。明治後期、山中で犬を相棒にひとり狩猟で暮らす猟師の熊爪。シカを仕留めて肝臓を食べたり、冬眠しない熊穴持たずにやられた男の処置をする話に息を呑んだ。穴持たずと赤毛の熊の戦い、熊爪が巻き込まれて腰を痛めた箇所は熊を近くに感じ怖かった。熊爪は外の世界との接触もあり盲目の妻陽子を得た。熊爪は人間かと自問し己の欲望で子どもを殺すことを考え始めるのを見て陽子は熊爪を殺した。色々グロテスクな場面は出てくるが、主人に忠実な犬に救われた。熊爪の命が消える最後に「行け」と犬を自由にしたこともよかった。

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    2026年05月20日
  • ともぐい

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     「ともぐい」は2023年下半期の第170回直木賞受賞作品です。
     舞台は明治後期の人里離れた北海道の山中。熊のような猟師と熊との壮絶な闘いの物語かと思いきや、読み進めるほどに「人間とは何か」「獣と人の境界はどこにあるのか」を問いかけてくる作品でした。
     読んでいる途中で何度か「作者は本当は男じゃないのか?」と確かめたほど、男の欲望や死生観、生理感覚の描写が生々しかったです。雪深い自然の中で、生きるために獣を殺しその肉を食らう。そんな営みが淡々と描かれることで、人間もまた自然界の一部に過ぎないのだと感じさせられました。
     河崎秋子さんの作品は、北海道の厳しい自然と共に生きる人間を描くことが多い

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    2026年05月15日
  • 夜明けのハントレス

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    主人公・マチの葛藤や未熟さ、揺れ動く想いに強く共感しながら、その成長を追うことができた。 登山を嗜む者として、山中での熊との遭遇シーンやその恐怖の描写は非常にリアリティがあり、イメージしやすく高い没入感を味わえた。

    一度は仲違いしてしまった人間関係も、後から良くなることがある……そんな「人生のほっこりとした救い」を感じさせる結末も心地よい。 物語の世界に深く浸れる良作。

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    2026年05月12日
  • ともぐい

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    猟師の熊爪の話。
    最初に、鹿猟のことが詳しく書かれていて、とても興味深い。
    冬眠しない熊、穴持たずを追いかける話かと思ったらそうではなかった。
    穴持たずを殺した赤毛をしとめ、その後、陽子と一緒になり、ともに生きる、、、、という熊爪の一生の内容だった。
    帯の、小池真理子さんの言葉、「獣のように生き、まぐわい、死を受け入れる。」これにすごく共感した。

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    2026年05月10日
  • 夜明けのハントレス

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    ハンターを目指す女性の成長物語。と同時に地方のクマ問題に対応する猟友会。
    一対一でのラストの対決?に迫力だけでなくさまざまな感情が交差している。
    主人公のキャラクターを含めて魅力的な登場人物たちがリアリティを感じさせながら生き生きと動いている。

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    2026年05月10日
  • 森田繁子と腹八分

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    ネタバレ

    某YouTubeで北海道の書店さんを巡っている映像に映り込んでいた、美味しそうな装丁に惹かれて手に取りました。

    コンサルの方ってなんか勝手にモデル体型でめっちゃクールなイメージありましたけど、こんなパワフルなコンサルさん素敵すぎる。

    本人のバックグラウンドとか家族の関係とか、全てを語り切らないところがまた素敵。

    そして問題の解決の仕方が素晴らしい。
    そんでもって、ご飯の食べ方が本当に素敵。日々なんやかんやで食の乱れた私は気持ちのいい食べっぷりにニコニコしてしまいました。

    これ、続刊ないのかしら…まだずーっと読んでいたい世界でした。楽しかったー!

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    2026年05月09日
  • 夜明けのハントレス

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    大学生のマチが、彼氏の部屋で見つけた狩猟雑誌。
    その一冊から狩猟の世界へ扉が開く。

    全く知らない世界へと飛び込む勇気は、マチには大き過ぎることもなく自然のようである。
    両親の承諾を得て、心配という迷惑をかけることはあるが、ただ真剣に狩猟と向き合い命を撃つ。
    女性であることの葛藤もありながらも負けない強さを感じた。
    ハンターたちとチームを組むことも大切だが、ひとりで山へ入ることの闘いも冷静に判断しているのは、命の意味を知っているからだろうか。



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    2026年04月25日
  • 森田繁子と腹八分

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    タイトルの森田繁子のインパクトは強烈。この一言。農業コンサルタントという初めて聞く職業と彼女自身に興味津々で読み進めた。食に携わる仕事なだけあって、その食べっぷりも見事で読んでて気持ちよかった~!本職の姿勢もとても良い。依頼人には真摯に向き合い、時には毅然とした態度で接する。そして彼女の座右の銘『腹八分』に納得。これは続編に期待!!それにしても河崎さんの著書は2作目だけど、ガラッと変わった題材(でも根底は同じ気もする)と剛柔併せ持った筆力に脱帽。2371-50

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    2026年04月24日
  • 夜明けのハントレス

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    「ともぐい」の作者が、現代版女性ハンターの成長を描いた佳作。なぜ主人公を「お嬢様」設定にしたんだろうと疑問に感じたが、ハンター体験をより強調して描くため、生活面を最小限に捨象したのか、あるいは実際のところ、御坊ちゃま、お嬢様でもなければ、若くしてハンティングを趣味にすることは経済的等の事情で難しいからか、いずれか、あるいは両方なのだろう。

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    2026年04月22日
  • ともぐい

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    ネタバレ

    北海道の山中に住む猟師の話。すさまじい。
    面白かった。ヒトと獣の境目。
    ゴールデンカムイを読んでいるので情景が目に浮かぶのも良かったのかも。

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    2026年04月20日