青海野灰のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
とても面白かったです!
入間人間さんと時雨沢恵一さんを目当てに読み始めましたが、他の筆者皆さんも大変におもしろい話を書いてくださいました。
※私は、安達としまむら、アリソンシリーズ のファンです。笑
どのお話も面白かったので、いろいろ語りたいことだらけですが、ネタバレ回避のため、抽象的にまとめさせていただきます。
皆さんは本作を読んで何を感じるでしょうか。
私は、「可能性」「未来」「ナカイマ」「命」
だと思いました。これまで長く、そうするべきだと云われてきたことや、伝統には、もちろん尊ぶだけの、それが続いてきたなりの理由はあります。一方、そうでない物は許されないと云うはずないのですから、 -
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Posted by ブクログ
今をときめく作家による、15ページずつの短編集。斜線堂有紀の作品で本文最後に「仕掛けが分かった?」と聞かれ、うむむわからん、一番気になりました。わかったことといえば前半の世界狭いうちは使う文字に制限かけてあること、だから、「私」はなくて、「I」。「難しいかもよ」じゃなくて、「むずいかもだよ」。彼の名前は「 」。これは10文字、または空白入れて9文字なのかなぁとかなり考えたけど、思いつかなかった。「しゅうとう」「ねんどう」「ごとう」「うとう」/「しゅうじ」「しゅうと」「しゅんご」「しゅうご」とか?でも適当な名前じゃ意味はないしなぁ…。
されど世界の終わり 三秋 -
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Posted by ブクログ
忘れられない初恋の女の子、夜間高校で同じ席に座る死にたがりの女の子、公園で一緒に野良猫を愛でる女の子
何のために誰のために生きていくのか、繊細に、けれども力強く描かれた小説。
全てがつながったクライマックスでは思わず泣きそうになった
美しいだけでない展開、納得な結末に満足
面白かった
以下覚書のための詳細、ネタバレです
命には四つの理由がある
夢や希望「生きる理由」
挫折や絶望「死ぬ理由」
守るべきものや信念「死ねない理由」
病気や事故、抗えない「生きられない理由」
高校2年生、葉月漣
昼と夜間で同じ教室を使う高校
ある日自分の席に遺書と書かれたノートを見つける。
自分も生 -
Posted by ブクログ
ある少女の心臓を、主人公に移植した。移植したことによって、少女の感覚を寝ている間に感じることができた。その感覚は、今から3年前の少女の感覚だった。少女の心臓をもらったということは、少女は過去に死んだということ。それを救うというのを生きがいにし、主人公は様々な行動を起こす。その中で、主人公も少女もお互いを好きになり、逢いたいと願う。その気持ちを諦めずに、そしてそれを生きがいにしてそれぞれが相手のために尽くす。それによって、過去は変えられる少女は命を救われた。心臓は受け取ることができなくなるという現在に変わってしまったものの、少女が会いに来てくれ、その事実を知り、誇りに思う。そして、逢いたい人と逢
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