倉井眉介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【2024年176冊目】
表の顔は辣腕弁護士、裏の顔はサイコパス、それが二宮彰だ。他人に共感することもなく、人を殺めても何かを思うこともない。そんな彼だったが、ある日怪物のマスクを被った男の襲撃を受ける。奇跡的に九死に一生を得た二宮だったが、巷では「脳泥棒」が世間を賑わせており――。
なるほど〜と思いながら読み終わりました。このミスっぽい話ですね、映画にも向いてるかもしれない、なるほどなるほど。犯人が誰か全然わからなかったので、真相がわかった時「そういうことか、やられたぜ!」という感じではありましたが度肝を抜かれたかというと、そこまでではなく。
なるほどミステリーって感じでした(なるほどミ -
Posted by ブクログ
ネタバレ躊躇なく殺人をくり返すサイコパス弁護士、二宮。そして、二宮を殺そうと襲う「怪物の木こり」のマスクを被った連続殺人鬼。斧で頭部を破壊し、脳を持ち去ることから、通称「脳泥棒」と呼ばれている。
二宮は、自分を殺そうとする連続殺人鬼を、自分の手で殺すために、殺人鬼について調べだす。そして、過去に起こった凄惨な事件の真相をも浮かび上がってくる。
案外サクサク読めて、犯人は「そうなのか〜」とびっくりさせられた。
でも、せっかく『作られたサイコパス』とか設定が面白かったから、もっと詳しい心情とか知りたかったかなぁ。
他の被害者達も『作られたサイコパス』なら殺される前にいろいろあったんじゃないかなと思ってし -
ネタバレ 購入済み
アイデア勝負の一作。
2023年11月読了。
映画化されると聞き(大好きな菜々緒サマも出演と聞きw)、そそくさと読んだ。
解説者や他のレビュアーの方々も言う通り、『文章の稚拙さ』は今後著者を苦しめるだろうことは必至。もっと沢山の本(ジャンルレスで!)を読んで、語彙力や筆力を付けた方が宜しいかと。
ただ、今作に関してはその『稚拙さ』が良い方に回っていて、中々《真犯人》を特定出来ない結果と成っており、そういう意味では《ラッキー》な作品かと。自分はてっきりパートナーの○○君が裏切る展開を予想してたんだけどw、それだとゴチャゴチャに成っちゃうかww。
『連続殺人鬼vsサイコパス』と云う宣伝文句も、正直言って正確には