あらすじ
第17回『このミステリーがすごい! 』大賞受賞作は、サイコパス弁護士 vs. 頭を割って脳を盗む「脳泥棒」、最凶の殺し合い! すべては26年前、15人以上もの被害者を出した、児童連続誘拐殺人事件に端を発していて……。自分は怪物なのか? では人とは何か? 善悪がゆらいでいく主人公に「泣ける!」との声もあがったサイコ・スリラー。
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Posted by ブクログ
✾怪物の木こり
✾倉井眉介
✾宝島社
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サイコパスに興味はお有りですか??
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出てくる登場人物が規格外!
まるでサイコパスの展覧会!?
主人公も友だちも犯人も、
平気で人を殺し、楽しむやつらなんだ。
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主人公⇨サイコパス弁護士:二宮
with友達⇨サイコパス医師
対するは、
⇨脳を持ち去る、脳泥棒!
レディー⋯
ファイッ!!
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脳泥棒のシーンはエグい。
それに負けない主人公。
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でも、主人公がサイコパスになったのには、
開けてはならないパンドラの箱。
極秘な理由があった。。。
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サイコパスだけでは終わらない。
読んでいるうち、
人間らしくなっていく主人公に、
思わず惹き込まれて⋯
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二宮:
“信用を勝ち取るのは真実を口にしたものではない。より揺るがないものだ。
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怪物たちによる、
サイコ・スリラー小説!
疾走感!
爽快感!
感動!?
が待ち受けている1冊です✧
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二宮は恐怖に支配された人間が、決して嘘をつかないことを経験から知っていた。
信用を勝ち取るのは真実を口にしたものではない。より揺るがないものだ。
お前が死ぬのはただの巡り合わせだ。理由なんてない
どこをじればサイコパスになるかを探すことは、どこをいじれば普通の人間になるかを探すのと同じなんだ
ああ、他人の痛みから始まり、驚きや喜び、あらゆる感情が他人と共有できるようになった。他人と自分の境界が消えていくのを感じたよ。だがそのせいで、自分以外の人間にも心があることを知った。
人の心を感じるようになるたびに、俺はその理由を知り、そして幸せというものの存在を知った。それまで快楽と怒りの二つしかなかった人生に、はじめて生きる意味が生まれたんだ
生きることの意味というものに興味があるんだ。だから、それを知るまでは、まだ怪物に戻る気はない。たとえ、いばらの道だとしても、な
Posted by ブクログ
最初から最後まで常に面白い作品って、実は少ない気がする。2つの異なる視点から、脳泥棒の正体と犯人の目的を解き明かしていき1つの真実に辿り着く場面は爽快だった。
『怪物の木こり』は『怪物』でしかないという事、人間の気持ちを知ってしまった『怪物の木こり』が本当の木こりのフリをして生きていくことへの喜びと苦しみ、葛藤。人間の気持ちを知り、生きる意味を見出した二宮はこれからの人生、どう歩んでいくのだろう。
Posted by ブクログ
殺人鬼VS殺人鬼というテーマなのに、内容がしっかりミステリー。
サイコパスが人間の心を手に入れていくという話を脳チップの存在によって自然に入れている。
警察サイドと二宮サイドがあり微妙に時間軸がずれているのもうまい。
話もわかりやすく、表現も上手で話も気になるためかなり読みやすかった。
Posted by ブクログ
映画を早く観たい。映画館に行けなかったので
先に読んでみた。
なかなか凄いものが読めて大満足!
杉谷の姿は染谷将太以外 考えられないほど
ハマってると思った。
今後どうなっていくのか先を知りたい
Posted by ブクログ
2019年、第17回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作。めっちゃ面白いサイコスリラー。ゾクゾクしまくり。映画化されているので、見たい。
主人公は二人。
弁護士・二宮は、ある日、帰宅途中に怪物マスクをつけた男に襲われる。相手は斧を持っており、頭を割られかけたのだ。なんとか命拾いした二宮は、怪物マスク男を探し出して復讐することを誓う。
実はこれは事件の一部で、巷では頭部を開いて脳を持ち去る連続猟奇殺人が続いていた……。
もう一人の主人公・警察官の嵐子は、脳泥棒の犯人を逮捕すべく奔走する。
というのが、あらすじ。
勘が良い人は気がついたかもしれないが、斧で襲われた二宮は復讐を誓った。つまり警察には通報しない。
というのも、二宮自体もサイコパスで、数々の殺人を犯してきた猟奇殺人犯なのだ。
猟奇殺人犯VS猟奇殺人犯VS警察官の三つ巴の戦いが始まる。
過去の凄惨な事件に物語が有機的に収斂していくのも面白かった。サイコパスになった理由が描かれ、さらには相手からダメージを受けることであるものが壊れ、人としての優しさに気がついていく展開もお見事でした。ラストはハッピーエンドかどうかは解釈によると思うけれど、余韻があって好きだった。
Posted by ブクログ
サイコパスVSサイコパスは予想もつかなくてめっちゃ面白かった。点と点がどんどん繋がっていく過程がわくわくさせた。ハラハラもあって終わりまで展開がわからないところが面白すぎた。読みごたえバツグン。
Posted by ブクログ
サイコパスの弁護士•二宮彰と、殺害後に遺体の脳を持ち去る連続殺人事件を担当する刑事•戸城嵐子の2人の視点で物語は進んでいきます。
2人の視点と、26年前の児童連続誘拐殺人事件、そして途中で出てくる『怪物の木こり』のお話。どう関係するのか、どう交錯していくのか。
物語が進むにつれて、少しずつ明らかになっていきます。
いやぁー。めちゃくちゃ好きなお話でした!
サイコパスの二宮の心情の変化から目が離せません。
解説にあったように、単なるサイコパス同士の闘い、犯人捜しで終わらない!
型どおりのミステリーに飽きてしまった人に、ぜひ読んでみて欲しいです。
続編が書かれるべき作品
非常に面白い作品…とは思いつつどこか未消化な感じが拭えない。無論小説の中でも悪が野放しにされるべきではない、とかそんな野暮な倫理観は持ち合わせてない。が。これで終わりというならきちんとけりはつけるべきだったかと…ベタな展開だったとしても。
ただ言い換えれば、その未消化感は続編への期待であり、行間から滲み出るto be continued感によるもの。我々無力な読者にできるのは、続編の出版を待つのみである。
Posted by ブクログ
サイコパスvs連続殺人鬼。この刺激的な構図から始まる物語は、ページをめくる手が止まらないほどの疾走感に満ちている。
脳を奪う「木こり」の正体を探るミステリーとしての面白さはもちろん、主人公・二宮という歪んだキャラクターの魅力が凄まじい。冷徹な知略で犯人を追い詰めていくプロセスは爽快ですらあるが、終盤に明かされる衝撃の事実は、読者の価値観を根底から揺さぶってくる。
「欠落」しているのは脳なのか、それとも心なのか。バイオレンスな描写の先に待つ、静かで切ない結末が忘れられない。スリルと哲学が同居する、まさに『このミス』大賞受賞作にふさわしい傑作。
Posted by ブクログ
会社の人が110円で買った本⭐︎
楽しかった!!最後まで凄く楽しかった!!ただ。。怪物の格好目立ちそうだよね。。重い斧も持ってる。。殺人終わったら着替えてから逃げるのかな?とか変な想像してしまった笑。
Posted by ブクログ
主人公vs世間を騒がす「脳泥棒」との対決が主軸となるストーリー。作品のテーマは「サイコパス」で、主人公もサイコパスの異常者という構図が面白い。なぜこんな殺し方をするのか分かった時は鳥肌立ちました
Posted by ブクログ
邪魔者を日常的に殺してきたサイコパス弁護士・二宮彰。ある日、仕事を終えて帰ってきたところを突如「怪物マスク」に襲撃され、頭を割られそうになるが九死に一生を得る。二宮は犯人へ復讐を誓うも、怪我の後遺症によるものなのか、自身の中でサイコパスとしての心情変化を感じつつあった。同時に、世間では殺害された被害者の脳が持ち去られる謎の猟奇的殺人が話題となっていた。二宮が「怪物マスク」に襲われた理由とは。
ストーリー自体は王道ですが、サイコパス同士が争うため、普通ではない発想が楽しめる小説だと感じました。
Posted by ブクログ
「お前、自分の脳にチップを埋めるつもりか?」「彰くんとは機能が逆の奴をね。つまり普通の人間をサイコパスにするんじゃなく、サイコパスを普通の人間にするようなやつ。それを埋め込めばたぶん、いわゆる幸せというものを体験できると思う」
「そう。むかし僕に向かって快楽と幸せは違うと言った奴がいるんたけど、それがイマイチよくわからなくてさ。きっと僕のような脳の持ち主には理解できないことなんだと思うけど、脳チップで普通の心を手に入れられれば、それが叶うかもしれないでしょ?だから知っておきたいんだよね。幸せというものを」
Posted by ブクログ
なかなかに斬新な設定が散らばってて、違った感覚で楽しめました!
目新しさもあり、エッ急に王道な展開きたな、もあり。
ホラーが大の苦手だけどサイコパスものに興味津々…そんなあなたにピッタリの、カジュアルタイプのミステリー小説です。
1番恐ろしかったのは、最初から最後まで友人ポジを頑なに貫いた、ド天然のホンモノのサイコパスがひとり混じってるということ!!!これは草でしたね
でも私は好き。
Posted by ブクログ
ラスト3行、映美はどうなった?
サイコパス二宮が普通の人間の心を取り戻したとき、これまでの行いに罪悪感を抱かずにいられるのかな?
今後、二宮はどうなっていくのかな?
本当のサイコパスは杉谷!?
Posted by ブクログ
実写版を偶然見ていて、本も読んでみるかなと思い手に取りました
やはり本とは内容が違いました
本の方が好きかな、どちらかと言うと
映美さんのキャラも全然違うし
主人公の憎たらしさや太々しさも
なんか種類が違ったものに感じた
実写から本!より本から実写!の
ほうが良かったかな
Posted by ブクログ
面白いのだけど、グロさが目立ってそちらが印象に残ってしまう‥
逆に言えば、グロい系が苦手でも読み進めるほどには面白い、ということかな。
ラストはあまり共感できず‥
Posted by ブクログ
バケモノにはバケモノをぶつけるんだよ!と言わんばかりのワクワクする設定の本でした。
やや出オチ感はありますが、テンポが良くサクサク読み進められる良作です。
ただ、"このミス大賞作品"として見るのはよくないかも知れません。
全然緻密じゃないし、筋を無理矢理押し通ってる感じがあって、繊細なミステリー好きには向いてなさそうです。
スクリームなどのドタバタエンタメホラー映画のような気持ちで楽しむのがオススメです。
Posted by ブクログ
たまたま目についたので借りました。
このミス大賞ということで期待大。
ややグロい描写もあり、
ホラー&サスペンス系かと思いきや、
途中から唐突にSF的展開になるところでやや置いてかれた感はある。
作中作の「怪物の木こり」がなかなか味わい深く、
よく出来た寓話になっています。
-----------ここからネタバレ-------------
構成の妙により、
剣持が怪物とは分かりにくい描き方になっていました。
とはいえ、登場人物が大して多くないので、
最後の方になると自然と絞られてきてしまうのですが。
嵐子と彰の視点が短いスパンで入れ替わるので、
時系列のズレが気付かれないようにミスリードされていますが、
急に大晦日という単語が出てくるので、
やっぱり違和感は感じます。
途中から登場する脳チップの存在を受け入れられるかどうかが、
本作を楽しめるかどうかの分かれ目になる気がします。
脳チップについての不確定事項がやたら多いし、
都合の良い推測に基づいた解釈が積み重なっていくので、
SFだと思って読めば良いのかもしれませんが、
私はリアリティがある話の方が好きなので、
そういった意味で点数は低めになりました。
サイコパスは普通の人間になってみたいのかどうか等、
根源的な問いも含まれているのは興味深いのですが、
彰や剣持の変わり様が凄すぎて、
なんか冷めてしまったのも事実です。
サイコパスと普通の人間って、もっとグラデーションなのではないでしょうか。
Posted by ブクログ
第17回「このミステリーがすごい」大賞受賞作
「このミス」シリーズははずれが多いと思っていたけど、最近は楽しめます。
本作も楽しめました。
設定も面白い。サイコパスVS連続殺人鬼「脳泥棒」
前半はややグロい(笑)
良心の呵責なく、日常的に殺人してきたサイコパス弁護士の二宮。
ある日、「怪物マスク」を被った男に斧で襲われます。
ぎりぎり助かった二宮は、警察には届けず、自ら男を探し出して復讐することに。
サイコパスっぽい(笑)
さらに、ちまたでは、頭部を勝ち割って、脳を持ち去る連続猟奇殺人=脳泥棒事件が続いています。
脳泥棒を警察と二宮が交互に場面を変えながら追っていくという設定。
脳泥棒は誰なのか?
その目的は?
サイコパスの二宮は実は子供の頃に脳チップを埋め込まれていたことで、サイコパスとなっていたという設定も面白い。
そして、頭部を殴られたことでチップに異常が生じ、感情を感じ始める...
そんな二宮は脳泥棒と対峙できるのか..
人としての感情を取り戻すのか?
登場人物も面白いキャラが多く、楽しめました。
ミステリとしての謎解きよりも、エンターテイメントとして楽しむべき物語。
これ、映画になっているんですね。
見てみたい!
お勧めです。
Posted by ブクログ
感情を持たない主人公が、ある事件をきっかけに自分の内側と向き合い始める異色のサイコ・サスペンス。
「サイコパスは生まれつきか、作られるのか」「心とは何か」「善悪は操作できるのか」といったテーマが物語の奥に潜んでいて、読み進めるほどに考えさせられる。
エンタメ性と哲学的な問いが共存した作品で、心理戦の描写がもう一歩深ければ、さらに余韻が強まったかもしれない。
Posted by ブクログ
おもしろかったけど、もう少し詳しい内容を読みたいなと思った。
サイコパスがサイコパスじゃなくなる、自分じゃなくなるのか、本来の自分に戻ろうとしているのか…葛藤を読むのは楽しかった!
Posted by ブクログ
自分の思い通りにならない相手をこれまで何人も殺害してきたサイコパスの主人公。そんな彼がある日、怪物の覆面をした男に命を狙われる…なぜ?そんなところから、始まる物語。殺人鬼が追われるというあまり無い設定は斬新でした。
ネタバレはできないが『怪物の木こり』という童話がベースにストーリーが展開していく。これを読んで『むむむ…』となった。
何となく浦沢直樹の漫画『MONSTER』をオマージュ?しているように思えた。
ちょっとグロい殺人内容の記載も多いので、ずっと本棚に残しておきたい類の本では無いなあ。
Posted by ブクログ
読む前は殺人鬼同士の殺し合いだったらどうしようと思っていたがら読後はある出来事をきっかけとした殺人鬼の心境の変化が書かれておりそこは面白かった。ただ終わり方がよく分からんかった。
Posted by ブクログ
いい感じ風に終わったけど、アレ?違うよね…?というモヤモヤ
すべては二十六年前、十五人以上もの被害者を出した、児童連続誘拐殺人事件に端を発していて……。
自分は怪物なのか...
では人とは何なのか...
Posted by ブクログ
サイコパスばかり出てくるお話で普通が何か分からなくなりました笑
最後のエピソードの順番で結局誰が犯人なのか、少し惑わされました!構成がちゃんとされてるなと感じました。
結局映美はどうなったのか、、、?
アイデア勝負の一作。
2023年11月読了。
映画化されると聞き(大好きな菜々緒サマも出演と聞きw)、そそくさと読んだ。
解説者や他のレビュアーの方々も言う通り、『文章の稚拙さ』は今後著者を苦しめるだろうことは必至。もっと沢山の本(ジャンルレスで!)を読んで、語彙力や筆力を付けた方が宜しいかと。
ただ、今作に関してはその『稚拙さ』が良い方に回っていて、中々《真犯人》を特定出来ない結果と成っており、そういう意味では《ラッキー》な作品かと。自分はてっきりパートナーの○○君が裏切る展開を予想してたんだけどw、それだとゴチャゴチャに成っちゃうかww。
『連続殺人鬼vsサイコパス』と云う宣伝文句も、正直言って正確には違うだろとも思うが、読んでいるひと時、とにかく楽しかったので評価としては悪くない。映画化もし易いだろうしね。
ただ、前にも書いた通り、著者はこれから相当に勉強しないと、先が続かないと思うので、それだけは注意しておきたい。
『○○○を落としただけなのに…』の著者みたいに成るのは、正直気の毒なので…老婆心ながら。
さぁて、菜々緒ちゃんの刑事っぷりが楽しみだ!ありがとうございます。