鈴森琴のレビュー一覧

  • 忘却城 鬼帝女の涙

    世界観とキャラが秀一

    前作を読んでから、だいぶ時間がたってしまってからの2作目読書。
    この世界のルールについて行けない〜
    読む方は、一作目からまとめ読みした方が良いです。
    主題は鬼退治?復讐?権力争い?
    あまり考えずに、この世界観を楽しむのがオススメかもね。
  • 忘却城 炎龍の宝玉

    シリーズ3作目!

    王国の神様的炎龍が飛んで来て産卵、無事にヒナ龍は誕生するのか?
    という話にかこつけて、登場人物達の過去の因縁アレコレ紐解く。
    最後はまさかまさかのBLで、笑った。
    続編、出ないかなあー
    続編希望!
  • 忘却城
    60ページほど読んだところで続編の購入を決めた。この世界観を1冊だけで終わらせたくない、もっと楽しみたいと思った作品。
    ホラー作品を読み慣れているせいか、言うほどグロテスクには感じない。これでそうなら三津田の作品なんかもグロテスクになってしまう。
    描写が上手く、映像が思い浮かぶように感じる箇所が多々...続きを読む
  • 騎士団長アルスルと翼の王
    前作から成長して19歳になったアルスル。今度の敵は、空域(ヘブン)のオオワシだ。
    更に、年頃のアルスルには皇帝の息子との縁談、騎士団長としての責務、護衛官との淡い恋など盛りだくさん。
    そして、今回は猫が活躍。もちろん犬たちも黙ってはいません。モフモフたちが、空中戦に挑みます。
    アビシニアン降下訓練「...続きを読む
  • 騎士団長アルスルと翼の王
    大きいネコちゃんが最高の表紙。本編でも最高です。アビシニアンですよ、アビシニアン。なんと挿絵に猫ちゃんがいっぱいの1ページがあります。ニャンコの雨。なんて素晴らしい。
    前作に引き続きでっかいワンちゃん達も活躍します。あとすごく大きい鳥(ワシ)も出ます。
    小さいけど口調は尊大な普通サイズの猫も健在。
    ...続きを読む
  • 忘却城 炎龍の宝玉
    儒艮と金魚小僧のその後の物語。
    平和に暮らしているのかと思えば、幽霊屋敷に引っ越して開塾するわ、炎龍の騒動に巻き込まれるわ、挙げ句の果てには命狙われたりと、相変わらず平穏無事とはほど遠い二人。
    今回は、母子の愛、家族の在り方、親友との絆を主軸にして、金魚小僧の成長物語でもあったのだな、と思う。
    こじ...続きを読む
  • 忘却城
    久しぶりの大ヒット。
    綿密に組み立てられた耽美な世界観が実に見事で、一気に読んでしまった。
    舞台は古代中国風ではありながら、まったくの異世界なので、導入部は話についていくので精一杯かも。でも、それを補ってあまりある傑作で、読み終わったときにしばし茫然とするほど。
    二回、三回と読み返して独特の世界を味...続きを読む
  • 忘却城 鬼帝女の涙

    曇龍の回

    前回の主役儒艮は名前しか出なかったのが残念。でも新出の魘神が今回のいいキャラ。ちょっと壊れてるけど純な奴で、暗い内容も明るくしてくれます。前回もそうでしたが、凝った世界観で頭を使うし死者が沢山扱われるけど最後は意外とハッピーエンドっぽいのが読後感が良くて好きです。
  • 忘却城

    儒艮さんがいい

    頭を使う読み物でした。ポツポツと明かされる断片的な情報を気を付けて拾っておかないと話から置いていかれそうです。でも全ての謎が放置されずにちゃんと説明される感じで、その辺はスッキリします。儒艮さんがいい味出してます。金魚小僧と死んだ第二王太子の真実が切ない。
  • 忘却城 鬼帝女の涙
    二十四大鬼の一体、鬼帝女の退治をすることになった、病弱な死霊術士魘神と大罪人の曇龍。果たして鬼退治の成果は? 
    別々に語られていく物語が、最後に集約されていくのは見事。
    一読したら、再読がお勧め。最初に読んだときに気にならなかった台詞が、再読すると、「そういうことか!」という発見がある。なんなら、『...続きを読む
  • 忘却城
    死者が蘇る国。
    過去に傷つを持つ青年、死霊術士、正体不明の少年、盲目の少女、異国の復讐鬼、生ける死者…。
    それぞれの立場や思惑が交錯する中迎える幽冥祭で、彼らがどう動き、どう結末を迎えるのか。
    気になってページをめくる手がとまりませんでした。
    面白かった。
  • 皇女アルスルと角の王
    面白かった!皆さんが言っている通り誰か誰だか分からなくなったけど名前一覧があったのでそれを見返しながら読み進めた。欲を言えばキャラ全部の絵が欲しい...
    独特な世界観の話でファンタジーとしてとても良かった
  • 忘却城 鬼帝女の涙
    前作よりも書き方が、良くも悪くもこなれた感じがする。
    前作はよくわからない言葉や概念が序盤からチョコチョコ出てきて、巻末の用語集に気付くまではフレーバーかと思って流すしかなかったが、今作では用語集とほぼ同じ内容が本文中でも出てくるため、用語集は必読では無くなった。
    その代わり、用語が薄っぺらくなって...続きを読む
  • 騎士団長アルスルと翼の王
    誰が誰やらちっとも覚えられない。
    お話はなんとなく面白くてちょっと不思議な世界のこと。

    ヴィクトリアは凛としてて好きだなぁ。
    ルカとアルスルもお気に入り
  • 皇女アルスルと角の王
    めちゃくちゃ独特の世界観。世界に入り込むのに時間がかかる。だけど、一気読みできるくらい面白かった。
    ネコチャン可愛いね。
  • 皇女アルスルと角の王
    本編は、鍵の騎士団の創始者にして、のちに第五系人帝国の女帝に選ばれた、アルスル=カリバーン=ブラックケルビイが西域の走訃王を倒すまでを描いたファンタジー小説である。

    アルスルは人外類似スコアをもち、人になじめず父帝にがっかりばかりさせている。おしゃれは得意で無く、人との付き合いは苦手。

    アルスル...続きを読む
  • 皇女アルスルと角の王
    久しぶりの国内ファンタジー。
    はじめての鈴森琴。
    表紙の綺麗さに惹かれて購入。

    手に取る前に想像していた剣と魔法の世界。。。ではなかったけど、思った以上に作り込まれた世界観に満足。
    人外、6災、超常の能力、7つの民族。魅力的な設定でわくわくした。

    王殺しの疑いをかけられたアルスルが、予知能力をも...続きを読む
  • 皇女アルスルと角の王
    レディ・がっかり とよばれた16歳の皇女は、皇帝を暗殺したとして捕まってしまう。このままだと彼女は………
    その後に出会う人々や人外との触れ合いが彼女に変化をもたらし、その世界も変えていく。
    19歳になった彼女は
    レディ・○○○○ と呼ばれる ふふふ
  • 皇女アルスルと角の王
    これは、レデイ・がっかりと言われ続けた少女の英雄譚である。

    忘却城と同じ世界観の、別大陸でのお話。
    ここでもやはり人外が人の生活を脅かしており、皇女アルスルはその争いに巻き込まれ、やがて自ら飛び込んでいくことになる。
    巨大モフモフから馴染みのある小さいモフモフまで。モフモフと理解ある人間に囲まれて...続きを読む
  • 皇女アルスルと角の王
    前の死霊の国とは別シリーズなのかぁと思ったら。別ものと言えばそうだけど、世界は同じだった。というかリサーブ可愛い。実際会ったらかわいいとか言えるサイズではなさそうですが。

    失望に慣れて自己評価の低い姫が、それでも自分や状況を卑下したり、卑屈にならないので読みやすかったです。精神的にネコ型とか説明が...続きを読む