ガストン・ルルーのレビュー一覧

  • 黄色い部屋の謎【宮崎嶺雄訳】

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    密室の黄色い部屋で襲われたスタンガスーン嬢。
    捜査に当たるのはフランス警察のフレデリック・ラルサン。そして新聞記者ジョセフ・ルルタビーユ。
    T字の廊下、3方から追われ消えた犯人。
    殺害された森番「緑の男」。庭から消えた犯人。
    逮捕されたスタンガスーン嬢の恋人ロベール・ダルザック。
    裁判中に現れたルルタビーユ。

     2009年5月28日購入

     2009年6月10日初読

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    2009年11月16日
  • オペラ座の怪人

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    有名タイトルだけど内容知らないから読んでみようということで読んだ1冊

    あらすじは聞いていましたが、ちゃんと読んで自分なりに解釈してからミュージカルなり映画なりを視聴すると、それぞれの監督やシナリオライターの方の主要人物解釈が見れて面白いですね

    好きな作品です

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    2025年06月21日
  • 黄色い部屋の秘密〔新訳版〕

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    ネタバレ

    横溝と乱歩が推してるので読んだ。乱歩のトリック集でネタバレくらったので、読んだけどそれでもわからんかった。

    犯人の男がそれまで全然出てこなかったキャラとして出てきたのが気にくわない。緋色の研究のモルモン教徒並みに気にくわない。

    でも密室や人間消失トリックなど、そういうことか!の部分は面白かった。
    人間消失トリックは金田一でも横溝でも見たが。

    最後に赤ん坊が~とあるし、訳者あとがきでも父親殺しと言ってるのでそういうことなのだろう。
    ルールタビーユ賢すぎるな。工藤新一や金田一一の元祖的な存在だな。

    続編は読む気はあんま起きない。
    最後まで読んでからオペラ座の殺人の作者だと思い出した。

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    2025年03月17日
  • 黄色い部屋の秘密〔新訳版〕

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    謎解きするキャラクターが若い青年だから好感を持てるというのもあるけど、訳に違和感がなく読みやすかった
    秘密に関してはガストンルルーらしいや…と思った

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    2024年11月13日
  • 黄色い部屋の謎【平岡敦訳】

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    GW中に海外の古典ミステリーを読み直そうって思って。高校生のころに読んだ時は70年ほど前の作品だったけど、今や120年ほど前の作品になってしまいました。新訳になったので新たな気持ちで。

    作品は「オペラ座の怪人」の原作者として有名なガストン・ルルー。この作品の探偵役は、18歳の記者ルルタビーユ。探偵として読む分にはいいけど、どうも好きになれないタイプ(大概の海外ミステリーの探偵は、大げさと言うほど思わせぶりで、自信満々で、他人を小ばかにするから嫌い)

    トリックもすっかり忘れていて新鮮な気持ちで読めました。120年ほど前の世界、科学捜査もない時代だから論理だけが優先される感じ。科捜研の女に捜査

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    2024年05月06日
  • 黄色い部屋の謎【平岡敦訳】

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    古典小説&元はフランス語?なのもあってちょっと読みにくかった(特に登場人部の名称がコロコロ変わったりするところとか)けど、最後の謎解き部分はなるほどーっと楽しく読めました。騙されたー!あとルルタビーユめちゃめちゃもったいぶるじゃん。

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    2024年02月15日
  • オペラ座の怪人(新潮文庫)

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    切ないストーリー。オペラ座の怪人はいつも怪人を応援したくなります。
    エリック派かラウル派か、好みが分かれるところじゃないでしょうか。

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    2024年01月17日
  • オペラ座の怪人

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    実在するオペラ座の構造等に着想を得た怪人エリック、舞台俳優のクリスティーヌ、青年貴族のラウールによる三角関係の愛憎劇。
    物語の構成が読み手の興味を惹く。はじめは殺人事件と怪人の謎を提示し、歌姫クリスティーヌと怪人の関係に及ひ、ボンボンのラウールとクリスティーヌの関係が語られる。このラウールがただ愛してると言い続ける薄っぺらな人物として描かれイライラさせられるが、これは怪人エリックの生い立ちが語られるに沿い読者の感情移入をエリックに向けさせる故であろう。建築家や奇術師、優れた歌い手など幾多の才能を持ちながら顔が悪いだけで邪悪な感情を持ちながらも人並みの幸せに憧れる切ない怪人の人物設定故に確立する

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    2023年11月05日
  • 黄色い部屋の謎【平岡敦訳】

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    ネタバレ

    最近読んだフランスのミステリー、「恐るべき太陽」の中で、本書のタイトルが出てきたため(発想力があることの比喩として)手に取りました。

    最後まで読んで、、
    密室トリックはなにか大掛かりな仕掛けが出てくるのかなと思っていましたが、人の認知と偶然を利用した予想外な方法でした。
    ‥警察の初期捜査、杜撰すぎない?とも思ったけれど、科学捜査も進んでいない時代だったこそ成立するトリックで、まさに当時の時代を楽しめました。

    続編扱いという黒衣夫人も、新訳が出ると手に取りやすいので、是非訳出していただきたいです!

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    2023年08月15日
  • オペラ座の怪人

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    ネタバレ

    劇団四季から入ったけど原作も読んだ方が楽しめる ラウール(原作だとこっち、四季はラウル)のストーカーぶりがより際立っている気がするし、ファントムの狂気ぶりもなかなか クリスティーヌに会いたくて暴走してるラウールを止めようとしないフィリップ、血は争えないね
    ダロガがとてもいいキャラしてるし唯一のまとも人ぽくて好き エリックと面識があったし彼のことを知り尽くしているから、もしファントムがコンプレックスを抱えていなくてまともな人生を歩んでいたら友達になっていたりするのかな 
    生まれてすぐ母に仮面を投げつけられた、とあったけどそこから逃げ出して芝居小屋で見世物になって(そんなに強制力なさそうに読み取っ

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    2023年07月25日
  • オペラ座の怪人

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    読み上げと黙読を使い分けた。結果、半々ぐらいだったかな。
    タイトルだけ知ってて、そこから想像してた物語とは全く違ってた。良い意味で。
    というか、このタイトルからまさかこんなドキュメンタリー風の小説だと想像できる人がいるとは思えない。「オペラ座の幽霊の真実」だったら幾分マシだが、それだとセンスのかけらもない。
    解説でも触れられている「幽霊」か「怪人」か?それが人間だと知った人や信じていた人にとっては「怪人」だけど、知らなかった人や知られるまでは「幽霊」だったんだろうな。
    読み終わった後で考えればそうだけど、実際読んでいるときに「幽霊」と「怪人」が入り乱れていたら、それはそれで分かりづらいだろうな

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    2023年05月12日
  • オペラ座の怪人

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    ネタバレ

    一般常識として読んでおこうと読み始めた。
    名前はよく聞くけれども内容がわからないから読んでみようシリーズ。
    とても純愛。
    ほんとに純愛。
    こわいほどに純愛。
    ぜひ舞台を観てみたい。

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    2023年05月06日
  • 黄色い部屋の秘密〔新訳版〕

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    ネタバレ

    完全な密室らしいのでとんでもないこじつけトリックが明かされるのかなと思っていたら、意外と常識的というか、現実寄りな真相だった。
    事件解決に至るまでの紆余曲折の中に予期しないストーリーが隠されていて、二重に楽しめた。

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    2023年04月27日
  • オペラ座の怪人(新潮文庫)

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    1909年の大傑作ということだけれど、劇団四季の演目としてしか知らなかったので読んでみた。2022年翻訳の新しいもの。
    旅行でオペラ座に行こうと思っているので、結果読んでおいてとてもよかった!!

    読んでいるとまるで史実?!と思ってしまうような書き方と進行。最初の方は若干入り込むのに時間がかかったけれど、次第に夢中になった。

    老朽化によりシャンデリアが落ちたことや、地下に湖があることは事実のようで、色々調べてみたくもなる作品。屋根の真ん中にあるというアポロンと竪琴は忘れずに見てきたい!

    オペラ座に行くのは貴族に憧れた成金の人たち、その人たちが舞台上を品定めして愛人を探すのがオペラ座、という

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    2023年04月14日
  • オペラ座の怪人(新潮文庫)

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    ミュージカルの映画が好きで見直していたら原作が気になって読んでみました。

    違うところも多かったですが、原作の印象的な部分を映像化、ミュージカル化しているのですね。
    怪人が実に悲惨で悲しい人生であり、想像以上の容姿であった様子。
    ラストは映画とは違うが、
    最後まで天国に憧れ、彼女を想っていたであろうことは伝わってきますね。

    解説を読むと実際にあったのではないかと思わせる時代背景があって、読み終わりが豊かになりました。

    読みやすい翻訳でした

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    2023年02月24日
  • 黄色い部屋の謎【平岡敦訳】

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    ネタバレ

    よくできているけれど、こんなにまでして秘密にしたいのかというところが納得感が薄い。100年も前の話だから、感じ方が違うのだろうけれど。

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    2022年09月04日
  • 黄色い部屋の秘密〔新訳版〕

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     密室殺人ミステリーの古典的名作とされる一冊。初めて読んだが、「あ、なるほどね。」といういい意味で言われてみれば確かに、という盲点をつかれた。110年以上前に書かれたことも踏まえれば、今読んでも楽しめると思う。最後は結末が気になって一気に読んでしまった。
     ちなみに、主人公の少年記者ルールタビーユものは、本書の続編の「黒衣婦人の香り」を含めて数作あるが、必ずしもミステリーとして書かれているわけではなく、本書と上記の続編を除くと、邦訳もほとんどなされていないようだ。その辺の背景は、続編のネタバレ的に本書のあとがきに詳しく書いてあって、納得した。「少年記者ルールタビーユ」で本格ミステリーものが量産

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    2022年08月15日
  • オペラ座の怪人

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    コンプレックス、愛情の渇望、不信感や恨みなど人間が隠し持っている負の部分が多分に描かれている。怪人に嫌悪感を感じるのは、そんな感情に身に覚えがあるからかもしれない。ありのままの姿を受け入れてほしいという欲求は誰しも持っているのではないか。
    自分に向けられた優しさや愛情は、人間性の基盤となり、優しさは循環していくものかもしれないと思った。

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    2022年07月30日
  • 黄色い部屋の謎【平岡敦訳】

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    ネタバレ

    密室ミステリーの古典的なお話。

    ルールタビーユが犯人をなかなか言わないところにじらされてしまったが、それも、マチルダ嬢を守るため。紳士だと思った。

    たまに古典ミステリーを読むのもおもしろい。

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    2022年05月31日
  • 黄色い部屋の謎【宮崎嶺雄訳】

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    大変複雑な密室の事件。
    どこでガストン・ルルのことを知ったかは忘れました。
    とても複雑ですが種はあちこちに撒かれていました。
    それに気付けないほど巧妙に仕掛けられています。全て後でわかることなのですが。
    ホームズのように書き手がいる形式です。
    続編を匂わせるような終わり方も気になる。
    黒衣婦人の香りも読みたくなりました。

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    2022年03月16日