ガストン・ルルーのレビュー一覧

  • オペラ座の怪人

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    原作は確かに怪奇伝。
    だけれど、この物語をよく、ロイド=ウェバーはあんなに美しいラブストーリーに仕立てることかできたものだと
    心から感嘆する。

    原作を読んでエリック(ファントム)がどういう人物だったのか深めることができた。
    人間の優しさに涙を流したエリックは生まれ変われたのではないかと思う。

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    2012年02月05日
  • オペラ座の怪人

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    オペラ座の怪人についての調査報告書って感じの構成と文章。普通に三人称の物語として書いた方が登場人物に感情移入できたんじゃないかなぁ。ストーリーや設定は面白い。

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    2012年01月05日
  • 黄色い部屋の謎【宮崎嶺雄訳】

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    青年新聞記者探偵と大御所探偵の推理バトルのような展開?謎解き場面の言葉のやり取りは面白いです。
    古典的でありながら読みごたえがあります。ただフランスらしい言葉の言い回しになれるのに時間がかかったなぁ?
    引き合いにコナンドイルを何回か出して皮肉っているけれど、なんとなく相棒とのやり取りはホームズとワトソン君に似ていたような…

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    2011年01月06日
  • 黄色い部屋の謎【宮崎嶺雄訳】

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    密室犯罪。二人の探偵による謎解き競争。人里離れた古城の黄色い部屋で、令嬢が何度も襲われ、その都度犯人が脱出不可能な状況であることが示される。構成も語り口も良く、面白いが、謎ときの結末が貧弱?

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    2010年07月22日
  • 黄色い部屋の謎【宮崎嶺雄訳】

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    かなりの名作との話題だったので、楽しみにして読んだのですが・・。

    探偵はわずか18歳、ルールタビーユ君。彼はあまり助手の助けを必要としないタイプ。
    しかし彼は若いだけあって、というか、なかなかやんちゃ、破天荒、な感じで、かわいい。
    謎は<黄色い部屋>の密室をもっと不気味にやってくれるのかなぁ、と思いきや、そんなに黄色いことは重要じゃなかった(笑)
    まあ完璧な密室ではあるよ、でもさあ・・・ワクワクしねぇ。
    犯人もトリックも、割と最初のほうからこいつだろ、こうだろ、と思ってたわけで。
    寧ろスタンガースンお嬢さんとダルザックが必死で隠していた秘密が知りたくてたまらなかったわけで。で、いざ知ると、「

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    2009年10月04日
  • 黄色い部屋の謎【宮崎嶺雄訳】

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    とりあえず、たまには古典モノも、ということで読みました。
    ・・・つか、創元推理文庫50周年フェアで目に止まったもので。。
    密室殺人、怪しい関係者、清廉潔白そうな家族、探偵の対決、
    のろまな警察・司法関係者と、なんかもう、ザッツ!推理小説!してます♪
    いいですねぇ〜、こういうノリ♪
    続編もあるようなので、また読んでみたいです。

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    2009年10月07日
  • オペラ座の怪人

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    ネタバレ

    映画化されて話題になった原作の文庫本。自分が持ってるものはこの表紙じゃなかった。
    読んでみたけど難しい……怪人は結局なんだったのかわからずじまい……。



    というわけで2度目の読破に挑戦。
    今度はやっと話が理解できた。1度目のときは精神的に子供だったんだ(え

    最初のうちは怪人の行為がすべて魔術とかそういう類のものに見えて、これってファンタジー小説だったっけ……と読み進めるうち、怪人の手先の器用さと頭の回転のよさが浮き彫りになってくる。これは、ノンフィクションであってもおかしくない話なんだと。

    怪人はいろいろあってイカレてるんだけど、最後の最後に救いがあるところがよかった。

    クリスティー

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    2009年10月07日