ガストン・ルルーのレビュー一覧

  • 黄色い部屋の秘密〔新訳版〕

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    ネタバレ

    完全な密室らしいのでとんでもないこじつけトリックが明かされるのかなと思っていたら、意外と常識的というか、現実寄りな真相だった。
    事件解決に至るまでの紆余曲折の中に予期しないストーリーが隠されていて、二重に楽しめた。

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    2023年04月27日
  • オペラ座の怪人(新潮文庫)

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    1909年の大傑作ということだけれど、劇団四季の演目としてしか知らなかったので読んでみた。2022年翻訳の新しいもの。
    旅行でオペラ座に行こうと思っているので、結果読んでおいてとてもよかった!!

    読んでいるとまるで史実?!と思ってしまうような書き方と進行。最初の方は若干入り込むのに時間がかかったけれど、次第に夢中になった。

    老朽化によりシャンデリアが落ちたことや、地下に湖があることは事実のようで、色々調べてみたくもなる作品。屋根の真ん中にあるというアポロンと竪琴は忘れずに見てきたい!

    オペラ座に行くのは貴族に憧れた成金の人たち、その人たちが舞台上を品定めして愛人を探すのがオペラ座、という

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    2023年04月14日
  • オペラ座の怪人(新潮文庫)

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    ミュージカルの映画が好きで見直していたら原作が気になって読んでみました。

    違うところも多かったですが、原作の印象的な部分を映像化、ミュージカル化しているのですね。
    怪人が実に悲惨で悲しい人生であり、想像以上の容姿であった様子。
    ラストは映画とは違うが、
    最後まで天国に憧れ、彼女を想っていたであろうことは伝わってきますね。

    解説を読むと実際にあったのではないかと思わせる時代背景があって、読み終わりが豊かになりました。

    読みやすい翻訳でした

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    2023年02月24日
  • 黄色い部屋の謎【平岡敦訳】

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    ネタバレ

    よくできているけれど、こんなにまでして秘密にしたいのかというところが納得感が薄い。100年も前の話だから、感じ方が違うのだろうけれど。

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    2022年09月04日
  • 黄色い部屋の秘密〔新訳版〕

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     密室殺人ミステリーの古典的名作とされる一冊。初めて読んだが、「あ、なるほどね。」といういい意味で言われてみれば確かに、という盲点をつかれた。110年以上前に書かれたことも踏まえれば、今読んでも楽しめると思う。最後は結末が気になって一気に読んでしまった。
     ちなみに、主人公の少年記者ルールタビーユものは、本書の続編の「黒衣婦人の香り」を含めて数作あるが、必ずしもミステリーとして書かれているわけではなく、本書と上記の続編を除くと、邦訳もほとんどなされていないようだ。その辺の背景は、続編のネタバレ的に本書のあとがきに詳しく書いてあって、納得した。「少年記者ルールタビーユ」で本格ミステリーものが量産

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    2022年08月15日
  • オペラ座の怪人

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    コンプレックス、愛情の渇望、不信感や恨みなど人間が隠し持っている負の部分が多分に描かれている。怪人に嫌悪感を感じるのは、そんな感情に身に覚えがあるからかもしれない。ありのままの姿を受け入れてほしいという欲求は誰しも持っているのではないか。
    自分に向けられた優しさや愛情は、人間性の基盤となり、優しさは循環していくものかもしれないと思った。

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    2022年07月30日
  • 黄色い部屋の謎【平岡敦訳】

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    ネタバレ

    密室ミステリーの古典的なお話。

    ルールタビーユが犯人をなかなか言わないところにじらされてしまったが、それも、マチルダ嬢を守るため。紳士だと思った。

    たまに古典ミステリーを読むのもおもしろい。

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    2022年05月31日
  • 黄色い部屋の謎【宮崎嶺雄訳】

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    大変複雑な密室の事件。
    どこでガストン・ルルのことを知ったかは忘れました。
    とても複雑ですが種はあちこちに撒かれていました。
    それに気付けないほど巧妙に仕掛けられています。全て後でわかることなのですが。
    ホームズのように書き手がいる形式です。
    続編を匂わせるような終わり方も気になる。
    黒衣婦人の香りも読みたくなりました。

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    2022年03月16日
  • 黄色い部屋の謎【平岡敦訳】

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    ネタバレ

    密室トリックそのものより、人間の物語として面白く奥深い。人に隠しておきたい過去、現代も社会面を賑わす人間の煩悩、出生の秘密。
    百年ほど前の家族の物語。最後に読者を「黒衣婦人の香り」を読みたくさせて終わる。

    マイナス点
    100ページほど読み進むとその本の世界に引き込まれる、のが良い本、、この本は、200ページ以上、我慢した。
    更に、推理小説の先輩、エドガーアランポーとコナンドイルをけなして、更に彼らのトリックのネタばらしまで文中に書る。明らかに作家としてマナー違反。話の展開も稚拙な部分が随所にあり

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    2021年11月06日
  • 黄色い部屋の謎【平岡敦訳】

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    本屋で見かけて衝動買い。密室ミステリーの古典的傑作との評判に納得。陳腐な印象を受けた読者もいたようだが、百年以上も前に書かれたことを考えたら、それも当然である。むしろ本作を参考にいろんなトリックを考えついた作家さんが現代では多いと考えた方が良いと感じた。

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    2021年09月25日
  • 黄色い部屋の謎【平岡敦訳】

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    ネタバレ

    古典密室小説の金字塔。確かに古さは感じたものの今読んでもかなり楽しめたと思う。フーダニットハウダニットも素晴らしい。当時もてはやされたのも理解できる。
    探偵役のルルタビーユも魅力だった。しかし、解決編まで長かったし、法廷に立っても18:30まで引っ張るのは冗長に感じる。短気な僕はイライラした笑

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    2021年03月15日
  • 黄色い部屋の秘密〔新訳版〕

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    密室ミステリ。ルールタビーユという、少年新聞記者が探偵役っていうのが面白い。
    結末の引っ張り方と、解決の仕方が刑事には思いつかない感じで良い。
    犯人はわかってしまったんだけど、登場人物の話し方とか、メガネや森番といった脇役、小物のトリックなどが生き生きとしていて楽しかった。

    ルルーのミステリはこれしか知らないんだけど、他にも入手できるんでしょうか?

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    2021年02月16日
  • オペラ座の怪人

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    ミュージカルを観てきたので、原作を読みたくなったために購入。
    翻訳本でもあるし淡々と物語が進んでいくが、終盤に進むにつれてその淡々とした文章だからこそ切迫感が現れてくるのがかなり印象的だった。
    作中のトリックなど不可解なところはまだあるので、一回読んだだけでは理解できそうになかったが、読み返す価値は十分にあると思われる。
    オペラ座、そこで起きた事件、噂されている物語を題材にこれ程の作品を生み出すことができる才能は圧巻。

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    2020年12月01日
  • 黄色い部屋の謎【平岡敦訳】

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    新訳になったことをきっかけに何十年振りかで再読。犯人は記憶に残っていたが、メイントリックの細かな点は忘れていたし、機械的、物理的トリックではないので、再読でも結構楽しんで読めた。

    百年以上前の作品であるが、新訳は文章もこなれており、古臭さを感じずに読むことができる。是非海外ミステリーのクラシックを若い読者に読んで欲しい。

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    2020年06月28日
  • オペラ座の怪人

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    ブンガク
    かかった時間180分くらい

    言わずと知れた作品だが、意外に初読。
    はじめの設定にはやや難儀したが、訳者の言うように、流れに乗れれば夢中になって読める作品だと思う。物語は魅力的で、語られる言葉は、これも訳者の言葉にあるように、身近でありながら大時代的で、とりわけ音楽の美しさや愛の至高性について語られた部分は、ほんとうに流麗でよい。

    一昨年くらいから、近現代小説の名作?みたいなものを読むようにしているが、やはり読み継がれているものには価値があるなあと思う。この物語については、別の訳者の訳でも読んでみたいと思った。

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    2019年05月02日
  • 黄色い部屋の謎【宮崎嶺雄訳】

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    『まだらの紐』『モルグ街』に並んで有名な密室トリックの古典
    分類するとネタを割るのでミステリファンのひとは大変だ
    ミステリファンでないひと的にはなるほどクラシックで面白かった

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    2019年01月12日
  • オペラ座の怪人

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    ネタバレ

     オペラ座の怪人は有名ですけど、ちゃんと小説で読むことで短いオペラ等々より多くの情報を読み取ることが出来ます。
     顔が見にくいことをコンプレックスに思う才能にあふれた陰キャっていう設定は古今東西どこでも使われるものです。その中でもオペラ座の怪人の才能はずぬけていて、心は一図であるのが同情できる点なのでしょう

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    2018年07月22日
  • オペラ座の怪人

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    何度目かの劇団四季観劇をして、改めて原作を読みたくなったので。映画ともミュージカルとも違う印象で楽しめた。

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    2017年08月07日
  • オペラ座の怪人

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    ブロードウェイの思い出に読み始めた一冊。映画、演劇とは違い小説ではストーリーの全体像を知ることができる上、怪人の描かれ方が異なる点も興味深い。何より、小説ではエリックという名前がついている。怪人のグロテスクさと悲しさを描くことができるのが小説というメディアの強みなのだけど、クリスティーヌの心の揺らぎも、ラウル子爵の未熟さも描き出すところにも、面白さがあるというべきだろう。

    怪人は超自然の力を駆使する幽霊ではなく、ある生い立ちを背負った一個の人間である。そう定義したところに、19世紀人らしいガストン・ルルーの矜持が覗く。一方で、20世紀以降にこの話を演劇・映画にした人々はその辺をむしろ曖昧にし

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    2016年11月04日
  • 黄色い部屋の謎【宮崎嶺雄訳】

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    江戸川乱歩を初めとする推理小説作家たちが密室モノの傑作として絶賛しているので、さてどんなもんかしらんと思って読んでみた。
    なるほど、これは傑作である。
    密室モノ自体はちょっとなーと思わなくはないが、消失トリックに関しては、乱歩がよく使ったトリックの元祖はこれなのかと感心した。
    この消失トリックの推理はロジックに沿った思考に強く訴えるものでその点でも非常によくできていると思う。
    もちろん、古い小説なので、現在の感覚からするとルーズに感じる部分もあるかもしれないが、不朽の名作と語られるだけのことはある。

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    2016年03月20日