塙宣之のレビュー一覧
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笑いについて分析されているが押し付け感がなく、ナチュラルなので心地良く読める。M1という大きなショーレースにおいて通用する笑いの形などが考察されており、面白かった。Posted by ブクログ
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中村計が「笑い神」を書く前に刊行していた…というかこれを書いたからこそ「笑い神」を書くべきだと考えたんだと思う…1冊。
ナイツの塙(ヤホーで調べたっていう方)へのQ&Aインタビュー形式、全90問でM-1を分析し徹底解剖する。ナイツはM-1優勝を逃しているのでタイトルが「言い訳」となっているが、なん...続きを読むPosted by ブクログ -
4年前に出た本だからその後優勝するコンビの評価をしたりしてて面白かった(笑)
あと和牛が良く出てくるけど、優勝できなかったけどやっぱり上手で認められてたんだな、と。
引き際が上手(オードリー)も考えさせられた。優勝が醍醐味じゃない、笑わせることが目的。それでいて売れれば良い。
(以下引用)
つまり、...続きを読むPosted by ブクログ -
分かりやすく、面白くて、一気に読むことができた。お笑いを理論的に考えたことがなかったので、それぞれの方言がもたらす影響など、言われてみれば確かになあと興味深かった。ラストのページではなんだか胸が熱くなりました。Posted by ブクログ
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めーーちゃ面白くて一気読みしてしまった
淡々とした文体かつ素人にもわかりやすい言葉でM-1を解説してるけど、根底に塙さんのお笑いへの熱とか悔しさとか何より芸人へのリスペクトが溢れていて温かい本だったPosted by ブクログ -
笑えるって幸せですよね。
幸せにしてくれる漫才師をかっこいいと思います。もちろん塙さん、ナイツは大好きです。
ここまで「どうしたらウケるか」を突き詰めていることに、なぜか涙が出そうになりました。
近年のM-1は関東芸人も活躍しているし、また年末が楽しみになりました。
漫才協会も盛り上がってきてい...続きを読むPosted by ブクログ -
自虐ネタは笑いにくい。
トレンディエンジェルはウィークポイントではなくて、武器として使っていた。
漫才は三角形で見せる。
関東芸人が勝てるにはコント漫才。
理想の漫才は喫茶店の雑談の延長。
M-1は100m走の筋肉Posted by ブクログ -
なんとなくつい見てしまう年末の恒例番組。
自分が面白いと思ったコンビが評価されなかったりすると「えー」とか思っていたけれど、いろいろと考えさせられる。
特に2020年のM-1はコント漫才だったことが物議を醸していたけれども、それ以前に書かれたこの本にはその批判に対しての回答が載っていて興味深い -
やっぱり塙はネタのうまさ、テクニック以上に現場の空気感、ウケるかウケないかを最大限に評価してたんだなー
テクニックや練習量を重視する(と自分が勝手に思ってる)巨人師匠とか方向性の違う審査員をたくさん並べてくれるのはやはり芸人さんにとっては救いだろうと思う -
以前購入していたのものたまたま読み返して。
本当にたまたま。
今年のM-1の漫才とは何だ?みたいな話はずーっと前にこの本で語られてました。
おもしろい本でした。なんなら本番のM-1よりも集中して読み切りました -
「M-1グランプリ」。芸歴15年までの漫才師がその年の漫才の頂点を目指し、毎年数千組の芸人が挑む、お笑い界最大のビッグコンテスト。その激戦を勝ち抜き、決勝に進めるのはわずか10組。
著者の塙氏は、言わずと知れたナイツのメンバー。「ヤホー漫才」を引っ提げ、2008年より3年連続決勝進出の実績を持つ。...続きを読むPosted by ブクログ -
M-1観たくなるね
ってな事で、ナイツ塙宣之の『言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか』
大好きなナイツの塙さんがM-1を分析&解説してくれる内容。
M-1の出場者のストロング&ウィークポイントやナイツのM-1に対する歴史や想い。
真面目に解説してるからこそ、初回からのM-1をまた見直し...続きを読むPosted by ブクログ -
ナイツのお笑い論。
"ウケる為の漫才をどう創って行くか?"について本当に考え抜いて創っているんだなと思わざるを得ませんでした(これは、塙さんだけじゃなく多くの芸人さんもそうだと思うけど)。
話す言語、ボケの詰め込み方、キャラクターの売り方、システム笑い、しゃべくり漫才とコント漫才、適した時間の考...続きを読むPosted by ブクログ