【感想・ネタバレ】怪物の木こりのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

読み始めの頃は
サイコパスが犯罪を繰り返し
別のサイコパスと衝突するのかなぁ
くらいに思っていた。

だけど
そんな予想を遥かに上回ってきた。

まさか
幼少期に人体実験に巻き込まれ
サイコパスにされていたなんて
これっぽっちも思うわけないよ。

医療に携わる者としては
恐ろしく残酷な事件で
絶句するしかなかった。


幼少期の事件から数十年後に
再び事件に巻き込まれて
次は他人に共感するなどの
普通の感情も持ち合わせるようになって
感情を持ったサイコパスって
どうなるんだろうと思った。

普通の感情を知ったサイコパスが
サイコパスに戻れる方法を見つけた時
最終的にサイコパスに戻らない選択をした時
戻らなくて良かったとほっとした。

これからサイコパスながら
普通の感情をいくつも知っていった時
最終的にどんな結末になるのか
幸せを手にする日がくるのか
とても気になった。

てか映画を観なかったことを後悔。

配信とかで観よっかなぁ。

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2024年03月11日

ネタバレ 購入済み

続編が書かれるべき作品

非常に面白い作品…とは思いつつどこか未消化な感じが拭えない。無論小説の中でも悪が野放しにされるべきではない、とかそんな野暮な倫理観は持ち合わせてない。が。これで終わりというならきちんとけりはつけるべきだったかと…ベタな展開だったとしても。
ただ言い換えれば、その未消化感は続編への期待であり、行間から滲み出るto be continued感によるもの。我々無力な読者にできるのは、続編の出版を待つのみである。

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2020年09月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

映画を見損ねたので原作を…
最近このジャンルを読んでいなかったのですが、ライトな割に最後まで愉しめました。
脳内チップによって凶悪化し、そのチップが寿命で機能しなくなってくると、本来の罪悪感などの感情が芽生え始める…という設定はなかなかよかったです。
蛇足ですが、後に映画版を楽しみに観たのですが、小説を読んでいないと、設定やストリー展開が分かりづらいのでは?ただ、オリジナルと犯人が異なっていた点についてはよかったてす。

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2024年05月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

サイコパスものが好きなので気になって読んでみた。
そんなに驚きはなかったけど、二宮が普通の感情を取り戻していく感じが面白かった。
嵐子の存在が結構薄くて、もっとキーパーソンになるかと思ったから肩すかしにあった感じ。

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2024年02月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「サイコパス 対 殺人鬼」という設定にとても興味をそそられ読みました。
サイコパスとして育ってしまった主人公が殺人鬼に負わされた傷により、幼少期に不法に頭に埋め込まれた脳チップが不具合を起こし、サイコパスとしての人格をだんだんと失っていく姿が斬新で面白かった。サイコパスとしての残りの人生を過ごすのか、サイコパスでない自分を受け入れ過ごすのか葛藤する主人公。愛や共感を覚え始め、その戸惑いに苦労する主人公を客観視するサイコパス友達の二宮にも注目すると面白い。

映画も観ていて楽しかったです。

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2024年01月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この物語はサイコパスvsサイコパスだと思った。しかも片方のサイコパスは一方のサイコパスに殺され、殺したサイコパスは、良心、倫理観が次第に形成されるようになる。殺したサイコパスが真のサイコパスだと思うが、果たして真のサイコパスは普通の人になれるのかは読者の判断に委ねられている。
物語の展開はテンポが良く、想像通りの展開にはならなかった点がとても読み応えがあり面白かった。

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2024年02月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

サイコパスになるよう改造された人間が脳チップの故障により普通の人間になる。サイコパスに改造された人間の後悔が連続殺人事件のきっかけになる。
サイコパスな弁護士が警察を出し抜き犯人を追い詰めるところが面白かったが警察が無能かも…

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2024年01月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

サイコパスvsサイコパス
と見せかけ実は…

良く言うと読みやすくてキャッチー、悪く言うと軽薄な文章と内容

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2023年12月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

映画鑑賞後に読んだ。
原作ではこういう終わり方だったのか。
サイコパスとサイコパスの戦いと思いきや、その人格が変わっていく様を描いているから迫力には欠けるけど、読みやすくはあった。
怪物から二宮への忠告の言葉が映画で活きていくんだなと納得。
怪物は結局のところ怪物のままなのか、自分の意思次第で木こりになれるものなのか。

映画でも思ったけど、ここに出てくる登場人物で一番危険なのは杉谷だし、木こりになろうとする怪物、二宮との関係が今後どのように歪んでいくのかが気になる。

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2023年12月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

このミスに釣られて読んでしまった。
サイコサスペンスとしては少しボリュームが少ない感じがした。
映画になるらしいが、本としては少し物足りなかったが、映画がちょうど良いかも。
私としては感情が動かされる事もあまり無く、ふむふむと読んでいるうちに終わってしまった感じだった。
誘拐され、チップを埋め込まれたり、殺された子供達の遺族などの登場があれば、全然違ったと思う。子供

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2023年12月03日

ネタバレ 購入済み

アイデア勝負の一作。

2023年11月読了。

映画化されると聞き(大好きな菜々緒サマも出演と聞きw)、そそくさと読んだ。

解説者や他のレビュアーの方々も言う通り、『文章の稚拙さ』は今後著者を苦しめるだろうことは必至。もっと沢山の本(ジャンルレスで!)を読んで、語彙力や筆力を付けた方が宜しいかと。

ただ、今作に関してはその『稚拙さ』が良い方に回っていて、中々《真犯人》を特定出来ない結果と成っており、そういう意味では《ラッキー》な作品かと。自分はてっきりパートナーの○○君が裏切る展開を予想してたんだけどw、それだとゴチャゴチャに成っちゃうかww。

『連続殺人鬼vsサイコパス』と云う宣伝文句も、正直言って正確には違うだろとも思うが、読んでいるひと時、とにかく楽しかったので評価としては悪くない。映画化もし易いだろうしね。

ただ、前にも書いた通り、著者はこれから相当に勉強しないと、先が続かないと思うので、それだけは注意しておきたい。
『○○○を落としただけなのに…』の著者みたいに成るのは、正直気の毒なので…老婆心ながら。

さぁて、菜々緒ちゃんの刑事っぷりが楽しみだ!ありがとうございます。

#シュール #アガる #じれったい

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2024年01月04日

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