佐野広実のレビュー一覧
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過去の失踪事件と現在、その失踪家族の娘と弁護士事務所の捜査員がその謎を探る章が交互に展開される。 過去と現在がクロスしていく話でした。まとめて読まないせいか、少しわからなくなる。期待しすぎて、ややガッカリ。Posted by ブクログ
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過去の失踪事件と現在、その失踪家族の娘と弁護士事務所の捜査員がその謎を探る章が交互に展開される。
読みにくいわけではないのだが、その「町」そのものに嫌悪感もありなかなか読み進めにくかった。
ただ実際ここまでの「町」になるかといわれるとかなり疑わしい。Posted by ブクログ -
第66回江戸川乱歩賞受賞作品。軽度認知障碍を患った元刑事の藤巻が身元不明人「門前」の過去に迫るうちに徐々に恐るべき真相が炙り出される。人間ドラマ・サスペンスものとしては面白いが展開の風呂敷を広げすぎ真相が飛躍しすぎたように感じる。主人公の認知症の設定ももう少し深みを持たせてほしかったように思う。Posted by ブクログ
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怖い…未知の怖さではなくて、実際に現在進行形で起こっていそうなのが怖い。
噂の蔓延は拡大する一方なので、下手な伝言ゲームみたいに結局は正しくないことがまるで事実の様に広がっていく。話す側は、それが事実だろうが嘘だろうが構わないPosted by ブクログ -
07月-11。3.5点。
埼玉のある町での、住民たちによる不穏さ。。。
弁護士事務所で助手として働く主人公、養護施設出身の女性がきて、自分の両親について調べてほしいと。
背中が寒くなるような、おぞましい事件。。でも面白かった。Posted by ブクログ -
シャネル展に去年行ったのもあったので、帯の「祖母の形見は血塗られたシャネルスーツ」の一言で買った
面白かった、もっとシャネル自身について知りたくなった……!Posted by ブクログ -
閉鎖的な町での出来事。同調圧力によってじわじわと登場人物たちが正常な感覚を失っていく感じが異様。本人たちに自覚がないままに人を陥れたり傷つけたりする様は現代を表してるなと感じた。Posted by ブクログ
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同調圧力への怒り、不満、恐怖、不快感…嫌な気持ちしか沸き上がってこない読後感。事件性無しならあり得る話である。延川のように頑迷固陋な人間は何処にでもいる。忖度してはならないと痛感した。Posted by ブクログ
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流れは早い段階でおおよそわかってしまうものの、深刻なDVに立ち向かう女性たち必殺仕事人の非情っぷりはなかなかです。
贖罪や死刑についての小説を読んだばかりだったので、あかの他人であれば躊躇なく殺人に及ぶメンタリティについていけなかった。Posted by ブクログ