青海野灰のレビュー一覧

  • 君に贈る15ページ

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    15周年に掛けた作品や単純に短編小説として書いている作品が入り混じっていて楽しく読んだ。

    綾崎隼先生の「15年後もお互い独身だったら結婚しようねと約束した二人の物語」がよかった。

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    2025年11月21日
  • 君に贈る15ページ

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    とても面白かったです!

    入間人間さんと時雨沢恵一さんを目当てに読み始めましたが、他の筆者皆さんも大変におもしろい話を書いてくださいました。
    ※私は、安達としまむら、アリソンシリーズ のファンです。笑

    どのお話も面白かったので、いろいろ語りたいことだらけですが、ネタバレ回避のため、抽象的にまとめさせていただきます。

    皆さんは本作を読んで何を感じるでしょうか。
    私は、「可能性」「未来」「ナカイマ」「命」
    だと思いました。これまで長く、そうするべきだと云われてきたことや、伝統には、もちろん尊ぶだけの、それが続いてきたなりの理由はあります。一方、そうでない物は許されないと云うはずないのですから、

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    2025年03月28日
  • あの日見た流星、君と死ぬための願い

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    残酷な運命を突きつけられる、一途な高校生男女の恋物語。ループや時間軸がやや複雑ですが、全てに意味があって巧い構成!最後、互いの真の幸せを願い共に前を向く二人に号泣……適度なページ数で読みやすいのに読み応え凄くて良かった

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    2024年08月25日
  • 逢う日、花咲く。

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    ネタバレ

    凄い良かったです!
    現実にあるかもしれないしそれを物語にするのはすごいと思います。
    最後に2人がやっと出会えて良かったなって思うし
    ホズミが殺されかけた時は間に合わないんじゃないかとハラハラドキドキしたけれど間に合って葵花を助けれて良かったと思う。
    もし、続編があるなら読みたいと思います

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    2024年06月02日
  • 逢う日、花咲く。

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    ネタバレ

    途中、読んでいて辛くなるところがあったけど感動するし、素敵な物語だった。
    青海野灰さんの小説が本当に大好き。

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    2023年12月16日
  • 逢う日、花咲く。

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    うまく言葉にできないけれど、ドナー制度に関して思うところが沢山あった。
    人の体の一部をもらって生きること、人に自分の体の一部をあげること。全く想像がつかない。

    最初から最後まで引き込まれる文章だった。

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    2022年07月30日
  • 君に贈る15ページ

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    短いページ数の中でそれぞれの続きが読みたいと思わせる展開が多く、手軽さもありながら満足感があってよかった。

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    2025年09月01日
  • 君に贈る15ページ

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    今をときめく作家による、15ページずつの短編集。斜線堂有紀の作品で本文最後に「仕掛けが分かった?」と聞かれ、うむむわからん、一番気になりました。わかったことといえば前半の世界狭いうちは使う文字に制限かけてあること、だから、「私」はなくて、「I」。「難しいかもよ」じゃなくて、「むずいかもだよ」。彼の名前は「 」。これは10文字、または空白入れて9文字なのかなぁとかなり考えたけど、思いつかなかった。「しゅうとう」「ねんどう」「ごとう」「うとう」/「しゅうじ」「しゅうと」「しゅんご」「しゅうご」とか?でも適当な名前じゃ意味はないしなぁ…。
    されど世界の終わり 三秋

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    2025年08月31日
  • 君に贈る15ページ

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    アンソロジー初めて読んだ。
    今年読みたい本1冊読破☆

    *息継ぎもできない夜に
    *十五年後もお互い独身だったら結婚しようねと約束した二人の物語
    *いざ、さらば
    *超能力者じゃなくたって
    *星空に叫ぶラブソング
    *余白の隠れ家

    この作品達が良かったかな。
    村瀬健さんと綾崎隼さんは特に良かったので違う作品も読んでみたいなって思いました。

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    2025年01月12日
  • 逢う日、花咲く。

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    小坂菜緒さんのお勧めとして紹介されていたのがきっかけで読みました。

    小説は、風景描写や比喩表現に注目して読むことが多いのですが、青海野さんの描き方はキレイでお洒落だと感じました。

    ラノベだけど、ほどよいファンタジー✖️ラブストーリーで本を読み慣れてない中高生などに特に刺さりそうだな〜と思いました。

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    2024年07月22日
  • あの日見た流星、君と死ぬための願い

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    時間がループしているから、自分がいつの今日を読んでいるのか少しわからなくなった。
    でも話はすごく面白いし、読み終わった後にタイトルの意味を理解して胸が熱くなった。
    登場人物に青海野灰さんの以前の本に出てきた人物が出てきて嬉しくなった。

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    2023年12月15日
  • この星で君と生きるための幾億の理由

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    忘れられない初恋の女の子、夜間高校で同じ席に座る死にたがりの女の子、公園で一緒に野良猫を愛でる女の子
    何のために誰のために生きていくのか、繊細に、けれども力強く描かれた小説。

    全てがつながったクライマックスでは思わず泣きそうになった

    美しいだけでない展開、納得な結末に満足
    面白かった

    以下覚書のための詳細、ネタバレです





    命には四つの理由がある
    夢や希望「生きる理由」
    挫折や絶望「死ぬ理由」
    守るべきものや信念「死ねない理由」
    病気や事故、抗えない「生きられない理由」

    高校2年生、葉月漣

    昼と夜間で同じ教室を使う高校
    ある日自分の席に遺書と書かれたノートを見つける。
    自分も生

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    2022年11月05日
  • 逢う日、花咲く。

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    ある少女の心臓を、主人公に移植した。移植したことによって、少女の感覚を寝ている間に感じることができた。その感覚は、今から3年前の少女の感覚だった。少女の心臓をもらったということは、少女は過去に死んだということ。それを救うというのを生きがいにし、主人公は様々な行動を起こす。その中で、主人公も少女もお互いを好きになり、逢いたいと願う。その気持ちを諦めずに、そしてそれを生きがいにしてそれぞれが相手のために尽くす。それによって、過去は変えられる少女は命を救われた。心臓は受け取ることができなくなるという現在に変わってしまったものの、少女が会いに来てくれ、その事実を知り、誇りに思う。そして、逢いたい人と逢

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    2021年12月10日
  • 逢う日、花咲く。

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    主人公の八月朔日(ほずみ)は拘束型心筋症と診断され、13才で心臓移植を受けます。その後、ドナーと思われる女の子の夢を見るようになりました。八月朔日は明るくて素敵な夢の中の女の子、葵花(あいか)に恋をしてしまいます。葵花の心臓を移植された八月朔日にとって、決して出会うことも、恋がかなうこともない残酷で純粋な初恋でした。夢の中の葵花を通して知った道端で揺れるタチアオイの赤い花がつなぐ奇跡の物語に涙しました。

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    2021年11月08日
  • 明けない夜のフラグメンツ あの日言えなかったさよならを、君に

    ネタバレ 購入済み

    忘れなくてもいいことを知った

    忘れなきゃいけないと思っていたことを、忘れなくてもいい、その記憶とともに生きて、進んでもいいんだと実感した。

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    2021年02月17日
  • 逢う日、花咲く。

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    命について再度考えさせられる小説 
    久しぶりの小さな文庫本であったため、すらすらと読んでしまった
    明日からはまた、1秒1秒を大切に生きていきたい

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    2020年10月28日
  • 逢う日、花咲く。

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    ネタバレ

     個人的に、深夜ドラマの『謎の転校生』を彷彿とさせるような作品だった。文章の調べが流麗で淀みがなかった。タチアオイの花がアクセントになっていて、深い葛藤を各々が抱えているのだ、と。感じた。御門違いだが現実的に見れば、星野先生のしたことは看過できることではない。それを差し引いても、しっとりとした良い作品だった。

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    2020年04月19日
  • 逢う日、花咲く。

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    ジュブナイルって感じの小説で良いですねぇ。    
    これは映画化しますねぇ間違いない。    

    しかし電撃小説大賞って日本最大級の新人賞なんですね。今や。

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    2019年07月30日
  • 君に贈る15ページ

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    15頁じゃ物足りないと思っていたけど、全然そんな事なかった。
    むしろ初めての作家さんに挑戦するには丁度良い長さ。
    『超能力者じゃなくたって』と『世界が十五になる前に。』が可愛くて好きだなあ。
    でも『息継ぎもできない夜に』や『初恋灯籠』のような切なげな雰囲気の短篇も良い。
    『朝の読書だ nyan』はあまりにも微笑ましすぎて、アンソロジーの締めにして大正解だわ。

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    2025年04月20日
  • 君に贈る15ページ

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    15名の作家さんが『15』をキーワードに描く掌編小説『君に贈る15ページ』の概要と感想になります。

    概要ですが、アンソロジー作品のため、これといった表現は出来ませんが、15歳や15年と年齢や年月に関する作品が多かったですね。

    感想です。
    作家さんの贔屓なしで個人的に良かった作品
    ・息継ぎもできない夜に
    ・十五年後もお互い独身だったら結婚しようねと約束した二人の物語
    ・いざ、さらば
    ・初恋灯籠
    初読み作家さんもいたので、これを機に読みたくなりました♪
    毎夜のお供にして、優しい十五夜を夢みて下さい^_^

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    2025年01月21日