杉浦範茂のレビュー一覧
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ルドルフとイッパイアッテナのシリーズの3冊目。
すっかり東京の半ノラ生活に馴染んでいるルドルフの元に、江戸川の向うの縄張りを仕切る猫のドラゴン三兄弟が訪れてくる。
川向うの町では犬や猫たちが凶暴な野良犬に襲われる事件が起きていた。
そこでドラゴン三兄弟は、ルドルフとブッチ―がデビルを倒したという噂を聞いて助太刀を頼みに来た。
そういえばそのブッチ―の様子が少しおかしい。ちゃんと餌をもらえる金物屋さんの飼猫なのに「鳩を捕まえて食べたい」と言ってみたり、たわいなこととに苛々したり。
ルドルフの代わりに川向うの町の野犬対決に行くイッパイアッテナ。
ネコ質(人質の猫版)として代わりに残ったドラゴン三兄弟の末弟テリー。
しかし凶暴な野犬は江戸川を越え、ルドルフの前に現れる… -
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「ルドルフとイッパイアッテナ」の直接の続編。
ルドルフが岐阜に帰ろうとした前夜、イッパイアッテナはライバルのブルドック、デビルに襲われ大怪我をし…
の続きなので、続編と言うより前篇後編くらいの繋がり。
★★★
なんだかんだで東京での日々が過ぎるルドルフ、イッパイアッテナ、友達の金物屋の飼猫プッチー、そしてブルドックのデビル。
イッパイアッテナが人間の文字を学んでいるのは、かつての飼い主に会いたいから。飼い主とは友人のような関係でもう一度会ってみたかった。
しかし元飼い主の家は取り壊され、新しい家が建ち…
そしてルドルフは、子供の飼猫からだんだんノラ猫のプライドを持ちつつあり、自分でも少し混乱している。
その混乱に決着をつけるためにも飼い主リエちゃんがいる岐阜へ車を乗りついで行くことにする…。
★★★
前作で敵役だったデビルは友達に。
ここに出てくるネコやイヌの友だち付き合いは、べたべたしたものも頼り切ったものでもなく、実にさっぱりしかし深い。大袈裟かもしれないけれど「君子の交わり淡きこと水の如し」というかんじだ。寝床も明日も定まらず、親兄弟とは離れ、飼い主がいればその範疇からは出られない犬猫だからこその付き合い方か。
さて、岐阜までヒッチハイクする場面で運転手さんとのやり取りが面白かった。
「おお、ネコのヒッチハイクか~。なんて名前だ?」
「にゃにゃ~~」
「え?ネコザエモン?随分古風な名前だなあそれでどこまで行くんだ?」
「にゃあ~」
「そうか、浜松の叔父さんのお見舞いかあ。それで浜松の叔父さんは何をしてるんだ?」
「な~ご~」
「そうか、八百屋かあ、そりゃあネコが魚やじゃ困るもんなあ、はっはっは」
…みたいな。
読み終わった後次男と「名前なんて言うんだ?」「にゃあ~」「そうか〇〇(その都度適当)かあ」とかやって遊びました(笑) -
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ふと立ち止まった本屋の絵本コーナーにて、このシリーズを見つけた。ルドルフとイッパイアッテナ。私が小学生の頃に大好きだったシリーズ。その第4作目がいつの間にか出ていたらしい。そして帯に目を移してびっくり!なんと、3DCGアニメ完全映画化だって?!これは驚いた。しかも今年、2016年の夏に!こういうのを運命っていうんでしょ?笑 一番ホットな時に運命の再会をしました、私たち。
初めてルドルフとイッパイアッテナを読んだ時から結構な時が流れたはずだけど、変わらずに楽しめたことがなんとも嬉しい。相変わらず面白かった。シリアスな場面での笑い、というかユーモアは本当に無敵!そして何と言っても猫たちが普段何を考えどんな会話をしているのか、、、猫たちの猫たちによる人間ドラマ、、いやこの場合は猫ドラマか、、が本当にツボ。果たして実際の世の中の猫たちはどこまでこの通りなんだろうか?
猫の事は結局猫にしかわからない、、、笑 -
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ネタバレ久々のイッパイアッテナ・シリーズ。やっぱり面白かった。いや、やっぱりどころか、シリーズ中でも一番の面白さだったかも。最高。小学生にはみんなに読んでもらいたいです。うちの子供たちは「小学校の頃に読んで面白かった本」として間違いなく大人になっても覚えてます。僕も、子供と読んだ面白い本としてずっと覚えてます。
そして本書は面白いだけでなく、嫌みにならない感じで、親や教師が子供に伝えたいようなことを子供に教えてくれます。僕はこのシリーズのテーマは「教養」と「男気 」だと思ってます。教養に関しては、自分から字を勉強するネコ、ルドルフたちが一巻から主人公なわけですが、この4巻でルドルフはさらにことわざの勉強にこだわり、ことわざがどんなに場面を的確に描写してくれるかを具体例で示し、ことわざを知っていることの格好よさを見せてくれます。男気と言いましたがメスネコのスノーホワイトも活躍してくれますし、男気ではなく仁義とか任侠とか言うべきかもしれません。仲間たちがお互いにお互いを尊重しあったり、思いやったり、時には離れてそっとしておいたり、すごくいい関係なんです。その他の見所としては、冒険とか、アクションとか、声を出して笑ってしまうようなユーモアなどなど、過不足なく詰まってました。
個人的に意外だったのは、タイトルを見て僕はスノーホワイトはいわゆるヒロインで、ルドもとうとう大人の仲間入り、みたいなのを勝手に予想したのですが、あまりに外れすぎてもはや気持ちいいです。(この表紙の風格を考えに入れたら普通はそんな予想しないのか)。スノーホワイトさん、まじ格好よすぎです。
面白かったです!次は西遊記の11巻をお願いします!! -
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ネタバレルドルフキョウイクが教育になった。
ルドルフ 格好いい!
イッパイアッテナは第一巻のルドルフとイッパイアッテナで活躍しました。ブッチーはミーシャと結婚して3匹の子供,ラッキー,チェリー,クッキーを産みました。
ルドルフとブッチーが犬をやっつけたところが,一番わくわくしました。
テリーはルドルフのことをルドブンと呼び,ブッチーのことをブーブンと呼び,イッパイアッテナのことはタイブンと呼びました。ブッチーはブーブンと呼ばれることが,いやみたいです。
ブッチーは練習したのですずめを捕まえる確率が高くなりましたね。ルドルフははとを食べてみましたけれど,おいしくなかったです。
皆さんもぜひこの本を読んでみてください。 -
Posted by ブクログ
相変わらずいい感じにドラマチックでタメになる。
たくさんのいろんなテーマがてんこ盛り。
なにげに哲学チックな場面もあって、一作目・二作目とは微妙に違う面白さ。
一番は猫の“レゾンデートル”。
「〜おれはねこだ。」
まさかブッチーが言うとは思わなかった(笑)。
キャラ的にはやっぱりイッパイアッテナかなと。
最後に畳み掛ける伏線(になるのか?バレバレだけど)は気恥ずかしい!
どこぞの三流任侠映画か(笑)!
ちなみに、NHKの『てれび絵本』という番組でやっていたみたいだけど…
一部観たことあった。浅草寺でリエちゃんを…のクダリ。
そんなに前じゃなかった気がする。再放送だったかな?