倉井眉介のレビュー一覧

  • 怪物の町

    Posted by ブクログ

    いい意味で読むのがしんどい
    読む体力はあるのに読む気力が削がれる感じ
    主人公が正しいのか、町人が正しいのか、わけ分からんくなるし、最後まで訳分からん、読み進めのが怖くなる
    けど、面白い

    0
    2023年12月20日
  • 怪物の町

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    もし町を歩いていて通り過ぎる人が殺人を犯している人だったら。そして、それを認識しているが誰もみな見て見ぬふりをしているだけ。上手に死体を隠蔽すれば、死体がなければ事件にさえならない。至る所で殺人が起きている町。「怪物の町」と言う本に書かれた町の歴史とは。忽然と消えた先輩は何処へ行ったのか。意外な結末に戦慄を覚える。そして、それは良太の妄想なのか、それとも真実なのか、町にのまれてしまったのか。後味の悪さもあるが兎に角、なんといえばいいのか・・・ 怖かった。

    0
    2023年08月17日
  • 怪物の町

    Posted by ブクログ

    街に殺人鬼が複数いて、みんなそれを無意識で見て見ぬふりをしている。そんなお話。どこまでが現実で、どこからが主人公の妄想なのか、どこかはっきりとしない気持ち悪さのある小説です。どこまでもすっきりしないので、賛否あるお話かも。

    0
    2023年07月11日
  • 怪物の木こり

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    自分のミスで仕方なかったとはいえやはり映画よりも原作を先に読みたかったなああ。
    エンディングが違ったけど、映画のエンディングは結構印象的で、映画として私は好きやった。そもそも映美のキャラクターが全然違ったと思う。設定というか前提の状況もちょっと違ったかな。

    小説としては、普通に読みやすかったしある程度面白く読めた。ただやっぱりミステリ小説としてはもうちょっと緻密さとか盛り上がりとかあっても良かったよなとも思う。最後、二宮と戸城で日にちにズレがあるってわかったとき、大晦日の蕎麦屋で「生還したかつての誘拐被害者たち、四人の死が顔写真付きで」て書かれてて、それおかしくない…?この日が大晦日でこの後

    0
    2025年10月28日
  • 怪物の木こり

    Posted by ブクログ

    面白いのだけど、グロさが目立ってそちらが印象に残ってしまう‥
    逆に言えば、グロい系が苦手でも読み進めるほどには面白い、ということかな。
    ラストはあまり共感できず‥

    0
    2025年10月06日
  • 怪物の町

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    •めちゃくちゃ怖かった!
    •思い込みで見えているのに見えていないというのは本当にあるのだろうか、、
    •人生で3回は殺人鬼とすれ違うともいうが、本当はもっとすれ違ってるのかもしれないと思った。
    •終わり方は微妙に思った、、結局犬を連れたおじさんが先輩を殺したのかもしれないという終わり方だったが、それだと全然辻褄が合わない。ホラー小説として読むととても良かった!

    0
    2025年09月11日
  • 怪物の木こり

    Posted by ブクログ

    バケモノにはバケモノをぶつけるんだよ!と言わんばかりのワクワクする設定の本でした。

    やや出オチ感はありますが、テンポが良くサクサク読み進められる良作です。

    ただ、"このミス大賞作品"として見るのはよくないかも知れません。
    全然緻密じゃないし、筋を無理矢理押し通ってる感じがあって、繊細なミステリー好きには向いてなさそうです。

    スクリームなどのドタバタエンタメホラー映画のような気持ちで楽しむのがオススメです。

    0
    2025年09月01日
  • 怪物の木こり

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    たまたま目についたので借りました。

    このミス大賞ということで期待大。

    ややグロい描写もあり、

    ホラー&サスペンス系かと思いきや、

    途中から唐突にSF的展開になるところでやや置いてかれた感はある。

    作中作の「怪物の木こり」がなかなか味わい深く、

    よく出来た寓話になっています。









    -----------ここからネタバレ-------------











    構成の妙により、

    剣持が怪物とは分かりにくい描き方になっていました。

    とはいえ、登場人物が大して多くないので、

    最後の方になると自然と絞られてきてしまうのですが。

    嵐子と彰の視点が短いスパン

    0
    2025年06月24日
  • 怪物の町

    Posted by ブクログ

    「怪物の木こり」の続編と思いきや、別の物語。
    設定は、あかね町は人殺しの町で、人殺しがたくさんいるが、住民は見て見ぬふりをしているというもの。

    高校生の主人公の良太はある日、夜の公園で殺人を目撃。そこで、暗視ゴーグルをつけた先輩と呼ばれる女性に救われます。
    先輩曰く、この町では多くの殺人が日常的に行われているとのこと。
    警察に通報すれば殺されるとのこと。

    それは真実なのか?
    良太は徐々に住民の違和感を感じ始めます。
    考えすぎの妄想なのか、真実なのかが面白い。

    そんな中、先輩の失踪、ゴミ袋おばさんのくだりは盛り上がりました。
    そして、ラストの姉の婚約者の語りが刺さります。

     -見て見ぬふ

    0
    2025年05月18日
  • 怪物の木こり

    Posted by ブクログ

    第17回「このミステリーがすごい」大賞受賞作
    「このミス」シリーズははずれが多いと思っていたけど、最近は楽しめます。
    本作も楽しめました。
    設定も面白い。サイコパスVS連続殺人鬼「脳泥棒」
    前半はややグロい(笑)

    良心の呵責なく、日常的に殺人してきたサイコパス弁護士の二宮。
    ある日、「怪物マスク」を被った男に斧で襲われます。
    ぎりぎり助かった二宮は、警察には届けず、自ら男を探し出して復讐することに。
    サイコパスっぽい(笑)

    さらに、ちまたでは、頭部を勝ち割って、脳を持ち去る連続猟奇殺人=脳泥棒事件が続いています。

    脳泥棒を警察と二宮が交互に場面を変えながら追っていくという設定。
    脳泥棒は

    0
    2025年05月10日
  • 怪物の木こり

    Posted by ブクログ

    感情を持たない主人公が、ある事件をきっかけに自分の内側と向き合い始める異色のサイコ・サスペンス。

    「サイコパスは生まれつきか、作られるのか」「心とは何か」「善悪は操作できるのか」といったテーマが物語の奥に潜んでいて、読み進めるほどに考えさせられる。
    エンタメ性と哲学的な問いが共存した作品で、心理戦の描写がもう一歩深ければ、さらに余韻が強まったかもしれない。

    0
    2025年05月03日
  • 怪物の木こり

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    おもしろかったけど、もう少し詳しい内容を読みたいなと思った。
    サイコパスがサイコパスじゃなくなる、自分じゃなくなるのか、本来の自分に戻ろうとしているのか…葛藤を読むのは楽しかった!

    0
    2025年04月13日
  • 怪物の木こり

    Posted by ブクログ

    自分の思い通りにならない相手をこれまで何人も殺害してきたサイコパスの主人公。そんな彼がある日、怪物の覆面をした男に命を狙われる…なぜ?そんなところから、始まる物語。殺人鬼が追われるというあまり無い設定は斬新でした。

    ネタバレはできないが『怪物の木こり』という童話がベースにストーリーが展開していく。これを読んで『むむむ…』となった。
    何となく浦沢直樹の漫画『MONSTER』をオマージュ?しているように思えた。

    ちょっとグロい殺人内容の記載も多いので、ずっと本棚に残しておきたい類の本では無いなあ。

    0
    2025年03月07日
  • 怪物の木こり

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読む前は殺人鬼同士の殺し合いだったらどうしようと思っていたがら読後はある出来事をきっかけとした殺人鬼の心境の変化が書かれておりそこは面白かった。ただ終わり方がよく分からんかった。

    0
    2025年03月06日
  • 怪物の町

    Posted by ブクログ

    人は見たいようにしか世界を見ていない。確かにそうだなと思い、結末にはゾクっとした。
    色々伏線や気になるものが回収されずに終わったのは少しモヤモヤ。

    0
    2025年02月01日
  • 怪物の木こり

    Posted by ブクログ

    あらすじから毒々しい物語を想像していましたが、主人公のサイコパス、二宮が人間の心との間で葛藤する、意外な展開のストーリーだった。

    0
    2024年11月29日
  • 怪物の町

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    あかね町に引っ越してきたばかりの高校生・辻浦良太は夜の公園で殺人を目撃した。そこで出会った女性「先輩」に信じがたい話を聞く。あかね町では殺人事件が日常的に起きているが、死体が見つからないので事件にならない。通報すると報復にあい、命を狙われる。住人たちは見てみぬふりをしている。話を聞いてから街ゆく人々に対して殺人の気配とも言うべき違和感を感じられて仕方がない。良太は同じよう殺人を警戒する先輩と親しくなっていくが、ある日先輩が姿を消し…。
    殺人者だらけの町という特殊すぎる設定。受賞作の『怪物の木こり』もだいぶ特殊な設定の主人公だったけれど、今回はそれを上回ると思った。後半、良太が危険を顧みず姿を消

    0
    2024年11月10日
  • 怪物の町

    Posted by ブクログ

    『怪物の木こり』に続く第二弾。
    あかね町には、人殺しが沢山いて、至る所で人が殺されている...
    果たして、これは夢か真実か?
    奇妙な町を舞台にしたミステリーです。

    0
    2024年09月22日
  • 怪物の木こり

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いい感じ風に終わったけど、アレ?違うよね…?というモヤモヤ

    すべては二十六年前、十五人以上もの被害者を出した、児童連続誘拐殺人事件に端を発していて……。

    自分は怪物なのか...
    では人とは何なのか...

    0
    2024年09月19日
  • 怪物の木こり

    Posted by ブクログ

    サイコパスばかり出てくるお話で普通が何か分からなくなりました笑
    最後のエピソードの順番で結局誰が犯人なのか、少し惑わされました!構成がちゃんとされてるなと感じました。
    結局映美はどうなったのか、、、?

    0
    2024年09月19日