佐野広実のレビュー一覧

  • サブ・ウェイ

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    大きな苦悩を抱えながらも前に進んでいかなくては、と悩む主人公の葛藤が描かれていて共感できる作品でした。

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    2025年02月04日
  • サブ・ウェイ

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    最近お気に入りの作家さん。相変わらず読みやすく、とても面白かった。

    今回は連作の短編でさらに空き時間にサクサク読めた。
    私は第一話が特に印象深かった。母親なら当然、、同情せざるを得ない悲しい物語。

    今のところ、この作家さんの作品、全てとても面白かった。まだ未読の方、ぜひ読むべし。

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    2025年01月21日
  • サブ・ウェイ

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    初読み作家さんかも。他の作品も読んでみたい。私服警備員いてくれたら安心するし、滅多にない落とし物はなるほどと思った。

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    2025年01月14日
  • 誰かがこの町で

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    あらすじを読んで興味を惹かれて購入した。
    施設で育った19歳の女性がある法律事務所に19年前に行方不明になった彼女の家族について相談が持ち込まれる。
    彼女の家族は埼玉県にあるかつてのニュータウンへ引っ越したあと失踪していた。安心安全な街をうたうその地域は独自のルールがありそれに従わなかった彼女の母親と地域住民が揉めていたらしい。法律事務所の助手をしていた真崎が調査に乗り出すが、自身の娘と彼女が重なり。。
    同調圧力の理不尽さに辟易とするが多かれ少なかれ現実社会にもあるなと少し恐怖した。4.0

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    2024年12月12日
  • サブ・ウェイ

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    ネタバレ

    地下鉄の私服警備員として働く明美。私服警備員として地下鉄に乗りながら困っている人やトラブル対処をして働いている。明美にはこの仕事を始めた理由がある。明美の恋人である要一が2年前に地下鉄で亡くなったのだ。防犯カメラを見ると、後ろ姿の犯人が映っていた。明美はその犯人を捕まえたいという思いを抱えながら地下鉄の私服警備員として働いている。本当にこのような私服警備員がいるのかはわからないけど、鉄道って本当にいろいろなお客さんがいるから、いろんな出来事があるんだろうなと思いながら読んだ。子どもを誘拐され身代金の引き渡しに駅にやってきた母親、駅にあるコンビニの万引き、乗客同士のトラブルなどなど…。いろいろな

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    2024年10月10日
  • サブ・ウェイ

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    面白かった!地下鉄の私服警備員が、恋人を殺した犯人を追うサスペンス。普段のほほんと乗っているだけだが、実は色々と大変なことが起こっているのだなあ。

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    2024年10月05日
  • わたしが消える

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    面白かった。さすがは乱歩賞受賞作。

    と、同時に既視感。私の好きな佐々木譲氏や伊岡瞬氏を彷彿とさせるか。まぁ題材もよく練られているとはいえどっかで読んだなとモヤってしまった。

    けなしてないんです。他の作品も読んでみたいな、好きな作家が増えて良かったと思っているし。

    おじさんが義憤する話っていいよね。

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    2024年09月06日
  • わたしが消える

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    元刑事の藤巻は、介護施設に保護された認知症患者の身元調査依頼を引き受け、老人男性の生きた証を探し始めると、次々と見つかる不穏な物証。この老人は一体何者なのか。自分の過去の事件も絡んで危険な目にも遭遇するが、最後はスッキリと解決。
    読みやすい文章に、この身元探しがどう展開していくのか適度な不穏感、一気読みで楽しめました。久々に江戸川乱歩賞作品で満足しました。

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    2024年06月01日
  • わたしが消える

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    マンションの管理人で、元刑事の主人公の藤巻は認知障碍の宣告を受ける。先の不安を思いながら、大学生の娘の研修先である介護施設で保護されている認知症患者の身元調査の依頼を引き受けることに。妨害や脅迫と事件が動いて行く。その裏に隠された真実とは…。

    江戸川乱歩賞受賞作ということで手に取った作品。
    まずは読みやすかった。どんどん話に引き込まれていきました。
    藤巻と警察との確執、家族との関係、認知症への恐れなど、いろいろと絡みあって進んでいきます。
    記憶がポロポロとこぼれ落ちていってしまい、なにもわからなくなる直前、最後に残される記憶は、いったい何だろうか…人生を奪われた男性が記したノートの言葉が印象

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    2023年06月11日
  • わたしが消える

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    主人公が軽度認知障がいと診断されたところから開始するが、もっと重度の認知症患者が登場し正体を探る。もう認知症関係なく、身元調査がどんどん壮大にハードボイルド感も溢れる展開に。ジャケ買いしたことを忘れて2冊買ってしまった。

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    2023年06月06日
  • わたしが消える

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    第66回江戸川乱歩賞受賞作

    元刑事の藤巻は、事故でケガをした際軽度の認知障碍を宣言される。
    離婚した妻はすでに亡くなり、大学の娘はいるが迷惑はかけられないと思っていた。
    娘の実習先の施設に身元がわからない認知症の人がいるので調べて欲しいと頼まれ、事件に巻き込まれる。

    緩やかに始まるが次第に引きつけられてゆく。
    自分の記憶がどこまで…という不安もありながらも認知症の人が気になるのはなんとも言えない。
    調査を続ける藤巻の姿に元刑事としての矜持も感じつつ、胸にせまるものも感じてしまう。
    そして、父と娘の揺るがない信頼関係もことばにできないほど。

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    2023年05月26日
  • 戦火のオートクチュール

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    ヒトラ―が支配する当時の北欧で生きた日本人の父と娘の生き方が強く描かれている。登場人物も個性豊かに書かれておりミステリーと歴史小説を融合させた内容だったが、その側面に描かれている、娘と母そして祖母の間に出来た深い溝が、祖母の生きてきた道を辿る事で少しずつ埋まって行くところがこの小説の主題と感じた。

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    2023年05月16日
  • 戦火のオートクチュール

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    佐野広実『戦火のオートクチュール』祥伝社文庫。

    島村匠名義で刊行された『マドモアゼル』を加筆修正、改題、文庫化。

    第66回江戸川乱歩賞受賞作の『わたしが消える』が非常に面白かったので、本作も読んでみることにした。

    歴史ミステリーである。なかなか面白い。

    雑誌のライター結城真理は、母親の大学時代の友人の松村弘子からあることを依頼される。長らく疎遠だった真理の母親の結城智子が持つ祖母の形見の血塗られたシャネルスーツの謎を解くために母親の智子と共にパリに飛んで欲しいというのだ。

    真理と智子の動きを監視する外務省の外郭団体を名乗る大津真一という人物が二人の調査を妨害しようとする。

    祖母の千

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    2023年04月03日
  • わたしが消える

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    面白かった!これぞ江戸川乱歩賞って感じの作品。
    前日譚に当たる短編も良かったです。 
    ここ数年の乱歩賞受賞作の中では一番好き。

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    2023年03月11日
  • わたしが消える

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    始めはライトなミステリーかなぁ?と思っていたのだけれど、読み進めるにしたがってがっつりミステリーだったし、門前さんをめぐる背景が壮大なものでびっくりしたけど面白かった!

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    2022年12月17日
  • わたしが消える

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    第66回江戸川乱歩賞受賞作。


    特別養護老人ホームの門の前に、置き去りにされた身元不明の認知症の老人。老人の身元を突き止めてほしいと娘から頼まれた元刑事藤巻は、自らも軽度の認知障碍を患っており、他人事とは思えずこれを最後の使命と引き受ける。

    始まりは地味な老人の身元調べ。
    だけど、老人が隠し持っていた数枚の身分証明書が発見されたあたりからぐいぐいと謎に引き込まれていく。
    深まる謎、何者かによる脅し、証拠品の盗難、そしてとうとう死者まで。このあたりになると緊張感で息もつけないほど。
    そして次第に明らかになっていく真相。黒幕の正体は?一気に社会派ミステリの様相を帯びていく展開に読むのをやめられ

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    2022年10月01日
  • 氾濫の家

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    佐野広実『氾濫の家』は、郊外の住宅地に暮らす五十代の専業主婦・新井妙子を主人公に、
    家父長制・精神的DV・ブラック企業・ヘイトビジネス・学歴偏重・家庭崩壊
    といった現代日本の暗部を重層的に描く社会派ミステリーである。
    妙子は、夫・篤史の強烈な支配のもとで長年生きてきた。
    篤史は「家族は俺の所有物だ」「金を稼ぐ俺が絶対だ」と信じて疑わない、典型的な家父長的男性である。
    表向きは大手建設会社のエリート社員として振る舞うが、実際にはヘイト企業まがいの事業に加担し、上司の命令には絶対服従。
    家庭でも同じく、妻と子どもを「支配すべき対象」として扱う。
    長女・順子は父親に反発し、家を飛び出した。
    長男・将

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    2025年12月23日
  • 氾濫の家

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    人を人と思っていない夫と姑がいる家庭に嫁ぎ、自分を削り続けてきた女性の再生の物語でした。

    とにかく、ひどい人がたくさん出てきて、嫌になります。性善説的な考えを持つ人には、なんとも苦しい物語じゃないでしょうか。

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    2025年12月21日
  • サブ・ウェイ

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    ひとつの大きな物語の中に、いくつかの小さな物語がある、そういう構成の小説です。なので、隙間時間でも読みやすいですが、できれば一気に読んだ方が良かったかな。

    地下鉄を乗客に紛れて警備する仕事。そういう仕事が実際にあるのかはわかりませんが、なんだかワクワクする仕事だなと感じました。

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    2025年12月10日
  • 氾濫の家

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    ちびちび読みました。
    普段読まないジャンルなので気分転換にとても面白かったです。
    昭和はじめの父と母を持つ私には、非常にあるあるな父と母の関係など。むしろ、この程度で治るのかと、柔らかい方でして。

    なかなか、あっけなく?な結末でしたが、むしろ読んでから時間が経って思うと、そのあっけなさが、むしろ非常にリアル感を持たせるのではと思いました。
    譲ってくれた友達に感謝。

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    2025年12月07日