塙宣之のレビュー一覧

  • 言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか

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    2018年に話題になったWEB記事が2019年に書籍化。お笑いファンじゃなくてもおすすめ。

    THE Wへの言及から、女性芸人への言及、「審査員をやるような立場のひとがようやくこういう考えを表明する時代!」と感動した覚えがあります。

    『ゴッドタン』で"新世代男女コンビ"が特集されて蛙亭・イワクラさん、ラランド・サーヤさん、ヒコロヒーさんが飛躍したのが2020年6月。
    ヤーレンズ出井さんが「芸人界は男社会」と明言して話題になったのが2024年。

    キング・オブ・コントにバカリズムさんのような「1人コント」をするピン芸人が出られないのはおかしい、など、いわゆる賞レースの仕組み

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    2024年11月15日
  • 静夫さんと僕

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    あらま、評価が低い。なぜ。
    私はいいと思いますよ。
    塙さんは先々静夫さんのように懐の大きいおじいさんに確実になると思います。
    それも、静夫さんの良い部分だけを取り入れた人に好かれるおじいさんに。

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    2024年06月09日
  • 言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか

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    笑いについて分析されているが押し付け感がなく、ナチュラルなので心地良く読める。M1という大きなショーレースにおいて通用する笑いの形などが考察されており、面白かった。

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    2023年12月07日
  • 言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか

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    ネタバレ

    中村計が「笑い神」を書く前に刊行していた…というかこれを書いたからこそ「笑い神」を書くべきだと考えたんだと思う…1冊。

    ナイツの塙(ヤホーで調べたっていう方)へのQ&Aインタビュー形式、全90問でM-1を分析し徹底解剖する。ナイツはM-1優勝を逃しているのでタイトルが「言い訳」となっているが、なんのなんの、これは言い訳ではなく、負けた要因を徹底分析し捲土重来を期すための作戦ノートである。

    お笑いはある意味アスリートである、という立ち位置は本作でも「笑い神」と同様で、4分という時間でいかに観客を温め爆笑という「うねり」に持っていくか。歴代優勝者や惜しくも敗れ去ったコンビたち、そしてナイツ自身

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    2023年07月28日
  • 言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか

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    4年前に出た本だからその後優勝するコンビの評価をしたりしてて面白かった(笑)
    あと和牛が良く出てくるけど、優勝できなかったけどやっぱり上手で認められてたんだな、と。
    引き際が上手(オードリー)も考えさせられた。優勝が醍醐味じゃない、笑わせることが目的。それでいて売れれば良い。
    (以下引用)
    つまり、オードリーは勝負に勝ったのです。
    繰り返しになりますが、オードリーは勝負に勝ったのです。

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    2023年04月03日
  • 言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか

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    分かりやすく、面白くて、一気に読むことができた。お笑いを理論的に考えたことがなかったので、それぞれの方言がもたらす影響など、言われてみれば確かになあと興味深かった。ラストのページではなんだか胸が熱くなりました。

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    2023年03月29日
  • 言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか

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    めーーちゃ面白くて一気読みしてしまった
    淡々とした文体かつ素人にもわかりやすい言葉でM-1を解説してるけど、根底に塙さんのお笑いへの熱とか悔しさとか何より芸人へのリスペクトが溢れていて温かい本だった

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    2023年03月26日
  • 言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか

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    笑えるって幸せですよね。
    幸せにしてくれる漫才師をかっこいいと思います。もちろん塙さん、ナイツは大好きです。

    ここまで「どうしたらウケるか」を突き詰めていることに、なぜか涙が出そうになりました。
    近年のM-1は関東芸人も活躍しているし、また年末が楽しみになりました。

    漫才協会も盛り上がってきているし、近いうちに寄席とか劇場へ大笑いしに行きたいな。

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    2023年02月25日
  • 細野晴臣 夢十夜

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    『男は、家族のギリシャ赴任中にうまれたとかで、アテネと読むことができる雅典という、うるわしげな名前があったけれど、ともみの女友達からは、セグウェイと呼ばれていた。 ともみも過去を振り返るたび、セグウェイとつきあっていたころは云々、と男をあだ名で呼んでいたために、雅典に会っても、セグウェイと心で思っていた』-『「セグウェイはかわいい男」朝吹真理子』

    細野晴臣の夢日記は、夏目漱石の「夢十夜」の「こんな夢を見た」に倣って、どれも「夢を見た……」と始まるナンセンスな夢のお話。夢なのでとりとめもなく、起承転結もない(本人曰く脚色は一切なし)。漱石の夢十夜はもちろん斬新な小説ではあるけれど、極端に言えば

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    2022年04月26日
  • 言い訳【無料試し読み小冊子3】

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    疑問が解消

    やっぱり塙はネタのうまさ、テクニック以上に現場の空気感、ウケるかウケないかを最大限に評価してたんだなー
    テクニックや練習量を重視する(と自分が勝手に思ってる)巨人師匠とか方向性の違う審査員をたくさん並べてくれるのはやはり芸人さんにとっては救いだろうと思う

    #タメになる #カッコいい #深い

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    2022年09月29日
  • 言い訳【無料試し読み小冊子2】

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    すごく面白い

    M-1を見ていると感じる審査員との評価基準の違和感とかを丁寧に説明してくれています。
    巨人師匠がどこまでもしゃべくり漫才を評価するのはやっぱり関西においてそれが正統派であり、関西以外の芸人にとってはコント漫才も含めないとそこに勝利への活路がないからこそ塙は漫才の形式にとらわれない評価をしている。

    いろんな評価基準があるから救われるコンビがあると思わされる

    #カッコいい #深い #タメになる

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    2022年09月29日
  • 言い訳【無料試し読み小冊子1】

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    M-1という聖地

    なんとなくつい見てしまう年末の恒例番組。
    自分が面白いと思ったコンビが評価されなかったりすると「えー」とか思っていたけれど、いろいろと考えさせられる。
    特に2020年のM-1はコント漫才だったことが物議を醸していたけれども、それ以前に書かれたこの本にはその批判に対しての回答が載っていて興味深い

    #深い #タメになる #アツい

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    2022年09月29日
  • 言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか

    購入済み

    なるほどと唸る

    正直、M1は最初から最後まで通して見たことはない。見なかった年の方が多い。
    笑わないといけない番組、という雰囲気に笑えないかもしれない自分が不釣り合いだと思っていたから。
    この本を読んだのは単純にナイツ塙が好きだから。
    江戸漫才の方を好むからかと気づいた。
    そして新しいスタイルを自分は求めてはいないと言うことにも気づいた。
    だから、新しいスタイルを作り出すM-1に怖さもあって良いんだと思った。
    来年はそのつもりで、気楽に見ようとおも

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    2020年12月28日
  • 言い訳【無料試し読み小冊子1】

    購入済み

    タイムリーとはこのこと

    以前購入していたのものたまたま読み返して。
    本当にたまたま。
    今年のM-1の漫才とは何だ?みたいな話はずーっと前にこの本で語られてました。 
    おもしろい本でした。なんなら本番のM-1よりも集中して読み切りました

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    2020年12月23日
  • 言い訳【無料試し読み小冊子1】

    購入済み

    己の強さ、崇高さを知らしめる(ある意味、世間を引っ張り上げ教育し、切り捨てる)ような物ではなく、
    どちらかと言うと分析、持論の本。

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    2020年09月30日
  • 言い訳【無料試し読み小冊子3】

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    芸人讃歌

    お笑いを愛し、M-1に挑む全ての人々にナイツの塙さんが贈る芸人讃歌。
    漫才という芸能がこの世に生まれてきた意義は「二人じゃないとこの笑いは生み出せない」という点だということであり、大事なのは本当に自分たちがやりたいと思うことを、誰かの真似じゃない自分たちにしか出来ないネタを見つけることというのが印象的でした。

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    2020年07月18日
  • 言い訳【無料試し読み小冊子1】

    購入済み

    分析と情熱

    M-1グランプリの分析と芸人が夢を賭けた舞台への情熱を余すことなく伝えています。
    ご自身も決勝に3回進みながらM-1の舞台ではうけたことがない忌まわしい記憶と述べており、そのM-1に振られ続けた立場から優勝していった怪物たち、惜しくも散っていった敗者たちを分析して、M-1という舞台が芸人にとってどのような意味をもつのかを教えてくれます。

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    2020年07月18日
  • 言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか

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    「M-1グランプリ」。芸歴15年までの漫才師がその年の漫才の頂点を目指し、毎年数千組の芸人が挑む、お笑い界最大のビッグコンテスト。その激戦を勝ち抜き、決勝に進めるのはわずか10組。

    著者の塙氏は、言わずと知れたナイツのメンバー。「ヤホー漫才」を引っ提げ、2008年より3年連続決勝進出の実績を持つ。また昨年初めて審査員を務めた。著者自身がネタを書き、「20分以上のネタをやらせたらナイツが日本一」と自認する一方で、自分たちのスタイルが4分間で決着する「M-1」のシステムにそもそも向いていないことを承知の上で挑んだ「M-1」。その体験を通して、M-1を制するための技術論をノンフィクションライターの

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    2022年09月28日
  • 言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか

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    自身も関東芸人であるナイツ塙氏が、M-1で優勝する難しさを分析している本です。
    ナイツもM-1に出場しており、タイトル通り勝てなかった「いいわけ」もしっかり記載してあります。

    関東芸人が勝てないのは、さまざまな角度から分析されていましたが、M-1が吉本興業主催の賞レースという構造上、期待されている笑いの性質が「コント漫才」より「しゃべくり漫才」であり、しゃべくりを得意とする上方芸人に有利だからであるということが、ざっくり大きな理由だと思いました。

    M-1に破れたコンビたちの分析は厳しくも芸人愛やリスペクトが込められており、それぞれのコンビの特性がよくわかります。読めばお笑いがもっと深く楽し

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    2025年06月11日
  • 言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか

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    面白いんだけど、聞き手と話し手というスタンスではなく、考えをまとめた書き方のほうが良かったのではと思う

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    2025年04月19日