竹町のレビュー一覧
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第1巻はリリィをリーダーとしながら『灯』の成長を中心に描いていたのだけど、この巻は明確にグレーテをメインにしているね
第1巻の時点でクラウスへの執着を露わにしていた彼女。その時点では変装が得意との情報程度しかなかった彼女を深堀りしていけばどのような物語が紡がれるのかと思いきや……
いやはや、思いの外、グレーテの覚悟や深い愛情が垣間見える内容でした
今回、『灯』にもたらされたのは国内の政治家を狙う暗殺者を殺すこと
不可能任務であるのは相変わらずなのだけど、今回は落ちこぼれの少女たちを参加させることが条件であったのは印象的
第1巻で行われた事って要するに少女たちを囮にしてクラウスが他の部分を全 -
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ネタバレ灯が国家機密を得ようとしているという疑いがあり、『巓』のランとヴィニベルガが調査に乗り出す。前巻でクラウスと決別した『灯』の面々のその後が、現『巓』メンバーであり、灯と交友のあるラン目線で描かれる。
ラン目線から灯の現在の印象が二転三転するような展開で、どのような展開になるのか最後まで読めなかった。そんな中でも陽炎パレスに描き直された不死鳥の絵によって、『鳳』との絆が強調され、灯は灯らしい道を進んでいるということが伝わる。そして《叡智の実≫への対抗策として、フォロニカが用意した兵器《奈落人形》。1巻で描かれた兵器がここで重要性を帯びてくるという展開が、物語としてよくできているなと思った。その奈 -
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ネタバレチーム『鳳』スピンオフ作品。
今回はファルマの底知れないところが見えた感じ。『鳳』の護衛対象であるトリシャがもう最初っから気に食わない小娘で、こいつなんなんだと思っていたが、さすがファルマ姐さん。ちゃんと見抜いていたわけね。確かにトリシャが父親殺そうと計画するのもしょうがないわな。学校では虐められ、家でもとんでもないことをされ、トリシャの安心できる場所は全くなかったことを思うと、やっぱりかわいそうではある。
それにしても『白蜘蛛』強くないか?生き延びる能力が高過ぎる。銃弾を躱すとかもう人間業じゃないよ。
『鳳』が全員でかかっても仕留められないなんて相当だ。全然好きになれないキャラクターでは -
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チーム焔各々(2人ずつ)が別行動を取っていたときの話。連作短編集なので、読み応え抜群。
リリィってそういえば何故か捕まっていたよな...その疑問も解け、間抜けなんだか頭良いんだか、彼女らしいなと思った。
モニカとティアの組み合わせは相性悪そうと思っていたが、意外にもしっかり難易度高めのミッションをこなしていた。やっぱ個々の能力が高いんだな。
しかし、ティアに男性としての振る舞いを叩き込まれるモニカが不憫(笑)。ティアの訓練、間違ってるような気もするんだが、じゃあどういう男性を目指せばいいかと問われれば、うーん...。紳士なモニカも見たいけれど。
『灯』の皆がそれぞれ裏で頑張っていて、その集 -
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ネタバレついに語られる暁闇計画の全貌。
『焔』目線での世界大戦、そしてその後の世界の様子が描かれ、なぜギードが焔を裏切ったのか、その詳細が語られた。それはいわゆる核分裂を利用した爆弾による抑止力のことだった。第二次世界大戦、そして現代に至る人類が辿ってきた道筋が再現されているかのような展開。またそれに付随する議論を、首脳陣ではなく若いスパイたちがどうしていくか決断を下していくという流れになっている。ゲルデが言った、「今の世代が腹据えて出した結論を、ババアが止める正義はねえって話だよ」という言葉が沁みる。
抑止力は行使されないと威力を発揮しないことや、管理者の問題など、なんか勉強になるなと思った。
そし -
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落ちこぼれの少女たちが、最強のスパイの下で成長し、不可能任務に挑む物語。序盤は少し退屈に感じましたが、ヒロインのリリィが予想外の行動をとるあたりから一気に面白くなってきました。
全体の構成がよく練られており、タイトル通り「スパイ」らしい叙述トリックがしっかり機能しています。
常に予想を裏切ってくれる展開が用意されており、期待していた面白さを十分に味わうことができました。
ただ最後のトリックに関してはしっかり読んでいればすぐわかって予想できたので、驚きは少なかったです。
気軽に読めるライトノベルとして完成度が高く、1巻だけでも十分に満足できる内容です。
ただ個人的には、第2巻も -
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ネタバレ『鳳』崩壊後の生き残りであるランの進路をめぐる話。
鳳との蜜月のあとに鳳から与えられた課題に取り組んだことを振り返りながら、進路案を挙げていく。
養成学校の教官:リリィとサラの養成学校出戻り
他のスパイチーム:ファルマの兄ダグウィンと孤児の子どもたち
諜報機関幹部:エルナとアメリの話
スパイ引退:町での祭りの話
どれも笑いもあり、温かいエピソードもありという感じでスパイ教室らしいエピソードだと思った。そして最後には灯とダグウィンで大乱闘となり、鳳を失った悲しさを発散するような展開となり、最終的にはランはダグウィンのいる諜報機関に加わる方向になった。 -
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ネタバレ暁闇計画編の始まり。ライラット王国に潜入するエルナ、アネットの目線で物語が描かれる。市民革命を起こすため、秘密結社に加入して活動する。
王国の秘密を探るため、採掘場で発生した爆発事故の真相を調べるという展開がミステリチックで面白い。ニケと創世軍に目を付けられ、絶望的な状況になってしまったところに成長したサラが現れる。最初は余りにも頼もしくなったサラを見て驚いたが、実は優秀な仲間たちの入れ知恵だった。でもそれでも間章のサラの姿を見ていると、サラのラストコード《高天原》も含めて成長を感じずにはいられない。これまでほとんど描写されなかった『焔』の双子が、LWS財団やサラのスカウトに絡んでいたという熱 -
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ネタバレスパイ養成学校の落ちこぼれの少女が集められたチーム『灯』。それは死亡率9割の不可能任務専門のチームだった。
今回はタイトルにもあるとおり、チームのリーダーとなった《花園》のリリィにスポットが当たることが多かった。他の少女の話は少なめだったけど、灯のボス クラウスも含めてキャラが良かった。またよくわからない共同生活のルールがまさかの伏線になっていて驚かされた。結構コメディチックな描写ながらスパイらしく騙すところはしっかり騙してくるというバランスも良かったと思う。あと戦争はコスパが悪いという話もあって確かにそうだと再認識した。シンプルに武器や装備にお金がかかるし、徴兵による生産人口も減少する。その -
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ネタバレ『鳳』メンバーが活躍するスピンオフ作品。今はもう亡き彼らの話が読めて楽しかった。
しかも、なんだかヴィンドが探偵らしきことをやっている。いつもとちょっと毛色が違う?と思いながら読み始めた。まあ彼は決して探偵ではないと否定しているが。
数々の事件に巻き込まれながらも、重要人物である暗殺者メメントに着実に近寄っていくヴィンドたち。
本編では『鳳』はエリートたちが集まったチームで、落ちこぼれの集まった『灯』と比較すると凄いやつらの集まり…という感じなのだが、本作ではそれなりに危ない目にも遭っているし、本当に優秀なのか?とまではいかないものの危なっかしい面もある。そこが読んでいて楽しいのだが。
しか