河﨑秋子のレビュー一覧

  • 森田繁子と腹八分

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    農業新聞に連載されていたものとわかり納得

    作者の今までのイメージとは異なるが、楽しく読む事が出来たら
    主人公のキャラの濃さも面白い

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    2025年06月18日
  • 森田繁子と腹八分

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    農業コンサルタントの森田繁子。
    その人は、豪胆な身体つきと良い食べっぷり、そして派手なスーツに派手メイクの女性だ。
    1話ごとに展開されるストーリーは、農家や酪農家が彼女に相談するところから物語は始まる。

    山林の所有者に猟のために立ち入る許可を得たい男性、山羊を育てる酪農家の経営話、祖父の農家を継ごうとする孫夫婦。
    いずれも繁子の見目形からは想像つかない能力で腹八分の解決法を探っていく。


    とにかく毎話、美味しそうに食べる様子が印象的だ。コンサルタントというと堅苦しい話に思いがちだが、農家として従事する人たちの交流や温かさを感じられる作品になっており、繁子の活躍を待ち望みながら読んだ。

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    2025年06月10日
  • 森田繁子と腹八分

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    題名のイメージと違い過ぎて、いい意味で裏切られた。
    あまりの面白さに一気読み。
    すごいな、何者なんだ!森田繁子。
    重機も動かすスーパーウーマンっぷりは、「ハケンの品格」の篠原涼子ばり。
    経歴が謎過ぎるし、娘も訳アリっぽい。
    でも問題解決能力は絶妙。
    さらにアルバイトの山田君がいい味出してる。
    「日本農業新聞」に連載していた、というのもオドロキ。
    続編もあったらいいな。

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    2025年05月06日
  • 鳩護

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    出版社に勤務し一人暮らしをしている椿のアパートのベランダに、ある日白い鳩が飛び込んできた。怪我をしているのか飛び立たない白鳩に椿ははと子と名付け、世話をしていた。そんな折、公園で鳩に餌をまく謎の男に「お前、白い鳩を飼っているな?」と声をかけられる。男の話によると「鳩がお前を選んだ」「お前は次の鳩護になる」という。いきなり訳の分からないことを言われ思考が追いつかない椿だったが、その日から不思議な夢を見るようになって…。
    とても不思議な世界観だった。戦場や報道で活躍した伝書鳩のこと、競走馬のことも興味深かった。表紙絵からは一見ほのぼの系に見えるけど、実際はダークでホラー味も感じた。でもだからこそ、

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    2025年04月28日
  • 森田繁子と腹八分

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    「ともぐい」を書いた直木賞作家。
    楽しい小説。肩凝らずに読める。豊満な腹!を持つ繁子、大好き❤農業コンサルタントという仕事は初耳

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    2025年04月17日
  • 森田繁子と腹八分

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    この作家さん初読み。軽いタッチで、今の農業問題を鋭く捉えている。出てくる食材が、美味しいそうでたまらない。森田さんの経歴も知りたいので、是非続編が読みたい。

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    2025年02月25日
  • 鳩護

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    テーマから不思議な感覚がずっと続く物語でした
    結末も予想外で良かったです

    解説の川上和人先生も良かったです

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    2025年02月02日
  • 鳩護

    ネタバレ 購入済み

    河﨑秋子さん、こういうカジュアルなのも書くんだ〜、と思いながら読みました。
    舞台が東京で、出版社勤めの女性小森椿が主人公。
    部屋のベランダに白鳩が迷い込んできて、好きでもないのに面倒をみていたら、「お前は次の鳩護だ」と先代の鳩護の幣巻という男に言われ。その後、初代や何代かの鳩護の夢を見て、最後、「ヤバい男」の鳩護をぶん殴って終わる…。
    と、書き出すとよくわからない話になってしまったけど、なかなか爽快だった。
    スピンオフの短編もついていて、ちょっとオトク感もあったり。

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    2024年11月13日
  • 鳩護

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    鳩を擁護する役割という曖昧な事柄だけで物語を作る作者の筆力に感心する。最後まで謎の部分が多いが最後まで楽しく読むことができた。

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    2024年08月03日
  • ともぐい

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    ネタバレ

    前半の描写が生々しく、とても惹き込まれた。自然界に1人で生きている逞しさに、尊敬の念があったんだと思う。熊爪が負傷して徐々に弱々しくなったあたりから、胸の高まりも静かになっていった。復活することを期待していたが、どんどん人間らしくなる姿にがっかりした。人間は一度傷付いたらそこで終わりなんだろうと。熊爪も結局はオスで、自分よりうんと弱いメスに殺されて終わり。金は必要な分だけあればいいという熊爪だったけど、そういうところは本能の赴くままなんだなと。結局は人間だった。

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    2026年01月24日
  • 鳩護

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    河﨑秋子さん初読み『鳩護』の感想と概要になります。

    概要です。
    パッとしない日常を過ごす小森椿は、今日も通勤を邪魔する鳩の糞に苛立ちながら出社する。まともに仕事をしない先輩の不満を胸に抱きながら帰宅したある日。ベランダに白い鳩が落ちていた。奇妙な白い鳩との出会いから椿は鳩護の存在を知っていく。

    感想です。
    初読み作家さんですが読みやすくて、椿の心の中での愚痴や白鳩と次第に仲睦まじい関係に変わっていく様を読んでいると、何度か笑みが零れてしまう癒しの作品でした。起承転結という面では物足りなさがあったものの、クスッと笑いたい方にオススメです♪

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    2024年04月05日
  • ともぐい

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    圧倒的なリアリティ 話の展開としては現実離れした要素が結構あるにもかかわらず、その場の空気感や匂いまで感じるようなリアリティがあり、かつ力強い書き振りの独特な作品。

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    2026年01月12日
  • 鳩護

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    本屋さんで予約して、発売日に購入。もうちょっとほんわかした話かと思ったけど、意外と歴史的なシーンも入っていたりして、大変楽しく読みました。期間限定で読めるスピンオフ「福田さんの白い羽根」、本編の福田さんはもうちょっとまともな印象でしたが、こちらでは傍若無人っぷりがハンパなくて、面白かったです。

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    2023年07月13日
  • 夜明けのハントレス

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    狩猟雑誌に惹かれハンターとしての歩みを始める主人公。シカやクマと対峙しながら、命を撃つ意味と向き合う。

    泰然としたマチの性格が好ましい。恵まれた環境に育ち、狩猟を始めることに過剰な使命感を持たなかったからこそ、本能的のように芽生えた「野蛮さ」が際立つ…おそらく彼女初めての。

    昨今の熊出没問題を反映したリアルな描写や、命と向き合うテーマ、緊迫するクライマックスが圧巻でした。
    真に向き合う人々が、どういった思いで狩猟に向かうか。丁寧な心理描写を読むに、獣害に関して部外者が「殺せ」も「殺すな」も安易に言えないとしみじみ思います。

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    2026年07月13日
  • 隣の畑は青々と

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    各章で主人公を変えながら、十勝の一地域に暮らす数軒の家族を描いた作品です。

    何代か続く畑農家、やり手のメガファームの社長一家、移住してきたカフェの夫婦など、畑農家の仕事や農村特有のコミュニケーションに鬱屈を抱えた人々が主人公です。
    確かに舞台は河崎さんの地元・十勝です。しかし時代小説が、舞台が過去であるというだけで、テーマ的には現代小説と変わらない事が多いように、この小説の中で起きる問題も、少し色を変えれば、都会の例えば商店街でも起きる内容です。ですから、読みながら「これは河崎作品である」という事を強く意識する事は有りませんでした。
    最終的に主人公たちは変わります。でもそれは、全てのしがらみ

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    2026年07月12日
  • ともぐい

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    明治期の日本で、熊と生きる狩猟族の熊爪 熊爪と熊の対峙 熊の生活様式 熊爪の生活が活き活きと匂いまで漂う描写に没入感が有り楽しかった。最後は少し息切れ気味でした。

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    2026年06月26日
  • 森田繁子と腹八分

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    「そこにプラスアルファの提案をして、お互いに腹八分となるように調整するのが私の仕事です」

    農業コンサルタント森田繁子。
    「私の意見を全部のみ込んでしまう必要はないんです。戦うんです。高さの等しい場所で、お互いがベストだと思う意見をぶつけましょう。」
    決して押し付けない繁子

    「それぞれ腹八分に満足する権利」繁子の信念。

    すかっとしたというのとはちょっと違うかもしれないけれど、繁子の解決方法もいいなあと

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    2026年06月25日
  • 隣の畑は青々と

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    読みやすくて 読後感 さわやか。晴れた日の読書におすすめかな。松山千春「大空と大地の中で」が本になったら こんな感じかなぁ。食べ物を作る人がいちばん偉い!私はそう思う。自家用と出荷用の畑が違う、とか ところどころに 農家あるあるがでてきて ちょっと楽しい。なにはともあれ、これはこれでいいんじゃない?(帯のとおりです)

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    2026年06月22日
  • ともぐい

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    出張先の北海道網走市の書店に河崎秋子さんの書籍が積み上げられて、独特の雰囲気を漂わせていたので、直木賞受賞作の本作を読んでみました。

    明治後期に人間界から離れ、山奥で漁師として暮らす男の話。非常に独特の話だった。山で狩った動物や山菜などを町で売り、再び山に戻る。静かで、野生的な主人公・熊爪と少しずつ戦争の影響で壊れていく商人の対比、そして熊爪が妻として連れて帰る謎の盲目の少女。

    全体的に暗く、余韻を感じる話だった。ただ、面白かったとか、興奮したといった感想は特になく、この話はどこで山場が来るのだろうかとずっと構えていたら、ふわっと話が終わった。

    後から考えると、熊との闘いがこの話のクライ

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    2026年06月20日
  • ともぐい

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    時々夢中になる場面はあったが、読んだ後心に残るものがなかった

    なぜそうなったのか分からない事が色々あった

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    2026年05月26日