阿部広太郎のレビュー一覧
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・コピーは、「たとえば」「つまり」から生まれる。
たとえばで、お題にまつわる自分自身の経験、もしくは、見聞きした経験を引き出す。
たとえばで、これまでと違う視点や切り口が見える。
その上でつまりを考える。
再定義をする。そこに、これまで考えもしなかった「あ!確かに」という驚きや発見があると人の心は動く。
・矢面に立って、批判される立場になる覚悟があるのかどうかが大事だなと思う。
自分がやりたい事があるなら「いい」でも「悪い」でも、まずは言われる立場にならないとはじまらない。
・反応して、反応して、反応して終わるだけの人生で良いのか。
・リアクションではなくアクション。
・企画書を送る際の3つのポイント。
「自分は本気か?」
「相手は喜ぶか?」
「本当にできるか?」
・友達を作るうえでは、思ったより、向こうの土俵に行く。
・頭の中は心地良いからな。
・世の中の全ての企画は、未来の何らかの幸福に向かっている。
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コピーライターである著者の自伝的啓発本は、「選ばれない」というテーマで、彼自身の過去の経験を語っています。
「選ばれない」経験がもたらした現在の著者
本書では、著者が経験した「選ばれない」様々なエピソードが紹介されています。
例えば、
* 一人ぼっちだった中学時代
* 大学で主将に選ばれなかった経験
* コピーライティングの応募で落選したこと
* パートナーシップにおける経験
などです。
「選ばれない」からこそ得られたもの
これらの経験は、一見するとネガティブな出来事のように思えます。
しかし、著者のあとがきの一言に、本書の真髄が集約されています。
「あの日、選ばれなかったから今の僕になることができた。あの日、選ばれなかったからこの本が完成して今読んでもらえている。」
この言葉は、選ばれなかったことを後悔したり、僻んだりするのではなく、それによって何が得られたのかに注目することの重要性を強く訴えかけています。
つまり、選ばれなかった経験こそが、今の著者を作り上げ、この本が誕生するきっかけとなったというメッセージが込められています。 -
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本を読んでいると何か書きたくなる。それが読書家の定めだ。
─と勝手に思っている。読書感想文だろうが日記だろうが関係ない。好きな作家を真似して書いて、たいして面白くもないのに素晴らしいものができたとひとり舞い上がる。
数日おいて読み返してみると、変なことがつらつらと書かれていて何だか気恥ずかしい。点で意味不明なことを書いていたりする。自分ではない他の誰かが書いた文章のように思えて甚だ不気味だ。
でもそれは紛う方なき自分の著作なのである。
自分が書いた物を自分で読んで理解できないとは、果たして伝わる文章と言えるのか。
伝わる文章・伝える文章とはいったい何なのか。本書の言葉を借りればそれは【愛を愛と言わずに愛を伝えることだ】ということらしい。
夏目漱石が【I love you】を【月が綺麗ですね】と訳したのは有名な話だ。日本人が相手へ何かを伝えるとき大谷翔平ばりの豪速球どストレートで物を表現したりしない、と漱石は言っている。欧米人ならともかく、確かに日本で「愛している」という表現はあまり耳にしない。ましてや好意の表現そのものすら遠慮している。物事をあまりに直截に表現するとむしろ悪印象を与えかねない。「愛している」という言葉はどことなくメンヘラな気がするではないか。異論は認めない。
ど直球に伝えることが正しいときももちろんあるだろう。しかし、日本文化は得てして物事を婉曲に曖昧に伝えるきらいがある。これこそ本書の重要なキーポイントだろう。いかに直接表現せずに相手へ伝えるか。
その方法を著者が教えてくれる。この本を読み終わった後には必ず何かを書きたくなるはずだ。誰かに何かを伝えたくなるはずだ。
え?そうはならなかったって?ザンネン。僕の伝え方が悪かったらしい。伝えるというのは、どうやら結構ムズカチイらしい。 -
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「ワンチャッチ、ワンビジュアル」広告の世界で言われている。1つのビジュアルには1つのキャッチコピーのみだ。伝えたいことを絞ることでチカラが生まれる。
自己紹介の目的は「興味の入口」を作ること。自己紹介ですべてを伝えきることなんて不可能。「もう少し会話してみたいな」「あの件について話を聞いてみたいな」そう思ってもらえたらバッチリ。出口まで進んで行きたくなる興味の入口を自己紹介で作れたらそれでいい。あらゆる場面での1言を変えてみるだけで、入口が作りやすくなるかもしれない。相手との関係を育てるために、作るべきは出口ではなく入口。その先に進みたくなる入口を考えよう。
「言葉は時代と呼吸する」言葉の意味合いは年々変化して行くので、使おうとしている言葉が今どんな雰囲気を醸し出しているのか心を配るべし。
そもそもで問いを立て、たとえばで無責任に考えて、つまりで覚悟を持って決める。
記憶に残るための法則
異なる単語を組み合わせる
その中でものりしろがあるものがよい。「感想文庫」感想文と文庫に分けられる。
みんなが知る強い文脈を使う
歴史的な事実や故事成語やことわざを引用する。市民権を得ている表現をもじることで広がるスピードが上がる。「飛んでジム行く夏の女子」
見立てて名前をつける
これは、「ビジュアルの印象」を起点にする法則。伝えたい事象の状況はこの形に似ているなと見立て、名付ける。見立てる名付けの強さは、頭の中で情景をえがける。「質問ニョッキ」
すでにある名前に違う意味をもたせる
言葉の意味は1つではない。「ワイファーイ」乾杯で実際にグラスを合わせれない人。
真逆の言葉を同居させる
一つの言葉の中に、「違う矢印」を持つ言葉を同居させると、その言葉の奥行きが広がる。「進撃の老人」
企画書に愛と熱を、企画書をまとめたところで、その中にあなたの愛がなければ、相手には何も響かない。規定の条件やフォーマットをただ埋めていくような企画書は、説教臭くて、面白みにかける。うまく言葉に出来なくても、思わず前のめりになる「楽しさ」や「おもしろさ」が企画書に練り込まれているかどうか。言い換えれば、企画書に愛と熱を込めるということ。あなたの行動から放たれる言葉がそこにあるかどうか。会社の事情がどうとかではなく、自分を主語にして、実際に体験してみてここが良かったとか、イケてないからこうしましょうとか、感じたこと、動いたことを企画書に書いていく。個人的な本音こそが、強いメッセージになる。
企画書とは、企画の思考を共有する書類。最初の挨拶から始まり、「経験→本質→企画」の話を経て、最後、一緒に仕事をしませんか?と誘いかける。
ページをめくる喜びを作る、表紙のタイトルから心をつかみにいく。読み手はその先を読むためにページをめくる。世の中の多くの企画書は、企画書のタイトルで何かを起こそうとは思っていない。だからチャンス、他と同じことを書かないぞ、というスタンスで目立ちに行こう。
何ページにしろ、1ページに一つの役割がある。読書する時を考えて欲しい。めくるという行為には、ある一定の負荷がかかる。「ドレスを1枚ずつ脱いでいくように企画書を書く」そこに、めくりたくて仕方ない刺激があることを理想にしたい。「右脳と左脳を交互に刺激せよ」表現で右脳、データで左脳を刺激する。頭の中で心地よい理解を作ることが出来る。
好きなフォントを見つけるのも重要。フォントによって印象も変わる。
いい企画を作るための5つのステップ
1.企画する対象は「何者?」
自分なりの「マイ定義」をもつ。「だからこそ」の魅力を掘り下げる。
2.調べまくる。足で稼ぐ。
何かの発想の糸口は、みんなが当たり前のように素通りしていたものに疑問を持つことでうまれる。長所短所も意識する。それらが「魅力」であり「らしさ」である。
3.「今」という時代を捉える
発掘した長所のどの部分を押し出したら勝負できるか。スポットライトを当てる場所はどこか。「私は今、時代をこう捉えている」と仮説を言語化する。「だからこそ、このポイントは魅力的で、他と比べて勝負できる」そう胸をはって伝える。
4.誰の人生を救えるか?
どんな人の力になれるのかを想像したい。どんな悩みを抱え、どんな状況で、どんなことに関心があり、どんなことを嬉しいと思うのか。届ける相手の輪郭を明確にする。
5.大義名分のある企画を考える
「これはやるしかない!」と思えてくるメッセージ。「心地よいこじつけ」を意識する。いい企画には、本音と建前がある。どうすれば相手が納得感を持って受け入れられるか考える。
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人の人生なんか覗いたことないから、上手くいってる人はずっと上手くいってるし、頑張っても結果が出ないのは自分だけなんだ。自分はなんでこんなに何も出来ないんだ。と思ってしまう。
そして、比べる人がいないから自分はこんなに頑張っているのに!と思ってしまって最終的には心が折れてしまう。
そして、いちばんは周りの影響が大きい。
周りから、言われたことやされたことによって自分の人生が大きく変わることが多い。いい方にも悪い方にも。
ドラマなどの影響で、憧れて夢が決まる場合もあるし。人から、向いてないんじゃない?と言われたらああ、やっぱりそうなのか。と諦めてしまうこともある。
けどその決定をしたのも無意識のうちに自分なりに思うことがあってやってることだから人生に困った時は何度でも振り返って自分の持ってる気持ちを確かめればいいと思う。
何かをなしとげている人は半端ない努力と多くの挫折をしてきている。
もっとみんなの挫折を教えて欲しい!そう思わせられる本だった。 -
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この本に救われた。
自分に自信がなく、大学に通う意味がわからず、就活する意味がわからず、大学を休学している。
そんな私は誰かに悩みを話せず辛かった。
今日フラっと寄った本屋さんでこの本に出会い、パラパラめくるうちに気づけばこの本が私の心理カウンセラーになっていた。
「自己肯定感より自己選択感」
この言葉で私は元気とちょっとの自信がつきました。
自分のことを自分で認めてあげられないし褒めてあげられないけど、自分で自分の道を切り開いているのは私かも。なら私は凄いって、偉いって、思っていいかも!そう思える一文です。
自分の人生に自信がない、頑張ってるのに報われない、そんな思いを抱えている大学生に届いて欲しいです。「あなたは1人じゃないしあなたは頑張っているよ!」この言葉が欲しかった自分のような人たちに届きますように。 -
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ネタバレ勉強します!いっぱいメモした。
わたしは、言葉が好き。日本語を愛してる。
だから、言葉選びに執着を持ちたい。
なのに、うまく言語化できなくて、もどかしいことが多い。
だけど、一番最後に阿部さんが書いてくださった
“才能とは、掛けた時間だ。
言葉にもしも才能が必要だとするなら、
これから生きていく限り時間を掛けて育てていけばいい。“
っていうお言葉をお守りに、
好きなことから逃げずに、向き合いたい。
これは初めて書くのだけれど、
私は、言葉で、誰かを、救いたい。
そしてできれば、救っていることを実感したい、から、仕事にしたいのかもしれない。
もう遅いかな。傲慢かな。
でも、わたしはたくさんの言葉に救われてきた。これからも救われる。だから、わたしも、自分の身から放つ言葉で、誰かを救いたい。元気にしたい。慰めたい。勇気を出してもらいたい。
メモ_φ(・_・
・伝わる とは、思い出せること
・素敵禁止
・苦手なものと向き合うほど、相手への誠実さが求められる
・ほぼ全ての仕事はどんなふうに紹介するかで決まる=それはつまり相手のどこに感動をするか?ということだ。
感動したコピー↓
飲み狭間の戦い
・ひどい言葉を発すれば、最初に傷つくのは自分。嬉しい言葉を発すれば、最初に救われるのは自分だ。
・読み進めたくなる文章の仕掛け作り
1 入り口で心をつかまれるか
2 ストレスなく読み進められるか
3 読み終えた後に感情を味わえるか
・読み手への配慮を忘れない
配慮とは、すなわち優しさ
読み手が読みやすいかを考えているかどうか
・企画書を相手に送る3つの心がけ
1 自分は本気か
2 相手は喜ぶか
3 ほんとうにできるか
企画が実現した後を妄想すること
基本形↓
自分はこう思った 経験
自分はこう目をつけた 本質
自分はこうできると思う 企画
→一緒にやりませんか
いい企画書作るために
1.企画する対象は何者か?
2.調べまくる、足で稼ぐ
3.今という時代を捉える
4.その魅力は、誰の人生を救えるか?
5.大義名分のある企画(これはやるしかない、という心地よいこじつけ)
・手紙を書くように生きる。
絶対大丈夫だ。
才能とは、掛けた時間だ。
言葉にもしも才能が必要だとするなら、これから生きていく限り時間を掛けて育てていけばいい。 -
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ネタバレ解釈の重要性、解釈の仕方、解釈することで得られる自由や解放感がある。
縛られた正解ではなく、それぞれの解釈を見つける。
その解釈するための練習として、この本を読む。
p128〜
「人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ。」
by 喜劇王チャップリン
p130〜
人と別れること=独立記念日
p143〜
物事の視点を変えること
=心理学用語で、「リフレーミング」
p223〜
生きるということは、過去の自分を肯定していく行為だ。
p265〜
ダイバーシティが大切にされる世の中で、それと同じくらいに自分の中の多様性を尊重したいし、一色では収まらない自分の持つ可能性を引き出してあげたい。
〜〜〜
未来は今だ。今の連続が間違いなく未来をつくる。
〜〜〜
未来は「0か100」、白か黒かなんてことはありえない。グラデーションを、その間にあるグレーな日々を愛そう。
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解釈する先に人は進める。
読み終わってみて、
誰かの正解に縛られない「解釈」の練習ができたと思うし、
さらにその練習を、積み重ねていきたいと思えた。
このタイミングで、この本と出会えて良かった。 -
Posted by ブクログ
解釈するとはどういうことか。
本著で説かれている「解釈」とは何かを、以下のように解釈してみた。
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今の自分は何を通してできたのか、その自分は今何者なのか、そしてこれから何をしていくのか。
それについて、言葉を用いて整理して紐解いて明らかにする。
自分という存在を、漠然とした煙のような存在から確固たる形あるものに、自分の力で導く。あるいは形あるものを煙から引き出す。
言葉の力を使って。
前向きに。
他者に振り回されずに。
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前著「心をつかむ超言葉術」でもそうだったが、著者の阿部氏は、絶対の解答を示すことはしない。
読書それぞれがもつそれぞれの正解に導く道筋を示してくれる。
阿部氏が講師を勤めた連続講座「言葉の企画」でのワークショップのテーマとその作品をもとに解釈について学び考えながら、解釈の力で他でもない自分を見つめ直す。その道筋である。
読んで終わりではなく、ワークショップに取り組むことから復習に励み、他者に振り回されない自分像を見つめ直したい。