あらすじ
人間を滅ぼすほど危険な人外、六災の王討伐をかかげる鍵の騎士団。その評判を聞きつけたのは、六災の王自身――地動王だった。眷属のドブネズミ人外を遣わした王は、騎士団長アルスルが王の病を癒すことができたなら、かつて地下域(ヘル)の城郭都市エンブラから奪った花の大図書館を与えるという。大図書館をとり戻すため、南域(サウス)にむかった騎士団一行。自らの大剣に翻弄されるアルスルをまち受けていたのは、巨大な長城オーロラ・ウォール。そして人狼と恐れられるアスク公爵だった。変わり者の少女アルスルの戦いと成長を描く、好評シリーズ第三弾。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
アルスルの成長が嬉しい
嫌いあっていた人たちが歩み寄るのにホッとする
離ればなれになっていた人たちが再び会えるのは素直に喜べる
小さい者が振り絞る勇気に惜しみない拍手を贈る
二度と戻れないかもしれない危機を乗り越えた彼女が、周りへの感謝を忘れないことがとても嬉しい
Posted by ブクログ
久々に続刊の報で寿命が延びるくらい楽しみにしているシリーズ。
おっきい犬と猫ちゃん他動物たちと愛しいキャラたちの3作目!続刊待ってました!
1巻からの読者にはついにきたその時。幸せになれアルスル…ルカ…。
1巻と2巻は1体ずつの王討伐だったが、3巻で番狼王と地動王がでた…?から残すところ月雷王と氷山王がいるわけですが。とにもかくにも続いて欲しい!アルスルが女帝となるまで、あるいはなった後まで続いて欲しい。
Posted by ブクログ
待ってました、六災の王シリーズ、3冊目。
今回もモフモフたちがたくさん出てきます。
ねずみの三大臣、妙に憎めず愛らしいんですが。
愛らしいといえば白猫版リサシーブも、キャラメリゼもコヒバも、グンヒルダスも、なんならご主人様ラブのフェンリルも可愛い。モフモフ天国でした。
今回のお話もなかなか凄まじいし(地動王の内部は四次元……四次元??位相幾何学??エイリークすごい、何言ってるかわからん)、ウォルフも最初かなりヒドイし、走る王は暴れるし、アルスルも大変な目にあいますが、ルカの歌が呼び戻す、というのがステキでした。この色男め。
とにもかくにも、楽しく読ませていただきました。
まだ出てきていない六災の王たちがいますので、次巻……でますよね……?