斎賀時人のレビュー一覧
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購入済み
この作品は過去の登場人物と関わりのあるキャラをちゃんと再登場しててそれもすごく面白い要素。正妃と半獣の子と従兄弟達が無事でいるのがほっとした。ヨルガが部分的に記憶を無くし、原因を求めるため砂竜が住む砂漠に向かういそこで出会う二人の旅人。アンリとヨルガの息子のシグルドメインでした。当初は狂った女の対処が甘かったが父に学び男らしい判断。でもやっぱり改心せずジュリエッタが下すんだけどね。ぞっとした終わり方で面白い。私的にはトップに入る作品です。
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購入済み
前回出て来たヒノエの国のお二人方、タイガとノイシュラが出てきて、人魚伝説に絡む事件でありマライアとリュトラのメインとも言える回。肉を喰らうと怪物になり、雌は子をなし真珠をうむ。マラキアのピンチに判断したアンリ。アンタかっこいいよ。ちょっとわからないのがリュトラ友達の最後の行動。。。こやつのせいで戦。。。わかる人教えてください。
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購入済み
一作目で完結した終わりと思いきや二作目はアンリの呪いを解く方法を探してたところ、ヒノエの国の娘と従者がやってきてヨルガに救いを求める。タイガとノイシュラのお話も国に揺さぶられながらも二人共に支え合って前王を退き君主として立派だ。タイガに組み敷かれるノイシュラが可愛い。今回もアンリの頭脳戦勝ちです。
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またもや名作を読めたことに感謝。悪であるはずのアンドリムが周りを巻き込み嫌悪してたヨルゲを番いにしさまざまな策略で娘を貶めた女に復讐する。内容派かなりグロいのもありましたがスッキリするほど成敗してくれて良かった。最後には最大の復讐をするし。次巻があるのでまた徹夜で読みます。
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購入済み
今作も面白く、一気読みです。
既刊作と比べると、多少、ご都合主義な所が
目立ちましたが、今まで十分大変だったので
これくらいは許されますね。笑
ヨルガとアンリの関係は障害が立ち塞がるも
ねっとりと重く甘く、更に強固になったのでは。
また、関係者が“アンリ側”になっていたとはいえ
完全ではなく片足くらいだったのが、
今作ではどっぷりと浸かったのを見れて満足!
ジュリエッタもシグルドも、
さすがはアンドリムの子供達といったところ。
ドロっとした場面が多い今作でしたが、
純粋無垢な気持ちを見せてくれる場面に
ほっこりもして相殺されました。
まだまだシリーズが続きそうな期待も込めて
初作から読み返した -
ネタバレ 購入済み
タイトルの意味
このシリーズは本当に物語が奥深いですね。
乙女ゲームの世界が舞台のBLで、童話モチーフのエピソードに竜や魔族が存在するファンタジーという体の物語にも関わらず、描かれるのは愛憎や策略といったかなり濃厚な人間の物語だったりします。目に見える事象の裏の裏を読むアンドリムがその叡知で物語を導く様はまさに賢者の末裔と呼ばれるに相応しいもの。彼がカリス猊下のお気に入りなのも頷けます。
シグルドへの執着愛を拗らせたヒルダの末路は悲惨なものですが、彼女が反省してさえいればそうはならなかったはず。それもまたアンドリムの子であるジュリエッタの掌の上。タイトルの意味が良く分かります。
残虐なシーンもあり、美しいばか -
購入済み
なにも見ないで人気だったので購入してみたら、よくある転生モノのBLだったので、失敗したかなと思ったのですが、ストーリーもしっかりしていて読み応えあり面白かったです。
最後の方で主人公の行動になるほどって思いました。