あらすじ
皇帝の末娘アルスルは、特別な才能もなく人づきあいも苦手で、いつも皆にがっかりされていた。そんなある日、舞踏会に出席していた彼女の目の前で、父が何者かに暗殺されてしまう。アルスルは皇帝殺しの容疑で捕えられ、無実の訴えも空しく帝都での裁判で死刑を宣告される。部族の裁判を受けるため、一族の所領である城郭都市ダーウィーズに護送されたアルスルを待っていたのは、鍵の城の城主リサシーブ。だがその正体は……。人よりも優れた能力をもつ獣、人外が跋扈する世界を舞台に、変わり者と言われた少女の運命を描く異世界ファンタジイ。
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Posted by ブクログ
何年も前に読んだ本です。
なぜか 今の方が面白いと思っている
親に愛されない 自分に自信のない皇女は
まあ 他のお話しにも出てくる。
このお話しには 犬族と猫族も出てきて
お姫さんに寄り添う
アルスルは 父親殺しの疑いをかけられて ダーウィーズに連れてこられる
そこに 大きな牙で刺されで留められているのは
白ひょうのリサシープがいた。
アルスルは この長い間 拘束されているヒョウを自由にしてやりたい と思う
アルスルは父親が死ぬときに 側にいて指輪を預かる
誰の手にも渡すな!
と言われて 飲み込んでしまった。
この指輪から フェロモンのような匂いがして
走訃王という 人外の王が襲ってくる。
アルスルは 律儀な無口な女なのです。
子猫の姿に変わったリサシーブともに 走訃王を倒します。
後半を2回も 飽きずに読んでしまった。
この本は シリーズになっているらしい。
なるほど!!
Posted by ブクログ
すごく面白いファンタジーだった!
最初は世界観を理解するのが大変だったけど、終盤は面白いし、先が気になるしでページをめくる手が止まらなかった。
前半と後半で別人かと思うような、アルスルの成長ぶり。
ちゃんとアルスルの個性を認めてくれる人たちに出会えて本当に良かった。
表紙や挿絵のイラストもすごく素敵で、全部まるっと素晴らしい物語でした。
Posted by ブクログ
やや大人向けのハイ・ファンタジー作品です。
父親からも母親からも愛されてこなかった主人公・アルスル。
彼女は父親殺しの汚名を着せられ、一族の出身地へと送られます。そこで出会ったのは、大木に串刺しにされた白豹の「人外」でした。
人間をはるかに超える「力」を有する「人外」と共存している世界を舞台に、まっすぐに、ひたむきに生きているアルスルの姿には美しさがあります。
一見すると無口で自分の考えがないように思える彼女の言動は、じっくりと周囲を観察して考えを深めていることの裏返しでもあります。
アルスルは愛ゆえに狂気に堕ち、人を襲い続ける「走訃王」との戦いを宿命づけられますが、悲嘆せずに自分がなすべきことを見つめる彼女の冷静さと、戦いの場での機転にも魅了されました。
次作では「政治」にも巻き込まれていくのでしょうか。
出奔した人外・リサシーブとの再開も期待してやみません。
Posted by ブクログ
女の子が主人公で、序盤から処女処女言われるし今日知らん男とキスするよと予言されるし
女の子性を全面にだしてくるので、そのキスする男が王子様みたいな感じで恋愛も絡んでくるのかなと思っていたのですが
キスが全然ロマンチックではなく事故みたいな感じで、主人公もその男もあっさり忘れ去るので、え!?となったし大好きになった。
こういうのが読みたかったんだよねー!ってファンタジー。
続きも読む。
Posted by ブクログ
面白かった!
読みにくいという評価もあったけど、私は気にならず世界観にどっぷりハマれた。
最初の世界の説明は長く感じたけど、そこを越えれば一気に面白くなる。
モフモフたちが可愛過ぎる。
児童向けかと思ったけど、グロい部分もあるしそれ以外にもこれは児童向けではない作品なんだなと感じる部分もあり、大人が読むファンタジーとしてとても楽しめる。
こーゆー成長物語の主人公ってなんか共感できない人物が多いけど、本作はそんなことはなかった。
彼女の成長がまだまだ楽しみ。
Posted by ブクログ
皇女アルスルと角の王/鈴森琴作
ああー、スッキリ!
アルスルの苦しみやどん底からの浮かび上がり方、決意の後のその振り幅に、猛烈なスッキリ感。展開も無駄なく速いしおもしろい。
そして人外(動物を模した大きな生き物)は危険で賢く強くかわいらしくかっこいい。
アルスルの能力と人外達の関係。とても良かった。
これが既刊まだ二冊あるなんて、嬉しい!
他にも忘却城シリーズも読みます。
東京創元社様、すてきな出会いを心からありがとうございます。
Posted by ブクログ
クライマックスがややあっさりだったかも?だけど、走訃王は不気味で悲しかったし、アルスルとリサシーブ、互いに初めての友達との友情がとても良かった。
特に犬種の描写はなかったけど、コヒバ、コーギーみがある。
Posted by ブクログ
所々、よく解らなかったり想像出来ない状況があったけど、面白かった。
犬や猫の人外、可愛くて頼もしくていいな。
リサシーブ、カッコ良かった。
続刊も買ってるので、これから読みたいと思います。
Posted by ブクログ
序盤の造り込まれた世界観の割に犬使い家名がレトリィバァ等現実世界からの引用だったり所々現実世界に引き戻される部分がなんとなく冷めてしまうなぁと思いつつ後半にかけては落ちこぼれ少女と人に虐げ利用された人外が友となり最恐最悪な人外の王を倒すストーリー。
少女主人公だからといって変に恋愛要素を組み込んでこないのはいいが、「祝福を」誰彼構わずと頬にキスするのは「皇女」としてどうなのか……いくら幼さの残る少女を土台にしてもやりすぎでは……姉に送るまでは良しとして……と時折頭を悩ますシーンはあるものの基本的にストーリーにはどんどん引き込まれていくしツンデレ豹とわんわんわんこが沢山出てきて可愛い。次巻も喋る巨大動物沢山なのかなともふもふと冒険ストーリーを楽しみにしてる。
Posted by ブクログ
面白かった!皆さんが言っている通り誰か誰だか分からなくなったけど名前一覧があったのでそれを見返しながら読み進めた。欲を言えばキャラ全部の絵が欲しい...
独特な世界観の話でファンタジーとしてとても良かった
Posted by ブクログ
本編は、鍵の騎士団の創始者にして、のちに第五系人帝国の女帝に選ばれた、アルスル=カリバーン=ブラックケルビイが西域の走訃王を倒すまでを描いたファンタジー小説である。
アルスルは人外類似スコアをもち、人になじめず父帝にがっかりばかりさせている。おしゃれは得意で無く、人との付き合いは苦手。
アルスルは父帝殺しの嫌疑をかけられ、イオアキム城の法廷で死刑の判決をうけ、部族の城郭都市ダーウィーズで白豹リサシーブの裁きをうけることととなる。
しかし、アルスルはけなげに生きる。けなげにいきる彼女には彼女を助ける仲間を呼び寄せる。
アルスルの世界は広い。第五合衆大陸には六地域があり六体の人外王がいる。走訃王をたおしてもあと五体五災。大陸は第一から第七まであるようだし、七百年前まで第五系人を支配していた七帝帝国がなぜ衰退したかもわからない。謎を沢山のこしたままの物語で、新たな物語が語られるのを望むばかりである。
Posted by ブクログ
久しぶりの国内ファンタジー。
はじめての鈴森琴。
表紙の綺麗さに惹かれて購入。
手に取る前に想像していた剣と魔法の世界。。。ではなかったけど、思った以上に作り込まれた世界観に満足。
人外、6災、超常の能力、7つの民族。魅力的な設定でわくわくした。
王殺しの疑いをかけられたアルスルが、予知能力をもったリサシーブと共に人外王に挑む冒険譚。
王殺しの犯人があっさり目に解決してしまうのに違和感があったけど、これはファンタジーだったと反省笑
残りの人外王討伐の話も読みたい。次作が出ることを祈って。
Posted by ブクログ
レディ・がっかり とよばれた16歳の皇女は、皇帝を暗殺したとして捕まってしまう。このままだと彼女は………
その後に出会う人々や人外との触れ合いが彼女に変化をもたらし、その世界も変えていく。
19歳になった彼女は
レディ・○○○○ と呼ばれる ふふふ
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これは、レデイ・がっかりと言われ続けた少女の英雄譚である。
忘却城と同じ世界観の、別大陸でのお話。
ここでもやはり人外が人の生活を脅かしており、皇女アルスルはその争いに巻き込まれ、やがて自ら飛び込んでいくことになる。
巨大モフモフから馴染みのある小さいモフモフまで。モフモフと理解ある人間に囲まれてアルスルは、少しずつ成長していく。
英雄譚でもあり、何も持っていなかった少女の成長物語でもある。
作りに作り込まれた世界観。他系人のお話も読んでみたくなります。
もちろん忘却城シリーズの続きも(笑)。
Posted by ブクログ
前の死霊の国とは別シリーズなのかぁと思ったら。別ものと言えばそうだけど、世界は同じだった。というかリサーブ可愛い。実際会ったらかわいいとか言えるサイズではなさそうですが。
失望に慣れて自己評価の低い姫が、それでも自分や状況を卑下したり、卑屈にならないので読みやすかったです。精神的にネコ型とか説明がありましたが、悲劇のヒロイン系が主人公だと話の流れが滞りがちで読んでいて面倒くさいんですよね… 状況を見極めて、適切に行動できるアルスルは好感度高いですよね。むしろ、型通りの訓練しかしない隊長さんでしたっけ?とか、両親の方がどうかな、と思う感じ。あ、そうか。リサーブによってある程度の未来が分かっている(と思っている)一族にとっては、王道こそがメインで、思考の柔軟性とかが求められてなかったんだ、という事かな。
それにしても片脚を失った彼がアルスルに惹かれるのはわかりますが、反対はどうにも理解できないような。まぁ他に人材もいないってことなのかな?面白かったです。
Posted by ブクログ
ファンタジーというよりもSF寄りの話だなぁと思いながら読んでました。
日本作家ではあまり見かけないタイプの作家さんだなぁと。
父親殺しの冤罪をかけられたアルスルがどうなるのかと思いながら読んでいながら、あれよあれよと別な物語になった気もしましたが(-"-;A ...アセアセ
Posted by ブクログ
人間の背丈よりも大きいイヌやネコが出てくる。特に犬種が種族や特徴を表すのに使われている。犬種に詳しいなら姿をぱっと想像できただろうが、私は猫には詳しいが犬はあまりでできなかった。無念。
人外と人間が結ぶ絆や異種同士が協力して生活している世界観が好きなら多分好みのファンタジー。
タイトルでおやと思ってはいたが予想通り人物の名前にいくつもアーサー王伝説の名前が使われていて、知っているとその名前をこの立場の人に使うのか〜と感心できるかもしれない。あとイギリスの妖精も頻出する。アルスルと周囲の関係にほっこりしたり、名前の元ネタを思い出してクスッとしたり、久々の一気読みをした。読んでいて楽しかった。
Posted by ブクログ
裏面のあらすじを確認して、あー今流行の「お姫様ですが役立たずだと追い出されたら、獣の王に溺愛されました」みたいな話?と思ったら、全然違って
役立たずだと思われてたヒロインが頑張ってるのは好ましいけど(ラスボスとの決戦が案外簡単に終わったが)
キーワードが処女、生理、排卵日、童貞の脳、淫婦の子宮とか、生々しくて、ちょっと苦手
後、設定と登場人物が多いので、整理出来る迄混乱した。