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Posted by ブクログ
✾怪物の木こり
✾倉井眉介
✾宝島社
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サイコパスに興味はお有りですか??
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出てくる登場人物が規格外!
まるでサイコパスの展覧会!?
主人公も友だちも犯人も、
平気で人を殺し、楽しむやつらなんだ。
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主人公⇨サイコパス弁護士:二宮
with友達⇨サイコパス医師
対するは、
⇨脳を持ち去る、脳泥棒!
レディー⋯
ファイッ!!
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脳泥棒のシーンはエグい。
それに負けない主人公。
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でも、主人公がサイコパスになったのには、
開けてはならないパンドラの箱。
極秘な理由があった。。。
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サイコパスだけでは終わらない。
読んでいるうち、
人間らしくなっていく主人公に、
思わず惹き込まれて⋯
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二宮:
“信用を勝ち取るのは真実を口にしたものではない。より揺るがないものだ。
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怪物たちによる、
サイコ・スリラー小説!
疾走感!
爽快感!
感動!?
が待ち受けている1冊です✧
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二宮は恐怖に支配された人間が、決して嘘をつかないことを経験から知っていた。
信用を勝ち取るのは真実を口にしたものではない。より揺るがないものだ。
お前が死ぬのはただの巡り合わせだ。理由なんてない
どこをじればサイコパスになるかを探すことは、どこをいじれば普通の人間になるかを探すのと同じなんだ
ああ、他人の痛みから始まり、驚きや喜び、あらゆる感情が他人と共有できるようになった。他人と自分の境界が消えていくのを感じたよ。だがそのせいで、自分以外の人間にも心があることを知った。
人の心を感じるようになるたびに、俺はその理由を知り、そして幸せというものの存在を知った。それまで快楽と怒りの二つしかなかった人生に、はじめて生きる意味が生まれたんだ
生きることの意味というものに興味があるんだ。だから、それを知るまでは、まだ怪物に戻る気はない。たとえ、いばらの道だとしても、な
Posted by ブクログ
2019年、第17回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作。めっちゃ面白いサイコスリラー。ゾクゾクしまくり。映画化されているので、見たい。
主人公は二人。
弁護士・二宮は、ある日、帰宅途中に怪物マスクをつけた男に襲われる。相手は斧を持っており、頭を割られかけたのだ。なんとか命拾いした二宮は、怪物マスク男を探し出して復讐することを誓う。
実はこれは事件の一部で、巷では頭部を開いて脳を持ち去る連続猟奇殺人が続いていた……。
もう一人の主人公・警察官の嵐子は、脳泥棒の犯人を逮捕すべく奔走する。
というのが、あらすじ。
勘が良い人は気がついたかもしれないが、斧で襲われた二宮は復讐を誓った。つまり警察には通報しない。
というのも、二宮自体もサイコパスで、数々の殺人を犯してきた猟奇殺人犯なのだ。
猟奇殺人犯VS猟奇殺人犯VS警察官の三つ巴の戦いが始まる。
過去の凄惨な事件に物語が有機的に収斂していくのも面白かった。サイコパスになった理由が描かれ、さらには相手からダメージを受けることであるものが壊れ、人としての優しさに気がついていく展開もお見事でした。ラストはハッピーエンドかどうかは解釈によると思うけれど、余韻があって好きだった。
Posted by ブクログ
サイコパスvs連続殺人鬼。この刺激的な構図から始まる物語は、ページをめくる手が止まらないほどの疾走感に満ちている。
脳を奪う「木こり」の正体を探るミステリーとしての面白さはもちろん、主人公・二宮という歪んだキャラクターの魅力が凄まじい。冷徹な知略で犯人を追い詰めていくプロセスは爽快ですらあるが、終盤に明かされる衝撃の事実は、読者の価値観を根底から揺さぶってくる。
「欠落」しているのは脳なのか、それとも心なのか。バイオレンスな描写の先に待つ、静かで切ない結末が忘れられない。スリルと哲学が同居する、まさに『このミス』大賞受賞作にふさわしい傑作。
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