佐野広実のレビュー一覧

  • シャドウワーク

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    DV被害者はそれがDVとわかっていなかったり、またわかってはいても何故か「この人には私しか…」みたいな謎の縛りを自分で作っていて、シェルターに逃げ込んだとて、また自ら夫の元へ帰る人が多いと聞く。

    なのでこの作中の中の被害者の女性達のように、弱者のままじゃなく立ち直りまた前を向く姿勢がまず素晴らしいと思った。
    そしてその行先を見守る読者の私、どうかとにかく彼女達が自由になれ、安全であれ、とただ願うのみ!
    そして、もう全てはそこに辿り着けば良い!と思った。

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    2026年03月14日
  • サブ・ウェイ

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    読みやすく、1日で読み終わりました
    地下鉄と言う、日常的な世界観で
    イメージしやすい設定が良かっのかなと
    思いました
    色々な事件がありましたが、映像化されそうな
    話だと思いました

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    2026年01月27日
  • サブ・ウェイ

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    地下鉄の私服警備員の話
    心の葛藤や正義心について書かれているが、後半がかなり急ぎ足で、心情の動きも少し物足りなく感じた。
    読みやい本でした

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    2026年01月08日
  • 氾濫の家

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    佐野広実『氾濫の家』は、郊外の住宅地に暮らす五十代の専業主婦・新井妙子を主人公に、
    家父長制・精神的DV・ブラック企業・ヘイトビジネス・学歴偏重・家庭崩壊
    といった現代日本の暗部を重層的に描く社会派ミステリーである。
    妙子は、夫・篤史の強烈な支配のもとで長年生きてきた。
    篤史は「家族は俺の所有物だ」「金を稼ぐ俺が絶対だ」と信じて疑わない、典型的な家父長的男性である。
    表向きは大手建設会社のエリート社員として振る舞うが、実際にはヘイト企業まがいの事業に加担し、上司の命令には絶対服従。
    家庭でも同じく、妻と子どもを「支配すべき対象」として扱う。
    長女・順子は父親に反発し、家を飛び出した。
    長男・将

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    2025年12月23日
  • 氾濫の家

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    人を人と思っていない夫と姑がいる家庭に嫁ぎ、自分を削り続けてきた女性の再生の物語でした。

    とにかく、ひどい人がたくさん出てきて、嫌になります。性善説的な考えを持つ人には、なんとも苦しい物語じゃないでしょうか。

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    2025年12月21日
  • サブ・ウェイ

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    ひとつの大きな物語の中に、いくつかの小さな物語がある、そういう構成の小説です。なので、隙間時間でも読みやすいですが、できれば一気に読んだ方が良かったかな。

    地下鉄を乗客に紛れて警備する仕事。そういう仕事が実際にあるのかはわかりませんが、なんだかワクワクする仕事だなと感じました。

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    2025年12月10日
  • 氾濫の家

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    ちびちび読みました。
    普段読まないジャンルなので気分転換にとても面白かったです。
    昭和はじめの父と母を持つ私には、非常にあるあるな父と母の関係など。むしろ、この程度で治るのかと、柔らかい方でして。

    なかなか、あっけなく?な結末でしたが、むしろ読んでから時間が経って思うと、そのあっけなさが、むしろ非常にリアル感を持たせるのではと思いました。
    譲ってくれた友達に感謝。

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    2025年12月07日
  • 氾濫の家

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    ネタバレ

    新井家の隣家の亭主が殺された。妻は旅行にいっており、息子はすでに家を出ていてアリバイもある。そんななか新井家に刑事の加賀美が訪れる。

    最初から最後までずっと篤史にイライラ。本当に嫌い。そして妙子にもイライラ。でもこういう人、現実にいるんだよね。もうずっと気持ちが塞ぐし、すごく気分の悪くなる話だったけど、それと同じくらい面白かった。最後はちょっと安直に感じるけど、スッキリしたので満足です。

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    2025年12月05日
  • サブ・ウェイ

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    架空の設定としては設定を活かしたエンタメ性に乏しく、過去の傷を背負った人間の葛藤や成長を描く人間ドラマとしては、人物の深掘りが浅く感情移入出来なかった。
    と言うことで、設定の必然性を感じられずに終わってしまった感じ。
    面白くなかったわけではないです。

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    2025年11月28日
  • 氾濫の家

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    隣家で殺人事件がおき、その犯人らしき顔を見た専業主婦が巻き込まれていくミステリー。家庭内の闇が見え隠れする。この主婦は良い子どもたちを持って幸せだなあ、と思った。殺人事件の動機や主婦の旦那さんの仕事などが微妙にしっくりこなかった。

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    2025年11月19日
  • サブ・ウェイ

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    地下鉄警備員として働く主人公と同僚、
    上司たち、勤務する中ですれ違う人々と
    向き合うことでそれぞれが抱えてきた過去と
    これからを描いた物語。

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    2025年11月01日
  • 氾濫の家

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    視点が何回も変わるわりに読みやすかった(警察、主婦、会社員と全然違うからかな?)
    こういう小説読んでると、仲のいい家族も蓋を開ければ崩壊してるなんて、もはや常識なのでは?とすら思っちゃう。
    早々に逃げ出した娘は偉いし強いけど、夫があれで何十年も耐えてきた妙子も偉いしとっても強い。
    夫がまじで胸糞わるすぎてイライラした。

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    2025年09月25日
  • 氾濫の家

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    虐げられて抑えつけられ、自分を奪われて
    すり減った後に、もう一度自分を取り戻す
    ことはできるのか。

    抑圧され長い年月を過ごしたせいで、
    日々の違和感に気づけなくなった主人公。

    隣の家で起きた殺人事件が、空っぽだった
    主人公の中にうねりの種を落とす。

    家という外界から隔たった空間に閉じ込められ、
    沈みきっていた主人公の中で起る氾濫の物語。

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    2025年08月12日
  • 氾濫の家

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    郊外の住宅地で起きた殺人事件をきっかけに、隣に住む家族が崩壊していくというミステリー小説。
    著名な大学教授が殺されるが、その犯人を探る推理よりも、背景にある社会的な背景や家族心理に力が注がれている。
    隣家に住む50代の専業主婦・新井妙子は、家父長制を重んじる会社員の夫の強権的な扱いに隷属してきた。
    封建的な姑にいじめ抜かれながらも、彼女を介護し、最後を看取った。
    娘や息子は何も自分から言い出せない、変わろうとしない妙子に愛想を尽かせていた。
    夫・篤史の会社はそこそこの規模の建設会社だが、社長は外国人ヘイトの傾向があり、政治家とも癒着、裏事情のあるリゾート開発構想を進めていた。
    また、殺された大

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    2025年07月19日
  • 氾濫の家

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    ネタバレ

    新井家の隣に住む大学教授が殺害され
    一人息子が怪しいと思われる事件がおこった。
    同時に新井家の綻びもハッキリと見えるようになる。

    ↓ 厳し目の感想になります。

    序盤から中盤、同じことがダラダラ繰り返し書かれている。
    読むのに時間が掛かってしまった。
    妙子の煮え切らない思いにイライラ。
    娘の順子と息子の将一が真っ当で救われる。

    殺人事件も浅く、面白さが半減してしまった。
    会社を脅迫し5億を脅し取ろうとした宮崎もあっけなく殺される。
    上司に従順な新井篤史が宮崎に対しどのような行動を取るか
    考えればわかると思うのだが。
    実は宮崎は生きていて、反対に新井篤史が窮地に追い込まれる。
    ドラマのような

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    2025年07月01日
  • 誰かがこの町で

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    初めての作家。
    ほぼ一気読み。
    田舎の町だからこその事件、昔ならあったのかも。
    違う作品も読んでみよう!

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    2025年06月07日
  • 氾濫の家

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    こんな酷い夫と30年。忍耐強い人、というより、心身ともに支配され逃れられなかった人。
    面白かったけど…あまり何も残らない。

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    2025年05月25日
  • 氾濫の家

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    夫から奴隷のような扱いを受けるって耐えられない。抜け出そうと思わずここまでくるなんて。自分は自分と他人の影響を受けない状態でいたいもんだ。

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    2025年05月13日
  • 氾濫の家

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    隣の家での殺人事件をきっかけに我が家の崩壊に気付く。夫の横暴に自身をすり減らしてきた主婦の再生の物語。ヘイトスピーチ、企業と政治家の癒着、いろんな問題を投げかけた小説。

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    2025年05月03日
  • 氾濫の家

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    「同調圧力」「DV」などをテーマに社会問題を描いてきた作者が家庭内の支配、レイシズム、ミソジニーなど社会に蔓延る人権侵害をテーマに描いた作品。

    隣家で起こった殺人事件を発端に壊れていく家庭の姿を中心に描いていくのだが、この新井家の主が本当に胸糞悪い。昭和一桁生まれならいざ知らず、51歳でここまでのことを口にする(思っている人間は数多くいるだろうけど)人間が未だにいるものかと呆れる。そしてそんな糞男に唯々諾々と従う主婦の妙子もまた歯痒い。

    新井夫婦、隣家の夫婦、新浪建設の社員、野間、そして刑事まで登場人物が悉く歪んでいる。まあ、人間なんて皆ある程度歪な存在なんだろうけど、ここまで揃うと読んで

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    2025年04月13日