越尾圭のレビュー一覧
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越尾圭『協力者ルーシー』ハルキ文庫。
初読みの作家。帯でブックジャーナリストの内田剛が『問答無用で面白い!越尾圭、恐るべし』と絶賛していたので、興味を持ち、手に取った。本作は、書き下ろしで2ヶ月連続刊行らしい。
何者かに妹を殺害された姉の復讐の物語である。期待した以上に面白かった。
プロローグに始まり、第一章から第七章、最終章にエピローグという構成で、時間経過に逆らうこと無く物語が展開するので非常に読み易い。
驚いたのは第七章で、物語の展開がガラリと変わる点だ。何とも見事なプロットである。第七章に続く、一気に駆け抜けるような怒濤の最終章は非常にスリリングだ。そして、エピローグで味わう爽 -
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文庫
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謎解きミーチューバーなら、このチャンネルで推理してほしいです。楽しみにしてます―
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ティモンディの前田さんは読書好きで、私の好きな伊坂幸太郎さんの作品も沢山読まれているよう。そんな前田さんが帯を書かれていたので即購入。私も気が付いたら読み終わってました。笑
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動画配信をする登場人物や、SNSを使って事件を追うなど現代そのものが舞台で面白い。ミーチューバーのカイ視点と、警察の田井中視点で物語が進んでいって時に交差するのも伏線が散りばめられていて楽しい。
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田井中がある秘密を持っていて面白い立ち位置だなと思った。客観視してみた自分の声に耳を傾けたことも事件解決に繋がったのが好きなポ -
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新しい人生をやり直したい、戸籍を替えて別人になることでそれを叶える。
戸籍という絶対的に必要なものが違っていたら…何を持ってその人だと判断するのか、まさかの設定が戸籍を替えた者同士の結婚からとは。大体片方が違ってたはミステリーとしてありがちだけど両方はもうややこしいよね笑
しかもそれが何回も起きてる!?頭整理しないと笑
変えざる得ない事情がそれぞれあって、でも後ろめたいことでもあって、でも人から見たらどんな情報をもつ人間でも目の前にいる人こそがその人なんだとメッセージにも感じました。
きっと違う名前だったとしても、接してる人達からしたら情報よりも人柄が大事だからその人を好きでいてくれる。そんな -
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世界的権威である脳神経外科医が殺人罪で逮捕される
彼は立て続けに六件の安楽死を行っていた
そのうちの一人である被害者の兄と友人は疑問を抱き真相を探ろうとするが…
「神の手」を持つといわれた名医がなぜ?凶行の裏に何が?
安楽死を扱う社会派医療ミステリー
ミステリーではあるが、色んな立場から安楽死について考えさせられた
医療技術が進み、救われる命がある一方で、これからさまざまな場面で選択を迫られることになる
なかなか答えは出ない
今はとにかく
与えられた命を大切にどう生きていくか?を考えていきたいと思った
医学の専門的なところはあり難しい用語もあるが、それでもミステリーとして十分楽しめた
ラ