直良和美のレビュー一覧

  • 寒波

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    二重殺人と女子中学生の虐待問題。今作でも二つの事件が同時に起こり、P分署メンバーは二手に分かれて調査を開始する。
    シリーズ通しての偽装自殺事件にも動きが見えるシリーズ3作目。→

    タイトル通りとにかく作中が寒い季節で、今(2月)に読むのにピッタリだった(笑)寒い〜!!
    今作は事件が起こってからの捜査だからか、わりとプライベート重視(笑)それぞれになかなか華やかな話題があって楽しい。それにしてもロヤコーノがあまりにも頑固親父なのはいかがなものかと思いつつ、

    イタリアは家族第一主義だっけな?とも思ったり。いやでももうちょい娘を信用してやれ??
    二重殺人事件は犯人側の理由が好み。そりゃ、ツライわ。

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    2026年02月16日
  • 誘拐

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    真昼間の美術館から十歳の少年が消えた。P分署からロマーノとアラゴーナは誘拐事件として操作を進める。一方、ロヤコーノ警部はアレックスと調べていた空き巣事件に奇妙さを感じていて……シリーズ2作目

    「21世紀の87分署」と名高いイタリア発ミステリのシリーズ2作目。
    前作に続いてそれぞれのプライベートがしっかりと描かれ、事件そのものよりむしろそちらが楽しみなシリーズ。
    あと、今回は合間に入る詩的な表現がとても良き。好き嫌い分かれそうだけど、私は好きだなー。→

    ラストは衝撃。これ、国内作品でやるとまぁまぁ批判されそうな……いや、(最近の国内ミステリあんまり読まないから)知らんけど。

    海外ドラマ風で

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    2026年02月09日
  • 対立

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    大好きなP分署シリーズもの。
    「ろくでなし集団」と揶揄される分署に舞い込んだ殺人の一報。ところが被害者はマフィア事件の証言者として一度は名乗りをあげた人物だった。そこで指揮を執ろうとするのがマフィア対策班の検事補。落ちこぼれ集団vsエリート検事達。事件の進捗は勿論だがこのシリーズが面白いのはP分署のメンバーのキャラが際立ってること。其々が抱えてる苦悩がドラマとして深みを与えてる。次も楽しみなシリーズのひとつ。

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    2026年02月05日
  • 集結

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    各分署でクセツヨで持て余されていた者たちが、不祥事を起こして閉鎖間際のピッツォファルコーネ署に集められて……というシリーズ作品の一作目。

    これ好き!大好き!キャラがみんな魅力的で最高!!

    21世紀の87分署らしいが、87分署を未読なのでどちらかというと「はみ出し者警察小説」という文言で特捜部Q的な感じかと読み始めたら、雰囲気が全然違う!これがイタリア小説!(笑)北欧のあの重苦しいのも好きだけど、イタリアのカラッとした感じも好き!愛と情熱、とてもいい!シリーズ追いかける!


    女にモテモテなロヤコーノ警部と親のすねかじりスピード狂のアラゴーナ一等巡査とのコンビも最高だけど、いまんとこ良いとこ

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    2025年10月28日
  • 誘拐

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    イタリア小説、2冊めです。
    面白いです❗️

    詳細は述べまませんが、是非読んでみて下さい。

    イタリア❓って思って読みましたが、楽しめます。
    この後もとても楽しみです。

    翻訳の方にも「ありがとう❗️」って言いたいです。

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    2022年07月16日
  • 誘拐

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    イタリア ナポリ舞台の警察小説。
    誘拐事件 と 空き巣事件 が交錯する。
    筋よりも人間模様が豊か。風物としてイタリアの人の日常 社会の雰囲気を感じる。

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    2021年08月16日
  • 対立

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    安定した面白さ
    安定しすぎの感もある
    次はシリーズ6作目になるが、版元にはぜひ大団円まで翻訳出版を続けてもらいたい

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    2026年02月07日
  • 対立

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    ネタバレ

    シリーズ5作目。
    よい警察小説。読み始めるとすぐにメンバーのキャラを思い出せる。
    オリンピック開会式前日にイタリアの気分が満喫できて良かった。(ナポリで南の方ですが)
    イタリア人はナチュラルに恋愛体質だと感じる。
    天然酵母のパンが貴重であることがよくわかった。
    ルッキズムがキツくて大丈夫なのかと心配になる。
    シリーズは11作まで出版されているということなので楽しみ。早く次が読みたい。

    ロヤコーノってアナグラムでコノヤローですね。

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    2026年02月06日
  • 南の子供たち

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    全作品でいて、今回も楽しめた。

    『北京からきた男』でも出てきたけれどここにも大陸鉄道建設時代の中国人労働者の話が興味深い。

    移民と家族の話。

    南部方言の訳し方と青い砂糖衣のクッキーという表現がちょっと気になったけど、翻訳の仕事はしたことがあるので、深く考えてのことなのだろうと思い直した。
    一作目のチャイナ・タウンを原作で読んでいる。

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    2025年07月25日
  • ファミリー・ビジネス

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    CL 2025.3.11-2025.3.13
    チャイナタウンのギャング堂(トン)をめぐるお話。活き活きとした動きのある描写ですごく楽しかった。

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    2025年03月13日
  • ファミリー・ビジネス

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    ネタバレ

    リディア&ビルシリーズ最新作。
    今回はリディアが主役の回。
    相変わらずテンポよく、心地いい。
    ミステリーとしては今一つなのかもしれないがこのシリーズはいつでも面白く読める。

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    2025年02月08日
  • ファミリー・ビジネス

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    ネタバレ

    2025年の1冊目は、S・J・ローザンの「ファミリー・ビジネス」です。リディア・チン&ビル・スミスのシリーズ14作目にして、シェイマス賞最優秀長編賞受賞作。ニューヨークのチャイナタウン、中国系マフィア堂(トン)に関わる事件なので、リディアがメインのパートです。
    正統派のハードボイルドというよりは、ネオ・ハードボイルドと言った方が良いでしょう。ウィットに富んだやり取り、伏線回収の妙、巧みなストーリーテリングと円熟した書き手の技を感じます。
    結局の所、家族の問題だったという所に、事件は帰結します。色々な家族の形が有り、誰もが家族を守ろうとする、愛そうとするという事ではないでしょうか。
    ☆4.5

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    2025年01月03日
  • 鼓動

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    ネタバレ

    久しぶりに読んだ新作なので内容を思い出せるか心配だったが、それぞれのキャラクターがしっかり描き分けられているので、それは杞憂だった。

    今回、真面目で正義感が強すぎるが故の怒りを暴力で発散してしまうロマーノが、職場の近くで生後間もない赤ん坊をみつけたことから話が始まる。
    いい加減な仕事をすることもなく、裏に回ってあくどいことをするわけでもないロマーノが、その怒りのはけ口を求める言い分が自分勝手すぎて好きではなかった。
    ロマーノの気持ちはわかるとして、だから殴られる人はその痛みを我慢しろと?

    小さな赤ん坊をその手に抱いた時、ロマーノは初めて小さくてか弱い命を愛おしむことを知った。
    重篤な感染症

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    2024年09月29日
  • 鼓動

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    P分署捜査班シリーズの4作目。読み進めるに従い捜査班メンバーの過去の事を思い出す。特に今作はミステリー性が前面に出ていて、メンバーの人柄と共に深みを与えていた。とりわけ、おバカキャラのアラゴーナの成長ぶりに目を見張った。

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    2024年07月08日
  • 鼓動

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    〈P分署捜査班〉シリーズ第四弾。ゴミ集積場で見つかった生後間もない赤ん坊。捜査班は親や犯人を探すため動き出す。このシリーズは短い章立てで捜査班のメンバーそれぞれの私生活や仕事に対する苦悩なども描かれていて、個性的な人物たちの違う面が見られるのも面白い。

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    2024年07月02日
  • その罪は描けない

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    ネタバレ

    CL 2023.8.23-2023.8.24
    今回の語り手はビル。
    「おれが犯人だと証明してくれ」という、いかれた天才画家サムの依頼で殺人事件を捜査することになる。サムは、まあ、どこか精神疾患があるんだろうなと思わせる変わり者だけど、非常にチャーミング。惹きつけるものがある。だからこそ真犯人はちょっと悲しかった。
    ビルとリディアの関係も安定してきて、これからも楽しみなシリーズ。

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    2023年08月24日
  • その罪は描けない

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    ネタバレ

    リディア・チン&ビル・スミスのシリーズ第13作目。今回は、ビルのパートです。前作「南の子供たち」が、かなり面白かったので、今作も期待大です。
    ビルの元に、殺人者で有り、かつての依頼人、現在は、画家として活躍しているサムが、「殺人事件の犯人だと証明してくれ」という依頼を持ち込みます。興味を引く面白い出だしですが、途中までは、展開も遅く、退屈で読むのを諦め掛けましたが、残り3/4の所、ある殺人が起きた所から、一気に物語が、加速します。最後の最後には、お約束の反転シーンも有ります。伏線回収も含めて、残り1/4は、お見事です。
    ☆4.5天才には、生きづらい世の中です。

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    2023年07月16日
  • その罪は描けない

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    今回はビル視点で話が進む。
    彼の回は、ハードで、痛みが伴い、事件が解決した後もやるせ無さを感じる印象だが、今回は違った。
    だが、もちろん面白い!
    ページを捲る手を止めさせない話運び、軽妙でユーモアのあるやりとり、リディアとの関係、憎たらしくてイラッとさせる登場人物、反対に魅力的でタフな人物。
    中でもリディアのお母さん、彼女は最高だという点では満場一致だと思う。
    きっと次作が出るだろう来年が待ち遠しい。

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    2023年07月09日
  • 寒波

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     87分署シリーズのようなものをイタリアを舞台に描きたい作者と、87分署シリーズのような安定したシリーズを懐かしむ読者との融合、といった気配漂う読書時間が嬉しい、本シリーズ新作である。もっと速いペースで次々と読ませて頂けると有難いのだけれど4年目にして三作目というのは少し間が空き過ぎの印象。せっかく印象に残る個性的刑事たちの集まりなのに、今回のように二年も待たされるとさすがにせっかくの個性も忘れてしまうというもの。

     さて本書では二件の事件が同時に起こり、それぞれの事件に二組の刑事コンビたちが振られるという、刑事ものの王道みたいなスタートなのだが、87分署を思わせるように刑事たちの個性を重視

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    2023年05月21日
  • 寒波

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    2023.05.17
    警察小説としてもちろん良い。そして、日本人との違いを感じるのは、家族、愛情、家庭といったイタリア人が大事に思っていることについての理解が深まるのが良い。登場人物の家庭観、愛について、家族についての考え方や行動が面白い。

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    2023年05月17日