【感想・ネタバレ】クサリヘビ殺人事件 蛇のしっぽがつかめないのレビュー

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Posted by ブクログ

冒頭から一気に興味を惹かれました。
コメディありアクションあり、多少無茶では?な展開あり
最後まで飽きずに楽しめる作品です。

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2023年07月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一気読み。途中から犯人わかってきたけど、筆力があって、最後まで面白く読めました。樋口さん最初怪しいと思ってしまった。

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2022年05月06日

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久々にのめり込んで読みました。
ワシントン条約で取引を規制されているヘビに噛み付かれて死んだ主人公の幼馴染。なぜこんなところにこんな蛇が?という疑問が大きな事件に繋がっていく。
動物の命とはを深く考えさせられるね。
こんなことあっちゃならない

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2021年12月30日

Posted by ブクログ

ちょっとずつ読もうと思っていたものの、なかなかそうさせてくれない作品!
第1章で一旦強制停止したものの、第2章から最後までは怒濤の一気読みでした。
途中で「犯人こいつだろ!」と予想し、読み進めていく中で確信高めてたのにまんまと不正解。
予想の斜め上をいく展開で、本編読み終わって思わず大きく一息。
ピローグでクールダウン…のつもりがそこでも軽く驚き。最後まで油断ならなかったです。

クサリヘビ、コブラなんかよりはるかにおつよいとは…

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2019年07月15日

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動物が惨殺されるシーンがあるので、苦手な人は要注意。
被害者が主人公に電話をかけるものの
何も言わずに事切れてしまったので
ゼロから探し回らないといけない様子に
もどかしさを感じた。
警察の主人公への態度がめちゃくちゃ胸糞なので
個人的にはそこも注意かな、と。

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2023年02月23日

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ペットショップ店主の恭平が、自宅で猛毒を持つ希少な蛇に噛まれて亡くなった。事件の真相を、親友の獣医師・太一が追う。話の大筋はなんとなく掴めるが、細かな謎が解明されていく過程が面白い。共に行動する、税関に勤める恭平の妹・利香や、ライターの樋口の動きも良く、次の展開が気になって、最後までグイグイと読ませてくれる。でも、犯人と繋がっているのが誰かも分からない中で、人を信用しすぎなのが引っかかる。なかなか驚きの真相だったけど、ちょっと盛りすぎな気もした。

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2022年11月26日

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獣医が主人公でした
友達が毒蛇に噛まれ死亡した事件を友達の妹と
ペット雑誌編集者とともに追う話
流れはテンポよく感じました
まぁ都合よく流れていた感じのところもありますけど
そして終盤、犯人の正体がわかりますが
まぁそんな感じでしたか~といったところです

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2021年07月08日

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物語がテンポ良く展開し、最後どうなるのか気になり中盤から一気読みしてしまった。
蛇がポイントになる話なんだろうなとは想像できるけど、まさかここまでスケールが大きく展開していくとは。
すごい。
ハラハラした。

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2020年12月29日

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ネタバレ

帯に惹かれて購入

本当にこれがデビュー作品とは思えないくらい完成度が高いと感じた

全体的にダレる事なく読めて面白かったんだけど…動物病院に入院してた子達が殺されたシーンは本当に辛かった

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2020年04月08日

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ネタバレ

面白かったー!一気読み!
さくさくテンポよく読める。
犯人が意外性がなく後半が非現実的だったのがちょっと残念!

色んな動物が出てきて楽しかったし、密輸とか興味深かった。

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2019年12月17日

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ネタバレ

動物好きには辛い描写がいくつかあったが、内容はとても面白かった。

妹が犯人だと思っていたので、先入観にしてやられた。

匂わせの恋愛描写は不要だったかなと…

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2019年10月23日

Posted by ブクログ

「クサリヘビ殺人事件 蛇のしっぽがつかめない」
このミスシリーズ。


「これがデビュー作とは思えない。最後はまさかの方向にジャンプ」「ラストに待ち受ける読者唖然の大展開‼」等、帯が主張し過ぎである。突っ込まざるを得ない。この時の第17回「このミス」を制したのは「怪物の木こり」。ぶっ飛んだ設定らしいので、ぜひ読みたいところだが、それに負けず劣らずの帯ぶりである。


物語は、主人公の遠野太一の親友(小塚)が、何者かに殺されたことから始まる。警察は、小塚が死ぬ間際に遠野に電話したことを怪しみ、遠野を第一容疑者として徹底マーク(が、以外にちょろい。頼りない)。このままでは親友の無念を晴らせない、なによりも救えなかったことを後悔し、遠野は、小塚の妹である利香と出版社勤務の記者・樋口と共に独自で捜査を開始する。しかし、暴かれたくない闇の秘密が待っていた。


親友の無念を晴らしたい主人公と仲間達。それを阻む謎の集団。襲われる仲間。見つからない親友が残した手掛かり。そして、執拗な警察の密偵。ミステリーとしてはオーソドックスに見える。ここに、遠野と利香との関係、樋口を入れたコミカルなやりとりが加わり、小刻み良いユーモラスが湧き上がる。ラッセルクサリヘビを始めとする事件の謎にしてもごまごませずに進んでいく。ミステリーのテンポも悪くない。色々述べちゃったが、つまりはちゃんとしてる。個人的には、デビュー作とは思えない落ち着きさがあると感じた。


押すポイントとしては題材がピンポイントながら良いと思う。社会的問題である希少動物の違法取引を扱っている。それを基に、人間の欲の終着駅としたハントに膨らませている。遠野を始め、動物好きが多く登場するが、一方で闇の世界に焦点を当て、違法取引は根絶出来ない現実を捉え、ではどうすべきか?と考え、行動に移す辺りも良かった。


(上記とは反してしまう部分があるが)一点あげるならば、違法取引に対する認識が甘いところがある。利香は仕事柄見過ごせないはずだし、遠野や樋口にしても、もう少し問題意識を持つべきではと。樋口のある行動なんて、まっとうなことをしてほしい、とか言うけど、いや、それは違うってこと、樋口も知ってるやん!と思ってしまった。題材に対してもう少し鋭さを持っても良かったかなー。

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2019年07月17日

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幼馴染のペットショップ経営者から電話を受けた獣医師の主人公が自宅へ向かったところ、ヘビに噛まれて死亡した幼馴染の遺体を発見。幼馴染を死なせたヘビは輸入が規制されている毒蛇だった。死の真相を探るべく、幼馴染の妹や雑誌記者らと調査を始めるが、診療所が襲われて…。
タイトルが秀逸。

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2024年01月06日

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タイトルからもう少しおちゃらけ?的な話かと思ったけど、動物密輸の話かなり面白く読みました。
獣医の遠野、税関職員の利香、雑誌記者の樋口の3人で、利香の兄が毒ヘビに殺された事件を追っていく話だけど、この著者の登場人物の描き方はすごく読みやすいというか、分かりやすい!最後も結構いい終わり方だったので、読後感も○でした。

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2022年03月23日

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猛毒のクサリヘビが殺人の凶器に? 希少動物をめぐった違法売買事件に巻き込まれるサスペンス&ミステリー

動物をこよなく愛す獣医、ペットショップ店員たちが、毒蛇を使った殺人事件に巻き込まれる。少しずつ希少動物の違法売買が明るみになり、彼らにも魔の手が伸びてきて…

シンプルにストーリーが進むお話ですが、特に序盤の物語への引き込み方が上手ですね。文章やセリフ回しも丁寧にしっかり書かれていて読みやすいです。どんどん読み進められます。キャラクターの人間性や関係性が、良く描かれていてGOODですね。作品としての総合力が高いと思いました。

ただ残念なのが、解決策と真相がミステリーとしてはインパクトが少ない点。
また物語全体として重厚感がなく、せっかくなら違法売買について社会問題性を深めて表現してもらえると良かった。

作者の動物への愛が伝わってくる作品、次回作も読みたくなりました。面白かったです。

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2022年01月29日

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ネタバレ

お勧め度:☆6個(満点10個)第17回このミステリーがすごいの候補に選ばれたが大賞は取れなかった作品。元題は「ターミナル・ポイント」というが、改題して正解だと思う。私が購入したのもタイトルに興味を惹かれたからだ。ただラストはちょっとハードボイルドみたいになってしまったが・・・。特に山もなくスタンダードな殺人事件の域をでていない。もう少しタイトル同様衝撃的な展開かと思ったけど、割と平凡な展開に徹していた。設定に少し無理があったのかもしれない。ちょっと現実離れしたラストに驚きはしたが、面白くて読み易かった。

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2021年02月23日

Posted by ブクログ

このミスの大賞作なんですね。このところ、ちょっとこう、変化球が多い印象の強いこのミスなんですが今回もそういう感じなのかな?ミステリ読みすぎて逆にわけわかんなくなってんじゃないのかこのミス、とちょっと思ってましたが今回は割とスタンダードな・・・ってひどい言い草だな。
面白かったです。あまり中だるみすることなく、テンポよく最後まで一気に読めましたし。動物のあれこれがうまく自然にストーリーにも絡められてるし。作者さんはこれがデビュー作なんですね。次回作にも期待です。

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2020年08月28日

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希少で危険なラッセルクサリヘビを用いた殺人事件が発生。被害者の親友と妹と記者が協力して真相究明に乗り出すお話。

“このミス”関連の受賞作にはそんなに食指が動かないんです。というのも、私はどちらかといえば重めの話のほうが好きだし、日本語の美しさや可笑しみを感じる文章に触れていたいという気持ちがある。たとえば浅田次郎や京極夏彦なんかがそうです。“このミス”はその真逆を行く印象があって。ただその分、とてもわかりやすい。辞書を引かねばわからないような言葉はひとつも出て来ず、行間を読まずとも100%説明してくれるから、迷わず楽しめる娯楽作品。目頭熱くなるシーンもきっちりあります。想定以上の面白さでした。

副題の『蛇のしっぽがつかめない』を見てKANの「君の丸いお尻が許せない♪」を口ずさんでしまった私はコロナぼけしているのかもしれません。(^^;

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2020年04月20日

Posted by ブクログ

動物診療所を営む獣医・遠野太一に深夜かかって来た電話は幼馴染で、ペットショップオーナーの小塚恭平からだった。不穏な気配を感じた太一が駆け付けた時、恭平は自宅マンションで大量の血を流して絶命していた。そして、部屋にはワシントン条約で取引が規制されているラッセルクサリヘビが・・・

重い作品に疲れて、軽~く王道の推理小説を!と思ったら、こちらもなかなか重かった・・・
「このミス」の編集部推薦作(「隠し玉」と呼ぶらしい)の本作は、デビュー作とは思えないほどの完成度。出だしから引き込まれ、先が気になって手が(目が?)止まらない一気読み作品。

法医昆虫学に続いて、今回はラッセルクサリヘビを始めとするワシントン条約附属書に挙げられた動物たち。輸入制限された動物を巡る取り引きの闇、醜い人間の欲望、物言えぬ動物たちの命の軽さ・・・読んでいて思わず顔をしかめてしまうほど辛い。
犯人の一人はわかったものの、彼らがやっていたことは想像のさらに上をいく胸糞悪さ。解決してもスッキリとはいかなかった。やっぱり、人間が一番嫌いだわ~

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2019年11月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

素人目に、読み終わった後でデビュー作だと伝えられても絶対に分からないほど完成度が高いと思う。

動物をテーマにした王道のミステリー。
実際に存在する動物や規約などを盛り込んでいくことでリアリティが出ていたし、その部分については全くの無知だったので勉強にもなった。

王道というだけあって、展開はなんとなく読めてしまうが、それだけにテンポよくスルスルと内容が入ってくるので気持ちが良い。

ラストは漫画のような怒涛の展開。
犯人はかなり意外な人物だと思う。
結局犯人も死んでしまうので謎の残る部分もあるし、
何より、事件を受けて生き残っていた人物の中で特に動物のことを思っていた利香が、あっさりとその職を手放してしまったこと、さほど気にしていないというような態度がなんだか拍子抜けというか…「本当にそれでいいのか?」というモヤモヤが残ってしまった。

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2019年10月24日

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