無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
曇龍の回
前回の主役儒艮は名前しか出なかったのが残念。でも新出の魘神が今回のいいキャラ。ちょっと壊れてるけど純な奴で、暗い内容も明るくしてくれます。前回もそうでしたが、凝った世界観で頭を使うし死者が沢山扱われるけど最後は意外とハッピーエンドっぽいのが読後感が良くて好きです。
Posted by ブクログ
前作よりも書き方が、良くも悪くもこなれた感じがする。
前作はよくわからない言葉や概念が序盤からチョコチョコ出てきて、巻末の用語集に気付くまではフレーバーかと思って流すしかなかったが、今作では用語集とほぼ同じ内容が本文中でも出てくるため、用語集は必読では無くなった。
その代わり、用語が薄っぺらくなってしまった印象で、前作で用語集を読んではワクワクし「作品の外に深遠な設定・世界観がある」と感じた神秘的な感触は薄れている。
今作で24大鬼の1体を討伐してしまったことや、世界の他の地域の様子が明らかになったことで、物語を包み込んでいた奥行きのわからないモヤは晴れつつあるように感じる。
前作では、香りや喧噪まで感じられるような異国(異世界)での人の営みと、そこでの人々の悲喜こもごもが非常に上手く描写されており、現場で短期滞在しているように楽しんだが、今作ではその部分も薄く、領主の個人的な心理は詳細に描かれる一方、一般の人々の"生活"は感じることはできず、舞台の背景が張りぼてだとわかってしまったような少し白ける感覚で物語を薄っぺらく感じてしった。
前作ではこれだけで終わるのはもったいないと感じ、続編の刊行に喜んだが、今作を読んで三部作でこの物語を締めるのも悪くないように思った。
4点ながら酷評なのは、失速しているわけではないのだが、処女作がすばらしく、私の期待が大きすぎたということ。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸