アベツカサのレビュー一覧
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ネタバレサンデーうぇぶりにて拝読。9巻は78〜87話を収録。
面白かった。
ヒンメルの手記を読んでいる時の表情が切ない。10年の冒険は長寿のエルフにとっては一瞬だったんだろうけど、とても大切な思い出だということがよくわかる表情だった。
81話では七崩賢、黄金郷のマハトが凄まじく強いことが明かされた。フリーレンが「未だに勝てるイメージを持っていない」と言っていて驚き。こんなに強いフリーレンがそんなセリフを吐くなんてマハトどんだけやばいんだ。
ただ、マハトは魔族の中でもだいぶ異質なよう。人に興味を示しているし共存を願っているのも本当とは.....
デンケンへ向ける表情も穏やかだし、彼に対しては人間らしい -
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ネタバレサンデーうぇぶりにて拝読。8巻は68〜77話を収録。
面白かった。70話にてゲナウ、メトーデと再開し、新章開幕。村を襲った魔族を倒すことに。
無表情で魔族に強い敵意を向けながらも、人を思いやる気持ちを持つゲナウがすぐに好きになった。過去に何があったのか気になる。
魔族が人間が死体を守ることを「なぜそうするかは分からないがそう言う習性を利用する」と言っていてぞっとした。やっぱり人間とは相容れない。
戦闘シーンを大ゴマも使わずに淡々と書いてるのは、あえてそうしてるのかな。欲張りだけど分かっているけどもっと迫力が欲しくなってしまう。 -
ネタバレ 購入済み
安定の面白さ
これまでもちょいちょい挟みこまれていたロマンス要素が少し進展した模様。シュタルクはあんなに強いのに相変わらず怖がりで、怖がっているときの表情がいい。
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ネタバレサンデーうぇぶりにて拝読。6巻は48〜57話を収録。
第二次試験の迷宮攻略がスタート。フリーレンはもちろんデンケンの冷静さが凄い。年老いた魔法使いがかませにならずにちゃんと強いのはとてもいいな。
最終関門で待ち受けるのがフリーレンのコピーって絶望的すぎる。どんなに優秀な魔法使いでも簡単にコピーできてしまうシュピーゲルめちゃくちゃ強くないか。踏破者がこれまでに出ていないのも納得。
フリーレンがこれほど追い詰められたのは80年ぶりって言ってたけど、80年前は誰が追い詰めたんだろう。魔王?
ヒンメルって昔フリーレンに会っていたのか。その頃からフリーレンのことが好きだったのかな… -
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ネタバレサンデーうぇぶりにて拝読。5巻は38〜47話が収録。
フリーレンより先に隕鉄鳥(シュティレ)を捕まえるフェルンがすごい。魔法使いとしての資質がやっぱ高いんだろうな。
そしてフリーレンたちの隕鉄鳥を捕まえる作戦が見事。一瞬魔法を使ったことに気づくデンケンも流石だ。
デンケン、全く油断しないし先を見据えて行動しているし相当強いんだろうな。面倒見もいいしかなり好きになった。
あと拗ねるフェルンが可愛い。過去にシュタルクに対して「面倒臭いなこいつ」って思ってたのに、今はシュタルクに「面倒臭えこの人」って思われてるの面白い。それほどシュタルクたちに心許してることがわかって微笑ましい。
そしていつも -
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ネタバレサンデーうぇぶりにて拝読。4巻は28〜37話が収録。
28話が面白かった。ザインを仲間にしようと勧誘するフリーレンたち。フリーレンのかわいいお子様投げキッス。過去にフリーレンの投げキッスで失神したヒンメル面白すぎる。やっぱフリーレンが大好きだったんだろうな。30話で花言葉なんてわからないフリーレンに黙って指輪をはめてあげる姿も素敵だ。
魔法について新情報も出てきた。魔族たちが使う魔法で解明できてない魔法を呪いと呼ぶのか。危うく全滅だったし呪いやばすぎる。
いずれくる別れだったとはいえ、ザインと別れることになるのは悲しい。次に会った時は「まだ付き合ってないのかよ!!!」って言ってほしい。
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ネタバレ 購入済み
フリーレンの格好良さよ
アウラとの戦いでのフリーレンに痺れました。感情の起伏に乏しいとも感じられるフリーレンが魔族への憎悪を静かに燃やしている姿。千年以上生きた魔法使いだ、のフレーズがかっこよかった。
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ネタバレサンデーうぇぶりにて拝読。3巻は18〜27話が収録。
前半では大魔族アウラとの戦いが決着。フリーレンが押さえていた魔力を解放し、服従の天秤が一気に傾くシーンがカッコよかった。
通常のシーンはもちろん戦闘シーンも淡々と進んでいくので個人的には少し物足りなく感じてしまった。これがこの漫画の持ち味なんだろうし、好きだけど、迫力のある戦闘シーンが見たかった気持ちがある。アニメではどう表現されるんだろう?
ヒンメルは勇者の剣を使わずに魔王を倒したのか。「魔王を倒せば本物だろうが偽物だろうが関係ない」と言ってやり遂げるこの男、あまりにもイケメンすぎる。
シュタルクの兄もカッコよかった。弟を大事に思ってい -
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ネタバレサンデーうぇぶりにて拝読。2巻は8〜17話が収録。
勇者ヒンメル、もう亡くなっているのに回想で登場するたび株が上がっていく。自分達の銅像を残す理由が「未来でフリーレンが一人ぼっちにならないようにするため」ってカッコ良すぎる。やっぱりフリーレンのことが好きだったのかな。
14話では人の言葉を話す魔物が登場。人と触れ合ううちに魔物にも実は優しいところがあると分かったり、優しい心が芽生えて共存すると言う流れになるというのがよくあるパターンだが、この漫画では魔物を徹底的に分かり合えない生き物だと描いていて、そこが新鮮で面白かった。これからどんな魔物が出てくるのだろう。
17話でのタイトル回収も熱か -
購入済み
表情豊か
細かく描き込んでいる風には見えないのに、どのキャラクターも表情豊かで、感情の機微を理解しやすい。フリーレンの経験と知識に裏付けられた落ち着きは、さすが。
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ネタバレ 購入済み
命を「断つ」は間違い?
グリュック卿が支配の石環を使ってマハトを従わせるシーンで「命を断つ」との表現があります。正しくは「命を絶つ」なのですが、それはあくまで人間が人間に対して用いる場合です。人間が魔族に対して用いる言葉なら魔族の習性を言い得て妙といいますか、感情を持たず人間の命を布切れのように一刀両断するマハト(終盤にそのことを象徴するシーン有)には強ち間違っていないのかなとも思えます。
作家さんがそこを承知の上で(法律用語では知っていてやることを「悪意を持つ」という)わざと「断つ」の表現にしたのなら脱帽ですね。
まあ、単なる誤字かもしれませんけど、個人的にはこのまま訂正しないで頂きたいです。勿論、フリーレン達