越尾圭のレビュー一覧

  • クサリヘビ殺人事件 蛇のしっぽがつかめない

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    冒頭から一気に興味を惹かれました。
    コメディありアクションあり、多少無茶では?な展開あり
    最後まで飽きずに楽しめる作品です。

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    2023年07月09日
  • シスター・ムーン 協力者ルーシー2

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    越尾圭『シスター・ムーン 協力者ルーシー(2)』ハルキ文庫。

    『協力者ルーシー』の続編。今回も書き下ろし。二転三転の目まぐるしい展開と非常にスリリングなストーリーに一気読み。

    PSTDに苦しみながら『プロの協力者』として潜入捜査を続ける樫山瑠美は、憎き間柴丈治に妹・彩矢香の殺害を教唆した黒幕を特定できのか。

    15年前に妹の彩矢香を目の前で殺害され、その犯人を捜すために警視庁と『プロの協力者』となり、ルーシーというコードネームを得た樫山瑠美は、間柴丈治が犯人であることを突き止め、自らも銃弾を浴びながらも間柴を逮捕する。

    意を決して、東京拘置所で間柴に面会した瑠美だが、間柴は殺人を教唆した人物の名前を告げることはなかった。

    瑠美は佐々木若菜という偽名で、間柴が所属していた指定暴力団の竜新会に潜入し、間柴に殺人を教唆した人物を特定しようとする。しかし、三杉という幹部に疑われ、瑠美は窮地に陥るが、逃亡中の江藤と九鬼に助けられ、竜新会の潜入捜査から離脱する。

    その直後、瑠美の雇い主である警視庁の名取から、間柴が死亡したので、潜入捜査は打ち切りにすると告げられる。

    それでも、間柴に殺人を教唆した黒幕を突き止めたいと願う瑠美は、江藤、リキ、九鬼、冬湖らと共に再び竜新会に接触する。

    しかし……

    瑠美が苦難の末にやっと辿り着いた15年前の真相に驚愕。

    本体価格860円
    ★★★★★

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    2023年06月16日
  • 協力者ルーシー

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    越尾圭『協力者ルーシー』ハルキ文庫。

    初読みの作家。帯でブックジャーナリストの内田剛が『問答無用で面白い!越尾圭、恐るべし』と絶賛していたので、興味を持ち、手に取った。本作は、書き下ろしで2ヶ月連続刊行らしい。

    何者かに妹を殺害された姉の復讐の物語である。期待した以上に面白かった。

    プロローグに始まり、第一章から第七章、最終章にエピローグという構成で、時間経過に逆らうこと無く物語が展開するので非常に読み易い。

    驚いたのは第七章で、物語の展開がガラリと変わる点だ。何とも見事なプロットである。第七章に続く、一気に駆け抜けるような怒濤の最終章は非常にスリリングだ。そして、エピローグで味わう爽快感はまた格別。

    続編が待ち遠しい。

    15年前、都内に暮らす高校受験を終えたばかりの中学3年生の樫山瑠美は、2つ下の妹の彩矢香と買い物に出掛けた。その帰り道に姉妹は白いワゴン車に乗った男にナイフで脅され、拉致される。連れ込まれた山中にある小屋で男は彩矢香を刺殺し、逃走する。

    ワゴン車はレンタカーで、ナンバーが付け替えられており、犯人は捕まらなかった。その事件から両親は離婚し、瑠美は母親と名古屋に移り住む。

    妹が殺害された時、何も出来なかった瑠美は、自らの人生の全てを賭けて男を探し出すことを決意する。

    高校を卒業し、母親を癌で失った瑠美はキャバクラで働きながら、次々と暴力団組織と接触し、その悪事を警察に密告していた。瑠美は僅かな記憶から妹を殺害した男は暴力団組織と関係しているのではと推測していたのだ。

    その後、警視庁と極秘契約を結び、『プロの協力者』となり、ルーシーというコードネームを得た瑠美は組織への潜入調査を行いながら、妹を殺害した犯人捜しを続ける。

    そして、瑠美に新たな任務が与えられる。新たな任務は、指定暴力団の竜新会がシノギを得るために使っていると思われる無料低額宿泊所『ハッピーライフ』への潜入だった。

    定価800円
    ★★★★★

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    2023年06月03日
  • クサリヘビ殺人事件 蛇のしっぽがつかめない

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    ネタバレ

    一気読み。途中から犯人わかってきたけど、筆力があって、最後まで面白く読めました。樋口さん最初怪しいと思ってしまった。

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    2022年05月06日
  • 殺人事件が起きたので謎解き配信してみました

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    文庫
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    謎解きミーチューバーなら、このチャンネルで推理してほしいです。楽しみにしてます―
    *
    ティモンディの前田さんは読書好きで、私の好きな伊坂幸太郎さんの作品も沢山読まれているよう。そんな前田さんが帯を書かれていたので即購入。私も気が付いたら読み終わってました。笑
    .
    動画配信をする登場人物や、SNSを使って事件を追うなど現代そのものが舞台で面白い。ミーチューバーのカイ視点と、警察の田井中視点で物語が進んでいって時に交差するのも伏線が散りばめられていて楽しい。
    .
    田井中がある秘密を持っていて面白い立ち位置だなと思った。客観視してみた自分の声に耳を傾けたことも事件解決に繋がったのが好きなポイント。自分も人に対して自分が放った言葉や、仕事モードの時に考えた言葉に耳を傾けてみようかな。

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    2020年10月24日
  • クサリヘビ殺人事件 蛇のしっぽがつかめない

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    久々にのめり込んで読みました。
    ワシントン条約で取引を規制されているヘビに噛み付かれて死んだ主人公の幼馴染。なぜこんなところにこんな蛇が?という疑問が大きな事件に繋がっていく。
    動物の命とはを深く考えさせられるね。
    こんなことあっちゃならない

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    2021年12月30日
  • クサリヘビ殺人事件 蛇のしっぽがつかめない

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    ちょっとずつ読もうと思っていたものの、なかなかそうさせてくれない作品!
    第1章で一旦強制停止したものの、第2章から最後までは怒濤の一気読みでした。
    途中で「犯人こいつだろ!」と予想し、読み進めていく中で確信高めてたのにまんまと不正解。
    予想の斜め上をいく展開で、本編読み終わって思わず大きく一息。
    エピローグでクールダウン…のつもりがそこでも軽く驚き。最後まで油断ならなかったです。

    クサリヘビ、コブラなんかよりはるかにおつよいとは…

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    2019年07月15日
  • クサリヘビ殺人事件 蛇のしっぽがつかめない

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    グイグイ引っ張られる。展開力が秀逸。犯人も想定の範囲内とは言え、納得。
    もう少しリアリティーがあったら五つ星にしたのに残念。
    今回この作者は初めて読んだので、他の作品に期待。

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    2026年09月26日
  • クサリヘビ殺人事件 蛇のしっぽがつかめない

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    クサリヘビによる殺人事件が発生する、お話(?)。

    ペットショップの友人からの無言電話、部屋に駆けつけるとヘビにより亡くなっていた。

    何故殺されたのか、友人の妹さんや記者さんらの協力を得つつ、自ら真相を追っていく。


    裏のつながり、あそことあそこがつながっていたのかとなかなか驚かされた。そっちかと思ったら、こっちなんかーい、という展開も。

    ワシントン条約、税関、ターミナル・ポイント。

    途中なんだかおかしなエピソードだなぁ、と引っかかっていたところが真相のヒントだったり。

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    2026年09月12日
  • なりすまし

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    無戸籍の人がいるなんてことすら日頃の生活では実感していなかった。
    考えてみればそういう事情のある人もいるのだろう。そう考えるとその人を特定する方法は当たり前のように免許証やマイナンバーだけど本当のその人とは?を考えさせられた。

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    2026年09月02日
  • なりすまし

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    戸籍が戸籍を呼ぶというか、なりすましていた登場人物が多く、またそうならざるを得なかった理由も考えると、家庭の環境や問題によって生きるって難しいなと感じた。
    入りから驚き、展開が進む事に伏線回収されていってミステリーとして面白かった。

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    2026年07月22日
  • なりすまし

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    はじめて読んだ作家さん。
    序盤から引き込まれ展開の早いストーリーにはらはらした。
    戸籍売買ってどのくらい実在するんだろうか。
    身近に考えたこともなかったけど、実は周りにいたりして…とか思わず考えてしまった。

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    2026年07月15日
  • 殺人事件が起きたので謎解き配信してみました

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    ミーチューバーが配信中に亡くなり、ミーチューバーが謎解き配信をする、お話(?)。

    ミーチューバーと警察の話が交互に展開され、真相に迫っていく形。
    登場人物少ななので、真犯人の予想はできたが、割とスリリングだった。

    怪しすぎる人間は犯人じゃないという王道パターンではあったか。

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    2026年06月28日
  • なりすまし

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    主人公は過去に兄がヤクザを殺した事で嫌がらせを受け、戸籍を買って別人になりすました男性。その後幸せな結婚をし娘に恵まれ、夫婦でカフェを営む幸せな生活をしていたが、ある日妻が刺殺される。捜査で警察に妻も戸籍の売買で他人になりすましてた事が分かるが、その後娘も殺される。犯人は誰か?動機は??
    久々に分からない事だらけ、怪しい登場人物たち、裏社会との切れない接点、、とドキドキしながら読めた小説。戸籍売買や無戸籍者などの社会問題など、複雑に要素が絡んだ事件が徐々に明らかになっていく。最後の結末は少し強引さと都合の良さも感じたが、それでも面白かった。
    しかし、保育士の凛さん、怖かった笑

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    2026年06月07日
  • 誰がためにその手は

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    ネタバレ

    安楽死について深く考えさせられる作品でした。
    様々な登場人物が出てくる中でその人物の数だけ安楽死に対する視点があり、読み進めながら私自身も考え方が転々としてしまいました。

    作中、事前に説明をされていたら妹への安楽死の考え方も変わっていたかもしれないという趣旨の言葉がありましたが、永遠の絶望を知った状態で無理やり生き延ばすことと、人を死に追いやるということを天秤にかけること自体本当に難しいことで、たくさんの意見がある中で安楽死に対する問題は消えないなと思いました。

    事件がどんどん明らかになっていく展開の面白さと、1つの問題に大して考えさせられるようなストーリーにすごく惹き込まれました。面白かったです。

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    2026年05月25日
  • なりすまし

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    ネタバレ

    戸籍売買に関する社会派ミステリー。
    私は途中から福浦が怪しい(何故か親身すぎる)と思っていましたが当たりました(笑)
    あまり予想が当たることはないので、終盤でおおっ!となりました(笑)
    色んな人が戸籍を売って買ってなりかわって、、という感じで混乱しそうでしたが、何やかんや最後は綺麗にまとまっていたのかなと思います。

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    2026年04月05日
  • クサリヘビ殺人事件 蛇のしっぽがつかめない

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    ネタバレ

    伏線もあって読み応えもあって...ただグロくないけど残酷。読んでいて悲しくなるところがあってちょっと苦しかった。
    動物好きには苦しいかも知れないです。
    主人公・遠野の気にしすぎなくらいの警戒心がむしろリアルでした。

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    2026年03月29日
  • 殺人事件が起きたので謎解き配信してみました

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    ネタバレ

    しっかりミステリーでした。配信者と警察の交互の視点で話が進んでいくところも面白かったです。
    結末は途中から読めてきたけれど、アンチの伏線回収はちょっと予想外でした。

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    2026年03月20日
  • なりすまし

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    新しい人生をやり直したい、戸籍を替えて別人になることでそれを叶える。
    戸籍という絶対的に必要なものが違っていたら…何を持ってその人だと判断するのか、まさかの設定が戸籍を替えた者同士の結婚からとは。大体片方が違ってたはミステリーとしてありがちだけど両方はもうややこしいよね笑
    しかもそれが何回も起きてる!?頭整理しないと笑
    変えざる得ない事情がそれぞれあって、でも後ろめたいことでもあって、でも人から見たらどんな情報をもつ人間でも目の前にいる人こそがその人なんだとメッセージにも感じました。
    きっと違う名前だったとしても、接してる人達からしたら情報よりも人柄が大事だからその人を好きでいてくれる。そんなラストがいい話だったな~と締めくくれました。
    ミステリーとしても、真実がわかる度にもっとそうなるの!?そっちが!?と絶妙なところでどんでん返しが出てきてスルスルと読んでしまいました!
    途中の凛がほんと怖すぎ…
    個人的には春日がいいキャラで好きだなぁ笑

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    2026年03月18日
  • 誰がためにその手は

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    ネタバレ

    よかった。賛成派と反対派の中立の視点で描かれてたと思う。私は安楽死反対派なので、明確に反対派の意見を書いてほしかったなと思った。キャラクター達は安楽死を個人的な感情でしか論じてなかったので、テーマを浅く掘り下げてる感じがした。ストーリーはとても良いです。私は大道寺も星名も明確な悪だと思うよ。

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    2026年03月09日