矢島暁子のレビュー一覧

  • アーモンド

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    主人公が特別なわけでもない、誰もがの愛と成長物語。また、過去にも海外作家による小説を読んだことがあるが、こんなにも原文で読みたい(読めたらな)と思ったのは初めてです。

    今後、〝本〟というものについて問われたら、引用させてもらいたい。
    『本は、僕が行くことなできない場所に一瞬のうちに僕を連れて行ってくれた。会うことのできない人の告白を聞かせてくれ、見ることのできない人の人生を見せてくれた。……本は空間だらけだ。文字と文字の間も空いているし、行と行の間にも隙間がある。僕はその中に入っていって、座ったり、歩いたり、自分の思ったことを書くこともできる。……』

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    2026年05月13日
  • プリズム

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    ずっと途中まで失敗のはなしかなと思って読んでいたけど最後に良かったな、になった なんか登場人物みんな前向きな意味で地に足がついてなくて良い

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    2026年02月15日
  • ビスケット

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    存在感を失い、誰にも気づかれずに生きる"ビスケット”。過敏な聴覚を使ってビスケットを見つけられる少年ジェソンが、仲間たちと協力してビスケットを救出する物語。
    心を踏みにじられて存在感を失ってしまう人は、子どもに限らず大人の世界でもあること。私たちは、毎日精一杯自分を守るために努力しているけれど、苦しい気持ちがどっとあふれ出てくる日がある。そんなときに、一言声をかけてくれたり、手を握ってくれる人がいれば、自分取り戻すことができるのではないか。本当に些細なことで、人は救われるということを教えてくれた作品です。

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    2026年01月21日
  • ビスケット

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    虐待等受けた子供達が人の目から見えなくなる。
    すごくわかりやすい描写だった。
    話の展開も早く興味深く読めました。

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    2025年09月30日
  • ビスケット

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    自分がまず自分を肯定すること。そして、誰かの、のばしてくれる、その手をつかむこと。

    結局、誰かのために動くこと、動いてしまう衝動が、真の人間らしさなのだろう。こんな人がひとりでも多くいる社会であるといいなと思う。

    イラストがとてもいい。読み終わったあと、さらに魅力が増しました!

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    2025年08月18日
  • ビスケット

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    ネタバレ

    私自身、「自分の存在感はないのではないか」と日々、悩みながら生きている。
    そんな時に、書店で見つけました。
    表紙に、「自分は存在感がない」と感じたことのあるすべての人へと書いてあった言葉に惹かれ、読んだ作品です。

    この話を読みながら誰もが、ビスケットになる可能性があると感じた。

    無視や仲間はずれにされたら、自信をなくし、存在感がなくなってしまう。
    (=これが、この本でいうところの"ビスケット"の状態)

    現代の「生きづらい社会」に生きている私たちは、共感できる部分も多くあるように思う。

    「存在感のない人なんていない。
    誰もがこの世界にとって大切な人だ。」
    ということを改めて認識する作品。

    韓国文学だが、かなり読みやすかった。
    是非、おすすめの作品です!

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    2025年07月23日
  • TUBE(チューブ)

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    失敗を繰り返し自死を試みたおじさんが人生を取り戻そうとする話

    下手な自己啓発本よりよっぽど自分を変えたくなる

    ぴったりはまるパートナーとの出会いは大きいんだろうな

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    2025年05月09日
  • プリズム

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    ある出会いをきっかけに、各人の心の中に愛と孤独と後悔が吹き荒れる。自身の不甲斐なさに打ちひしがれつつも、向き合えず目を背けてきたことに仕舞いをつけて少しずつ進んでいく様子が丁寧に描かれている。移ろう季節の描写もまた美しい。

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    2025年04月04日
  • プリズム

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    ネタバレ

    愛や恋の気付きに触れられる作品。
    この作者の季節の表現はとても繊細で好きです。
    まるで登場人物たちと一緒の空間にいるような気持ちで読めるくらい。

    人を好きになることやそれを伝えて結ばれやがて終わりを迎えてしまう恋愛の儚さがそれぞれの視点で読める点が面白い
    大人同士の恋愛ならではのすれ違う男女がリアルに描かれていて、少女漫画のようなキラキラとは違うけどなぜか憧れてしまうもどかしい恋愛模様だった。ホゲとイェジンの今後が気になる。
    アーモンドや30の反撃とはまた違う柔らかいストーリーだった

    あとがきにあるコロナ禍のことをあえて描かないという選択は大正解
    マスクがないからこそ輝く物語。
    コロナ禍から脱却した頃に読んでみると面白い

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    2025年03月06日
  • TUBE(チューブ)

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    この本は、アーモンドの作者からの中年男性への贈り物。失敗してもまた始めればいい…。事業に失敗ばかりして、とうとう家族にも見放され、漢江に飛び込んで死のうと思ったキム・ソンゴン・アンドレアは、自殺の名所の大橋の上に立っていた。そして今回の自殺からからくも現世に後戻りをしたのは、あまりにも寒い漢江に吹く風だった。

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    2025年01月19日
  • プリズム

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    大人の恋愛、って紹介があったけど、確かに好きって気持ちだけでは前に進めない、それ以外の理由を作らないと関係構築できない不自由さが、大人というか歳を重ねた人たちの恋愛、という感じがした。

    空気感がすきな作品。

    2025.1.11
    9

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    2025年01月11日
  • TUBE(チューブ)

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    ネタバレ

    人生を意味づけることはできない。もし意味づけられるとすれば、一時的なものでしか無い。長期的な人生では誰にもどうなるのか分からない。
    だから、今日も明日も頑張ろうと思う

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    2024年10月13日
  • TUBE(チューブ)

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    冴えない中年男性のキム・ソンゴンは何もかも上手くいかず命を絶とうとするがそれすらも失敗。そんな彼がある日、過去の自分の写真を見て小さなことから自分を変えていこうと奮闘が始まる。

    藁プロジェクトという発想は面白かった。
    タイトルの意味は読んでいると分かって気持ちが高まるが、盛り上がりがったところでまた落としてくるところや登場人物の人物像にリアリティがある。
    帯文に書いてある心温まる物語ではないと思ったが、失敗と成功、喜びと挫折を繰り返すのが人生で一筋縄ではいかないけど僅かな希望も感じ、著者は世知辛さをユーモアを交えて書くのが上手いから軽やかに楽しく読めた。

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    2024年09月10日
  • TUBE(チューブ)

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     何事もコツコツができない主人公、ある男との出会いをきっかけに生まれ変わろうとする。
     主人公へのある男のアドバイス、
    「仕事をしているときは、仕事をやること以外のことを考えない。」
    これって名言だと思う。仕事をするとき、何でこんなことを、、、とか何で私が、、、。と考えながらやるとホントにめんどくさくなるときがある。
    でも、無心にやれば、精神的には疲れない。こういう考え方のクセをつければと思ったが、なかなか難儀で、すぐ雑念がよぎってくる。1冊の本でこれほど影響を受けたのは、最近なかったので新鮮だった。

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    2024年09月04日
  • TUBE(チューブ)

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    50歳で事業に失敗し、金も家族も失ったキム・ソンゴン・アンドレアの再生への道のりを描いた作品。
    プロローグで入水自殺をしようとする彼だが、2年前にも同じ漢江で自殺を企てようとしていた。彼の転落人生が具体的に書かれているわけではないが、「一言で言えば、めちゃくちゃだった。」そうだ。それでも自殺を思いとどまり、日銭を稼ぐための仕事をする気力はあるのだから、まだ幸運なのかもしれない。そんな彼の日々の行いが実を結び、やがて成功への道が開けるのだが……。
    若かった頃の自分に戻りたい気持ちは痛いほどわかる(-_-;)。

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    2024年08月25日
  • アーモンド

    匿名

    購入済み

    初っ端で衝撃的な展開で、一瞬置いてけぼりになったけど翻訳?がすごく丁寧で、普段小説読まない人でも読みやすいと思います。今の時代にもあってる。

    #怖い #深い #タメになる

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    2024年07月20日
  • プリズム

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    この作者の特徴なのか、韓国の小説一般に共通している特徴なのかわからないけれど、登場人物たちが自分の気持ちを相手に伝える言葉がわかりやすい。人間関係はわりと複雑だが、自分自身の気持ちの向き合い方がストレートで、相手にも上手く伝えられているから(不器用で上手く伝えられないときもあるけれど)、読んでいてもやもやせず面白い。

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    2023年11月29日
  • プリズム

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    それぞれ恋愛をしている4人の心の中を写した作品。恋愛はタイミングか、運命か。好きな人への嫉妬心から心を吐き出してしまい、深く周りを傷つけてしまう。自分の気持ちを抑えても苦しい、気持ちを伝えても、辛い結果になることもある。
    このあと、4人の恋模様はどう変わるのか、20年後の彼らをみてみたい。

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    2023年09月04日
  • プリズム

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    ソン•ウォンピョンさん4冊目。今回も表現が美しいなぁと思った。4人の中では、ジェインに感情移入したかな。後半イェジンにはイライラ。ドウォンも好きになれなかった。大人って色々抱えていて、一筋縄ではいかなくて、面倒だね。私も大概な大人だけど。あと、この本を読んで、私は恋愛小説あんまり好きじゃないことに気付いた

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    2023年05月19日
  • プリズム

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    4人の男女の恋愛物語。読者は4人の内面を受け取ることで、本音でぶつかっているのか、建前で恋愛しているのかよく分からない展開に興が乗る。どこにでもあるような恋愛のようでも個人の性格や気持ちの動きは異なる。だからこそ人は恋で悩んだり、恋バナで盛り上がったり、人の恋愛にちょっかいを出したりするのだろう。それが人の営みであるかのように。胸がキリキリ痛むことはないが、少しの不幸や少し明るい未来を感じられる小説である。

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    2023年05月13日