鈴森琴のレビュー一覧

  • 騎士団長アルスルと翼の王

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    人外に思考が近い鍵の騎士団長アルスルに想いを寄せる混血の平民の護衛官ルカが尊かった。
    人を食う翼の王の嗜好も独特だし、久々に正統派ファンタジー読んだなと感じた。
    でっかいモフモフのパートナーはロマン。

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    2025年04月19日
  • 皇女アルスルと角の王

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    面白かった!皆さんが言っている通り誰か誰だか分からなくなったけど名前一覧があったのでそれを見返しながら読み進めた。欲を言えばキャラ全部の絵が欲しい...
    独特な世界観の話でファンタジーとしてとても良かった

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    2024年04月16日
  • 忘却城 鬼帝女の涙

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    ネタバレ

    前作よりも書き方が、良くも悪くもこなれた感じがする。
    前作はよくわからない言葉や概念が序盤からチョコチョコ出てきて、巻末の用語集に気付くまではフレーバーかと思って流すしかなかったが、今作では用語集とほぼ同じ内容が本文中でも出てくるため、用語集は必読では無くなった。
    その代わり、用語が薄っぺらくなってしまった印象で、前作で用語集を読んではワクワクし「作品の外に深遠な設定・世界観がある」と感じた神秘的な感触は薄れている。

    今作で24大鬼の1体を討伐してしまったことや、世界の他の地域の様子が明らかになったことで、物語を包み込んでいた奥行きのわからないモヤは晴れつつあるように感じる。
    前作では、香り

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    2024年03月23日
  • 騎士団長アルスルと翼の王

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    誰が誰やらちっとも覚えられない。
    お話はなんとなく面白くてちょっと不思議な世界のこと。

    ヴィクトリアは凛としてて好きだなぁ。
    ルカとアルスルもお気に入り

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    2024年01月09日
  • 皇女アルスルと角の王

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    めちゃくちゃ独特の世界観。世界に入り込むのに時間がかかる。だけど、一気読みできるくらい面白かった。
    ネコチャン可愛いね。

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    2023年10月05日
  • 皇女アルスルと角の王

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    本編は、鍵の騎士団の創始者にして、のちに第五系人帝国の女帝に選ばれた、アルスル=カリバーン=ブラックケルビイが西域の走訃王を倒すまでを描いたファンタジー小説である。

    アルスルは人外類似スコアをもち、人になじめず父帝にがっかりばかりさせている。おしゃれは得意で無く、人との付き合いは苦手。

    アルスルは父帝殺しの嫌疑をかけられ、イオアキム城の法廷で死刑の判決をうけ、部族の城郭都市ダーウィーズで白豹リサシーブの裁きをうけることととなる。

    しかし、アルスルはけなげに生きる。けなげにいきる彼女には彼女を助ける仲間を呼び寄せる。

    アルスルの世界は広い。第五合衆大陸には六地域があり六体の人外王がいる。

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    2022年10月20日
  • 皇女アルスルと角の王

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    ネタバレ

    久しぶりの国内ファンタジー。
    はじめての鈴森琴。
    表紙の綺麗さに惹かれて購入。

    手に取る前に想像していた剣と魔法の世界。。。ではなかったけど、思った以上に作り込まれた世界観に満足。
    人外、6災、超常の能力、7つの民族。魅力的な設定でわくわくした。

    王殺しの疑いをかけられたアルスルが、予知能力をもったリサシーブと共に人外王に挑む冒険譚。
    王殺しの犯人があっさり目に解決してしまうのに違和感があったけど、これはファンタジーだったと反省笑

    残りの人外王討伐の話も読みたい。次作が出ることを祈って。

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    2022年08月02日
  • 皇女アルスルと角の王

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    レディ・がっかり とよばれた16歳の皇女は、皇帝を暗殺したとして捕まってしまう。このままだと彼女は………
    その後に出会う人々や人外との触れ合いが彼女に変化をもたらし、その世界も変えていく。
    19歳になった彼女は
    レディ・○○○○ と呼ばれる ふふふ

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    2022年07月17日
  • 皇女アルスルと角の王

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    ネタバレ

    これは、レデイ・がっかりと言われ続けた少女の英雄譚である。

    忘却城と同じ世界観の、別大陸でのお話。
    ここでもやはり人外が人の生活を脅かしており、皇女アルスルはその争いに巻き込まれ、やがて自ら飛び込んでいくことになる。
    巨大モフモフから馴染みのある小さいモフモフまで。モフモフと理解ある人間に囲まれてアルスルは、少しずつ成長していく。
    英雄譚でもあり、何も持っていなかった少女の成長物語でもある。

    作りに作り込まれた世界観。他系人のお話も読んでみたくなります。
    もちろん忘却城シリーズの続きも(笑)。

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    2022年07月05日
  • 皇女アルスルと角の王

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    前の死霊の国とは別シリーズなのかぁと思ったら。別ものと言えばそうだけど、世界は同じだった。というかリサーブ可愛い。実際会ったらかわいいとか言えるサイズではなさそうですが。

    失望に慣れて自己評価の低い姫が、それでも自分や状況を卑下したり、卑屈にならないので読みやすかったです。精神的にネコ型とか説明がありましたが、悲劇のヒロイン系が主人公だと話の流れが滞りがちで読んでいて面倒くさいんですよね… 状況を見極めて、適切に行動できるアルスルは好感度高いですよね。むしろ、型通りの訓練しかしない隊長さんでしたっけ?とか、両親の方がどうかな、と思う感じ。あ、そうか。リサーブによってある程度の未来が分かってい

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    2022年07月04日
  • 皇女アルスルと角の王

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    ネタバレ

     ファンタジーというよりもSF寄りの話だなぁと思いながら読んでました。
     日本作家ではあまり見かけないタイプの作家さんだなぁと。

     父親殺しの冤罪をかけられたアルスルがどうなるのかと思いながら読んでいながら、あれよあれよと別な物語になった気もしましたが(-"-;A ...アセアセ

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    2022年06月25日
  • 皇女アルスルと角の王

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    人間の背丈よりも大きいイヌやネコが出てくる。特に犬種が種族や特徴を表すのに使われている。犬種に詳しいなら姿をぱっと想像できただろうが、私は猫には詳しいが犬はあまりでできなかった。無念。
    人外と人間が結ぶ絆や異種同士が協力して生活している世界観が好きなら多分好みのファンタジー。
    タイトルでおやと思ってはいたが予想通り人物の名前にいくつもアーサー王伝説の名前が使われていて、知っているとその名前をこの立場の人に使うのか〜と感心できるかもしれない。あとイギリスの妖精も頻出する。アルスルと周囲の関係にほっこりしたり、名前の元ネタを思い出してクスッとしたり、久々の一気読みをした。読んでいて楽しかった。

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    2022年06月23日
  • 忘却城

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    死者を蘇らせる術で栄える亀珈王国

    突然拉致されて真っ暗闇の盲獄で死霊術士の長から「私の望みを叶えよ」と商談を持ちかけられる儒艮と他5名

    謎は長の望みとは何か?から始まり集められた互いの素性などなど

    色々作り込まれていて面白かったです

    ただ情報量が多いので覚えるのが大変
    巻末にある用語集を見ながら読むといいです
    (私は読んでから気づいたけど)
    面白い世界観で続きがあるようなのでまた読みたいです

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    2021年09月10日
  • 忘却城 鬼帝女の涙

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    このシリーズ好きだなぁ!
    ぜひともゆっくりでもいいから続いて欲しいところ。
    個人的には読みにくさは無かったです。
    世界観に慣れるかどうかだとは思うけど、色んな関係性萌えにはたまらないかな。

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    2021年06月22日
  • 忘却城 鬼帝女の涙

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    曇龍、夢無鵡、御子たちが織りなす大鬼に対する退魔の動き。
    赤い蝶の夢を見るのはだれ?
    七帝大陸のテオドラの物語はどこに繋がるのか……

    あぁ そうだったのか

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    2021年01月22日
  • 忘却城

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    新しい世界との出会い。かっちりとしたその世界を見せてくれて嬉しい。この世界もお気に入りの一つになった。
    三冊目を先に読んでしまい、面白かったので一冊目と二冊目に出会ったら読もうと思っていたら出会ってしまいました。読めて良かった!!

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    2021年01月19日
  • 忘却城 炎龍の宝玉

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    亀珈王国(かめのかみかざりおうこく)のある世界。蘇った死者や幽鬼、人外の者たちも住むその国の出来事。
    読み方が難しい。最初はルビ付きだけど、わかったと思って読んでいて2回目に出てくると??最初を探して思い出しても、3回目はまた忘れてる。記憶力の無さにがっかり。半分くらいまではその世界の理に馴染めずえーーっと状態。だんだん納得してくると登場人物の気持ちに思いが行くようになって面白くなった。

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    2020年06月11日
  • 皇女アルスルと角の王

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    裏面のあらすじを確認して、あー今流行の「お姫様ですが役立たずだと追い出されたら、獣の王に溺愛されました」みたいな話?と思ったら、全然違って

    役立たずだと思われてたヒロインが頑張ってるのは好ましいけど(ラスボスとの決戦が案外簡単に終わったが)

    キーワードが処女、生理、排卵日、童貞の脳、淫婦の子宮とか、生々しくて、ちょっと苦手

    後、設定と登場人物が多いので、整理出来る迄混乱した。

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    2024年03月08日
  • 騎士団長アルスルと翼の王

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    2巻。
    個人的には彼女に付き添っている男がだいぶ気に入らないけど、アルスルが気に入っているなら仕方ない。仕方ないがなんかアイツ気に入らない。なんだろう。どこか及び腰で俺なんて…なんて言ってる割には彼女に手を出そうとしたり中途半端な感じが気に入らないんだろうか。腹くくって男見せろよ、とは思う。犬と猫の方がずっとオトコマエだからさらにそう思うんだろうな。

    と言うわけで続編。今度は大きな猫がたくさん登場して大変読んでいて嬉しい。本で読んでいるのに猫がいっぱいでほっこりする。

    あとがきで猫は大きなだけでそのままでいい、とありましたが、流石に馬ほど大きなネコとは意思の疎通はは借りたいなぁと個人的には

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    2023年12月17日
  • 皇女アルスルと角の王

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    忘却城シリーズとは違うが、同じ人種区分が使われているファンタジー。英雄譚と言ってもいいかと思う。罪人扱いとなった少女が世界を救うこの流れはオーソドックスだけれど、楽しかった。全部狩るのはやり過ぎとしても、3年後の様子は知りたいような気もする。

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    2022年06月14日