ガストン・ルルーのレビュー一覧

  • 黄色い部屋の謎【宮崎嶺雄訳】

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    舞台はフランス、スタンガースン博士が住んでいるグランディエ城の《黄色い部屋》で博士の娘マチルドが何者かに襲われる。部屋は内部から鍵がかけられおり、ドアを壊して踏み込んでみると、そこに犯人の姿はなかった……。

    密室の古典ミステリとしては、かなり有名な作品です。
    最初の事件だけでなく、その後も庭と廊下といった、状況的密室から犯人が消える事件が続けて起き、密室というキーワードが好きならば、楽しめる……と言いたいところですが、展開に強引さを感じたり、犯人ならこれぐらいはやってのけただろうといった説明で終わらしたりと、引っかかるところはあったものの、全体を通すと楽しんで読めた作品でした。

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    2016年02月22日
  • オペラ座の怪人

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    ネタバレ

    オペラ座の支配人モンシャルマン、リシャール就任の日に殺害されたオペラ座の道具係。前任の支配人からオペラ座の怪人について聞かされるモンシャルマン、リシャール。怪人に予約された5番ボックス席。案内係のジリー夫人が怪人と関係あると考えて解雇するが。新たな歌姫クリスティーヌ・ダーエと彼女に恋するシャニー子爵ラウル。オペラ座の女優カルロッタが舞台上で喉をおかしくした日、落下したシャンデリア。ジリー夫人の代わりに雇われた案内係の死。クリスティーヌが謎の人物と会話しているのを聞き調べ始めるラウル。クリスティーヌの失踪。謎のペルシャ人とオペラ座の地下に向かうラウル。

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    2014年08月17日
  • オペラ座の怪人

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    ミュージカル「ラブ・ネバー・ダイ」観劇を機に、オペ怪原作を読もうと思いたって。
    もともと、ロイド・ウェバー版とコピット版のちがいが気になって居たんだけど、原作を読んで「どっちも違うじゃんww」となる私。
    原作のエリックが一番哀しいんじゃないかな…と。
    お父さんの話もしっかり書かれていたことが分かり、長年疑問だったロイド・ウェバー版の「墓場にて」のシーンがしっくりきた。
    オペラ座の怪人って原作読んでないといけない作品だったのかwww

    原作の登場人物たちは、自分の欲望(欲求ではない)に忠実で、それぞれのぶつかり合いの果てに悲劇が生まれる。
    途中、えぐいシーンもあるけれど、いろいろなことが納得でき

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    2014年05月18日
  • 黄色い部屋の謎【宮崎嶺雄訳】

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    もったいぶった言い回しや表現が多く、ややくどいように感じますが、
    読み進める妨げになるほどではありません。
    むしろ、ページ数の多さにしてはさくさくページが進みます。

    密室の謎自体は、出版から100年以上経ち、
    トリックや伏線を組むのが巧みなミステリー作家の著作も増えた今となっては、
    驚くというよりも、そうなんだぁ、という感じでしたが、
    キャラクター造詣が巧みで、細かな描写が多く、
    まぁ、よくも頭がこんがらがらずに、こんな話を書いたわ!と感心しました。
    乱歩先生が選抜するのも頷けます。

    解説にもありましたが、この『黄色い部屋の謎』と、続編の『黒衣婦人の香り』は、
    ふたつでひとつといってもいい

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    2013年12月22日
  • オペラ座の怪人

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    醜いエリックは「人並みの幸せ」を求めてオペラ座の歌姫クリスティーヌを攫う。この辺に何となく反発したあたり、やっぱり自由主義が(俺の中で)ナンバーワン!

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    2013年11月18日
  • 黄色い部屋の謎【宮崎嶺雄訳】

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    「オペラ座の怪人」で有名なガストン・ルルーの古典的名作。100年も前の密室トリックとしては本当に見事です。逃げ出せるはずのない密室からいなくなってしまった犯人、廊下のT字路で3方向から追いつめたのに消えてしまった犯人…。

    ややアンフェアなところやアラもあるとはいえ、伏線もそれなりに回収してるので個人的には満足でした。探偵同士の推理合戦や犯人の意外性など、現在の推理小説に多大な影響を与えた記念碑的作品と言えそう。
    18歳の新聞記者である主人公が裁判所で大勢の聴衆の前で謎解きをする場面はまるでアニメ・ゲーム的展開で思わず笑ってしまった。逆転裁判のなるほど君かと。

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    2012年08月16日
  • 黄色い部屋の謎【宮崎嶺雄訳】

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    この本では密室殺人未遂事件が起きてこれがメインだけど、むしろT字路での消失のトリックの方がよかった。

    主人公の探偵は最初は少し完璧すぎて人間味がなく腹がたったが、終盤になるとそんなこともなくなりむしろ自然と応援していた。

    途中で諦めかけたが読み終えてよかった。

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    2012年02月07日
  • 黄色い部屋の謎【宮崎嶺雄訳】

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    翻訳ならではの読みにくさがあるものの、犯人と種明かしには驚いた。
    むしろ自分はなぜ犯人が分からなかったのかと、読後に思う。

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    2011年07月12日
  • 黄色い部屋の謎【平岡敦訳】

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    大昔の古典密室モノ。
    名探偵コナンで今ありそうなトリックを、大昔に既にやっていたところに凄みを感じます。

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    2026年02月16日
  • オペラ座の怪人(新潮文庫)

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    オペラ座の怪人。
    海外小説としてはあまりにも有名な小説だが、あらすじが全くわからない作品
    ホラー小説のジャンルらしいが、時代設定が19世紀末のパリで裕福層がミュージカル舞台を観覧するための著名なオペラ座で事件が起きる。
    ミステリーみたいな話かなと勝手に想像しながら読み進めると、怪人のクリスティーヌに対する一方的な恋愛や、クリスティーヌに好意を寄せた子爵が、
    怪人からクリスティーヌを救い出そうと、怪人のアジトに乗り込む等冒険譚の要素もあって、楽しめた

    怪人の風変わりなアジトの拷問部屋の設定には、驚かされた。
    やや、ラストが雑な感があったが500ページを超える大作で読み応えはあった。

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    2026年02月05日
  • オペラ座の怪人(新潮文庫)

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    ミステリチックでもあり、ホラーでもあり、恋愛小説でもあったと思う。オペラ座の怪人と呼ばれる人物が、恵まれない容姿やクリスティーヌに対する嫉妬などに振り回されるという人生に少しだけ同情した。

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    2026年01月13日
  • 黄色い部屋の謎【平岡敦訳】

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    ネタバレ

    序盤から密室殺人かつ犯人消失というとびきりの不可能犯罪で引っ張ります。さすがに古色蒼然というか、色褪せを感じさせる真相ではあるものの、100年以上前の作品であることを考慮すると水準以上ですね。古典はやはり雰囲気が良いな。
    しかし、何の元祖なんだこれ。てっきり心理密室の元祖なのかと思っていたらそうでもないらしい。単純に密室ものとしてよく出来ているから今も評価されてんのかな。

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    2025年11月08日
  • 黄色い部屋の謎【平岡敦訳】

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    評価、細いけど3.7
    ミステリー小説の先駆的な触れ込みがあって読んでみての感想は、時代的な文化や背景が昔過ぎていて
    今の捜査手法と違いがありすぎと感じた

    おそらく今の検察官だと思うが、あまりにも安直過ぎで捜査が暴走気味

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    2025年07月17日
  • オペラ座の怪人

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    ネタバレ

    200ページほどは退屈だった。
    怪人が醜い顔に生まれたオペラ座に棲みつく人間であることがわかって、ラウルとペルシャ人が怪人の棲家を探すことになってからは面白かった。
    ラストにキスされたことで今までの辛さが昇華されたようだった様子がちょっとかわいそうだったけれども、それまでの人殺しの罪が消えるわけではないので、なんというか醜い顔のせいで人からの優しさを得られずに生きてきた結果自分勝手に生きることでしか生きていけなかったんだなあと思った
    ラウルもクリスティーヌも死ぬと思っていた
    愛するクリスティーヌに泣いてもらって、額にキスされてもうそれだけで満足しちゃうのは、これまで人から虐げられて散々な目に遭

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    2025年07月04日
  • 黄色い部屋の秘密〔新訳版〕

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    ネタバレ

    初めて密室を取り扱ったらしいミステリ作品。新参新聞記者ルールタビーユが持ち前の頭脳で事件を解決していくお話。彼はやり手の刑事であるラルサンに憧れ、そしてライバルとして認めているものの、実際には彼が犯人だった、という超展開。密室トリックの謎はそれなりに面白かったけど、とにかく謎の解明に時間がかかりすぎ!読んでも読んでもまだ言えないです、の連続でちょっと疲れてしまった。あと若いからかルールタビーユの言動も後先考えない感じで探偵として大丈夫かなってなった。

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    2025年04月08日
  • オペラ座の怪人(新潮文庫)

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    そんなに感情移入しなかった。読者は2人の男性にどっち派か分かれるようだが、どちらにも魅力は感じられなかった。ただ、エリックの生い立ちが切ないなくらいでした。
    ミュージカルでみると、世界観やシャンデリアが落ちる情景、衣装が相まって面白いだろうなと思うからミュージカルでぜひみたい。

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    2024年09月30日
  • オペラ座の怪人

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    映画への愛で読み切れたといっても過言ではない。
    小説だけだと刺さらなかったかも。(私の読解力の問題も関係しているが)
    映画では、怪人が世の中の全ての悲しみを知っている雰囲気があったのだが小説の怪人からはそれが読み取れなかった。もう少し怪人の描写が必要なのでは?と思う。なんだかラウールの話が多過ぎな気がする

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    2024年09月04日
  • オペラ座の怪人

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    四季の舞台鑑賞がきっかけで読んでみた本。

    分厚い上に昔の作品なので、読む前は抵抗感がありましたが、めくってみると翻訳の文章が読みやすかったからか意外と一気に読めました。

    中学の頃に読んでたエドガー・アラン・ポーなどの怪奇小説?と似た空気感かも。

    フランケンシュタインの怪物と同じく、こちらの怪人も可哀想な印象を与えるのですが、最後の最後でこっちの怪人の方がまだ救いはあったのかな、と思える読後感でした。

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    2024年06月23日
  • オペラ座の怪人

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    怪人エリックの秘話。エレファントマンのジョン・メリックが浮かぶ。せけんへの復讐心もありながら、普通の人でありたいと願う。巨大な建造物オペラ座の奈落への冒険譚もはらはら、わくわくする。2024.3.14

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    2024年03月14日
  • オペラ座の怪人

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    長かった…
    ミュージカルを観に行く予習として読んだ。
    はじめは超簡潔にまとめられた英語本を読んでいて、ついていけなかったので副読本としてこちらを呼んだら理解が深まった。

    オペラ座の怪人って、お化けじゃなくて人間だったんだ、というのが意外。
    オペラ座に行ったら本当にカラクリがあるのかな?

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    2024年01月08日