河﨑秋子のレビュー一覧

  • 森田繁子と腹八分

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    「日本農業新聞」2022年11月1日~2023年10月31日に連載された、伝説の農業コンサルタント・森田繁子が相談者の悩みを巧みにこたえていくエンタメ農業小説。害獣・経営・後継問題に双方が腹八分に落ち着いて解決するように八面六臂の大活躍をするモーレツ経営者(と学生バイトの山田くん)の姿がユーモラスであり共感しやすい。何より食べ物を美味しそうに沢山食べる姿、繁子の奇抜で派手な戦闘服をきっちり着こなしメイクやネイルもばっちりした巨躯が縦横無尽に動き回るのもいい。面白いストーリーに魅力的な登場人物が揃えば次作を期待するのが読者というものだ。

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    2025年06月22日
  • 森田繁子と腹八分

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    農業新聞に連載されていたものとわかり納得

    作者の今までのイメージとは異なるが、楽しく読む事が出来たら
    主人公のキャラの濃さも面白い

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    2025年06月18日
  • 森田繁子と腹八分

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    農業コンサルタントの森田繁子。
    その人は、豪胆な身体つきと良い食べっぷり、そして派手なスーツに派手メイクの女性だ。
    1話ごとに展開されるストーリーは、農家や酪農家が彼女に相談するところから物語は始まる。

    山林の所有者に猟のために立ち入る許可を得たい男性、山羊を育てる酪農家の経営話、祖父の農家を継ごうとする孫夫婦。
    いずれも繁子の見目形からは想像つかない能力で腹八分の解決法を探っていく。


    とにかく毎話、美味しそうに食べる様子が印象的だ。コンサルタントというと堅苦しい話に思いがちだが、農家として従事する人たちの交流や温かさを感じられる作品になっており、繁子の活躍を待ち望みながら読んだ。

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    2025年06月10日
  • 森田繁子と腹八分

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    題名のイメージと違い過ぎて、いい意味で裏切られた。
    あまりの面白さに一気読み。
    すごいな、何者なんだ!森田繁子。
    重機も動かすスーパーウーマンっぷりは、「ハケンの品格」の篠原涼子ばり。
    経歴が謎過ぎるし、娘も訳アリっぽい。
    でも問題解決能力は絶妙。
    さらにアルバイトの山田君がいい味出してる。
    「日本農業新聞」に連載していた、というのもオドロキ。
    続編もあったらいいな。

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    2025年05月06日
  • 鳩護

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    出版社に勤務し一人暮らしをしている椿のアパートのベランダに、ある日白い鳩が飛び込んできた。怪我をしているのか飛び立たない白鳩に椿ははと子と名付け、世話をしていた。そんな折、公園で鳩に餌をまく謎の男に「お前、白い鳩を飼っているな?」と声をかけられる。男の話によると「鳩がお前を選んだ」「お前は次の鳩護になる」という。いきなり訳の分からないことを言われ思考が追いつかない椿だったが、その日から不思議な夢を見るようになって…。
    とても不思議な世界観だった。戦場や報道で活躍した伝書鳩のこと、競走馬のことも興味深かった。表紙絵からは一見ほのぼの系に見えるけど、実際はダークでホラー味も感じた。でもだからこそ、椿が真っ白なはと子に癒される気持ちがよく分かった。胸糞悪い内容も多かったけど、最終的には癒された。何より主人公の椿が鳩護の恩恵によって得をしようと思わない無欲な所に好感が持てた。唯一のあったらいいなと思う幸運がベネディクト・カンバーバッチに街で遭遇すること、とか。そんな幸運あったらいいなと私も思いますよ。(笑)

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    2025年04月28日
  • 森田繁子と腹八分

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    「ともぐい」を書いた直木賞作家。
    楽しい小説。肩凝らずに読める。豊満な腹!を持つ繁子、大好き❤農業コンサルタントという仕事は初耳

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    2025年04月17日
  • 鳩護

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    テーマから不思議な感覚がずっと続く物語でした
    結末も予想外で良かったです

    解説の川上和人先生も良かったです

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    2025年02月02日
  • 鳩護

    ネタバレ 購入済み

    河﨑秋子さん、こういうカジュアルなのも書くんだ〜、と思いながら読みました。
    舞台が東京で、出版社勤めの女性小森椿が主人公。
    部屋のベランダに白鳩が迷い込んできて、好きでもないのに面倒をみていたら、「お前は次の鳩護だ」と先代の鳩護の幣巻という男に言われ。その後、初代や何代かの鳩護の夢を見て、最後、「ヤバい男」の鳩護をぶん殴って終わる…。
    と、書き出すとよくわからない話になってしまったけど、なかなか爽快だった。
    スピンオフの短編もついていて、ちょっとオトク感もあったり。

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    2024年11月13日
  • 鳩護

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    鳩を擁護する役割という曖昧な事柄だけで物語を作る作者の筆力に感心する。最後まで謎の部分が多いが最後まで楽しく読むことができた。

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    2024年08月03日
  • 鳩護

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    河﨑秋子さん初読み『鳩護』の感想と概要になります。

    概要です。
    パッとしない日常を過ごす小森椿は、今日も通勤を邪魔する鳩の糞に苛立ちながら出社する。まともに仕事をしない先輩の不満を胸に抱きながら帰宅したある日。ベランダに白い鳩が落ちていた。奇妙な白い鳩との出会いから椿は鳩護の存在を知っていく。

    感想です。
    初読み作家さんですが読みやすくて、椿の心の中での愚痴や白鳩と次第に仲睦まじい関係に変わっていく様を読んでいると、何度か笑みが零れてしまう癒しの作品でした。起承転結という面では物足りなさがあったものの、クスッと笑いたい方にオススメです♪

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    2024年04月05日
  • 鳩護

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    本屋さんで予約して、発売日に購入。もうちょっとほんわかした話かと思ったけど、意外と歴史的なシーンも入っていたりして、大変楽しく読みました。期間限定で読めるスピンオフ「福田さんの白い羽根」、本編の福田さんはもうちょっとまともな印象でしたが、こちらでは傍若無人っぷりがハンパなくて、面白かったです。

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    2023年07月13日
  • 隣の畑は青々と

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    全然知らない農家の生活が垣間見られた、と思う。農薬散布とかにドローン使ってるんだね。あと、自然がいっぱいではない、これは手を掛けて整えた所、というような表現が心に残った。確かにそうだよね。

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    2026年10月21日
  • 森田繁子と腹あんばい

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    前作『森田繁子と腹八分』 から約2年。最強の農業コンサルタント森田繁子が帰ってきた! 
    今回は青森の「ひきこもり対策」、北海道の「地域イベント問題」、山梨(?)の「果物泥棒事件」の3本がメインとなる。
    (これのどこが農業なんだ)と思いつつ、しっかりと農業目線で解決していくのがおかしい。合間には森田繁子の隠されたプライベートが少しずつ明かされていく。
    少々やりすぎてラノベ的読後感ではあるものの、面白いものは面白いんだから別にいいよね。

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    2026年10月16日
  • 森田繁子と腹あんばい

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    森田繁子シリーズの第二弾。
    圧倒的なキャラクターの繁子さんだったけど
    出てくる各話の登場人物もなかなか際立ってて
    面白かった。農業コンサルタントに関係のない
    引きこもりの青年の相談、読み進めるにつれて
    都会の現代社会の問題から田舎の古い仕来り
    というか文化の残った田舎の地域活性化の話に
    なっていくところもよかったし、かなり年配の
    人たちが楽しそうにバスツアーに行く姿が
    目に浮かぶようで素敵な結末でした。
    北海道のとあるマラソン大会、役場のいい
    大学出の若手の暴走と、その場の勢いだけの
    コンサルによって大会がとんでもない方向へ
    行くところをうまく繁子が誘導し素敵な
    マラソン大会とこれまた地域の活性化に
    なっていく感じがよかったです。
    そして果実泥棒のお話はここ最近現実の世界
    での聞く話ですごく腹立たしいことだと
    思ってたんですがその思いを繁子さんが
    ズバッといい感じに解決してくれてすごく
    すっきりしました。生産者のことを考えたら
    美味しいものにお金を払うことなんて
    当然のことなのになんで果実泥棒なんて
    いるんだろうか・・・ほんとにもう繁子さんと
    同じ気持ちですごく腹立たしいですね。
    繁子ファミリーのことも知れたし、
    相変わらずの山田君、そしてジョニーは
    やっぱりかわいいしいい仕事してくれるわ。

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    2026年10月15日
  • 介護者D

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    東京で派遣社員として働く琴美は推し活をしながら気楽に暮らしていたが、父親の介護のため帰札することに。
    老いていく父の介護に追われる毎日がリアル過ぎて辛かった。父娘ってこんな感じなんだよなっていうのがわかりすぎて、しんどい。
    推しがいるっていうのが、唯一の拠り所になるんだよね。正解がないからこそ、淡々とした描写の中に前向きさも見えて、暗くならずに読めた。

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    2026年10月15日
  • 夜明けのハントレス

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    どうにも身近なハンターさんたちの顔が浮かぶだけに、主人公の同期の人たちの気持ちもわかるだけに、完全な狩猟パートはモヤっとなしにドキドキしながら楽しめました。クマのことは、身近なようで、まだまだ他人事のようなところもある。よくないなぁと反省。
    2026/9/24

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    2026年10月12日
  • 森田繁子と腹あんばい

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    2024年の『森田繁子と腹八分』に続くシリーズ第2作(おそらく今後も継続)。前作で「あの河崎さんが・・」と驚きましたが、まあその感じそのままというか加速方向ですかね。
    楽しいけれど、何にも残らない。
    唯一の特徴は、河崎さんの経験を生かした農業ものというところでしょう。
    これは継続するとして、そろそろ「北海道の歴史や自然に関わる人々の泥臭く力強い物語を強い文体で書き上げる」河崎さんも再登場して貰いたいなぁ。

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    2026年10月12日
  • 森田繁子と腹あんばい

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    待ってました、第2弾!

    ますますパワーアップしてますね。
    マラソン大会と農業が結びつくとはなるほど奥が深い。

    現実は3編のように解決とはいかないまでも、なんとか先へ進める未来を信じたいですな。

    第3弾は、権蔵さん、そして繁子さんの過去が明らかになるのでしょうか?楽しみ♪

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    2026年10月09日
  • 介護者D

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    どちらかというと、要領の良い妹側の行動をしてしまいがちな自分を客観視して、姉のイラつきが理解できた。悪気ないからタチ悪いよね。自分も気をつけようと思った。
    琴美の身に次々とふりかかる、致命的ではないけどイヤ〜な出来事が妙にリアルで胸が痛かった。

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    2026年09月12日
  • 隣の畑は青々と

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    始めて河﨑さんの著書を、
    読ませていただきました。
    内容としては北海道農家の日常といった話。
    現代の農業問題を取り扱いつつもそこでどう生きるのか、それぞれの生き方があり小さな街が回っているんだと感じる。
    住んでいる場所は同じでも抱えている問題はさまざま、ただそれでも互いが作用し支え合って生きているそんな温かい物語でした。

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    2026年09月01日