毒を喰らわば皿まで ～箱詰めの人魚～

十河 / 斎賀時人

日本人男性だった前世の記憶があるアンドリムは、自身が生きているのが乙女ゲームの世界であることに気づく。彼は前世の知識と現世で得た才を活かし、己の運命に打ち勝ち騎士団長のヨルガと番になる。それから三年。アンドリムが相談役として力を貸しているパルセミス王国では、国王ウィクルムの結婚の日が迫っていた。婚礼に出席しようと各国の要人達が集まる中、パルセミスの王城に不気味な木箱が届けられる。その箱の中には、口がきけず、歩くことができない――「人魚」を想起させる、美しい裸の少女が入っていた。怪しい贈り物から悪意を感じたアンドリムは、箱を送った人物の目的を探り始めるのだが、次第に悍ましい真実が明らかになっていき――!? ※電子版は単行本をもとに編集しています。

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BL小説
• 出版社: アルファポリス
• 掲載誌・レーベル: アンダルシュノベルズ
• ページ数: 320ページ
• 電子版発売日: 2022年09月02日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 2MB

[あんこ · ★★★★★]

ゾクゾクする

相変わらずブラックなアンドリム。
3巻読み始めはなんか丸くなった？と思ったけど、彼の毒は相変わらずでめっちゃ面白かったです。
ブヒイのシーンは最高に笑えた。
愛するものが増え、それを守るためにはどんな手段も躊躇しないのが毎回良いです。
ヨルガが更に嫉妬深くなってて凄い。
おまけに2人ともエロい。
1巻でこの世界の終焉を知ってるだけに、今巻の終わりにはグッとくるものがありました。
これで完結にせず、残された時をどう過ごしたのか、更なる続きを書いてほしいです。

＃ドキドキハラハラ ＃深い

[舞桜 · ★★★★★]

2巻出てきた登場人物が一部再登場しつつ、八百比丘尼の伝説と人魚姫伝説を織り交ぜながら物語が進んでいきました。主人公の清濁併せ呑む腹黒さは、健在です！

＃ダーク

[かのこ · ★★★★★]

シリーズ通して面白い

シリーズ3作目、今回もおとぎ話などの要素を詰めながらも展開していきました。
BLとしても完成度高くてかなりおすすめです。

[匿名 · ★★★★★]

最高です

読み応えがあって飽きさせない、何度も読みたくなる、アンドリムとヨルガから目が離せません。
結末を知っている分、切なさも込み上げてきます。

＃胸キュン ＃ドキドキハラハラ

[匿名 · ★★★★★]

前作に引き続き

今作品も面白かったです。
アンリの足掻きと選択に胸がグッときます。
マライアとリュトラが無事で良かった。

[アロエ · ★★★★★]

睡眠不足になる

先が気になり止められない。エピローグまで気が抜けない。
最期を知っているが故に、響くラストでした。
もう一度読み返したいけど、4冊目に進みたくもあるジレンマ。

＃切ない ＃エモい

[匿名 · ★★★★★]

面白い！

全く展開が読めないストーリーに魅了され、一気に読んでしまいました。
ドロドロとしたシーンに寒気を感じながらも、癖になる怖さです。
ダークな話が好きなら、購入をお勧めします。

＃ダーク

[A · ★★★★★]

絶妙です

童話の取り入れ方が絶妙。子供用に綺麗に削ぎ落とされた方ではなく、多分にもともとの方ですね。
味方が増えた分、彼らを大事にする描写が多く、それもいいのですが、悪の部分も欲する私的には、焼印のくだりがお気に入りです。

＃深い ＃萌え ＃ダーク

[Mo · ★★★★★]

前回出て来たヒノエの国のお二人方、タイガとノイシュラが出てきて、人魚伝説に絡む事件でありマライアとリュトラのメインとも言える回。肉を喰らうと怪物になり、雌は子をなし真珠をうむ。マラキアのピンチに判断したアンリ。アンタかっこいいよ。ちょっとわからないのがリュトラ友達の最後の行動。。。こやつのせいで戦。。。わかる人教えてください。

[にゃっきー · ★★★★★]

今作もとても面白かった。
やっぱり一気読みしてしまいました。笑
物語りの展開だけでなく
ヨルガとアンリ以外の
他のCPにもスポットライトがしっかり当たって
より濃密な内容でした。
ノーラとの絡みや、マラキアとの関係も
改めて好きだなあと思えた。
あと、要素は全くないんだけど
オメガバースやドムサブを連想させる
言葉選びも自然でいい。

＃切ない ＃ドキドキハラハラ ＃ダーク