清水勝彦のレビュー一覧

  • リーダーの基準 見えない経営の「あたりまえ 」

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    自分の常識、他人の非常識という言葉を思い出した。自分のあたりまえと相手のあたりまえ、基準は違うこと。

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    2021年02月14日
  • リーダーの基準 見えない経営の「あたりまえ 」

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    ネタバレ

    知り合いの大手企業の管理職からオススメされた一冊。
    表紙の第一印象は、古くて堅苦しく読むのに時間がかかりそうだなと感じた。
    しかし、2017年発行と最近のニュースも踏まえた内容と、抽象的な表現だけでなく具体例が多くあり、非常に分かりやすかった。

    今まで読んできたリーダーに関する本とは、一線を画していて、リーダーにとってあたりまえな考え方/行動を学べる。
    大事なポイントを次に記す。
    ・観察力を鍛え、良い方悪い方、双方の想定外に対処する。
    ・見えない経営のあたりまえとは、一般論や理想論を鵜呑みにして納得するのではなく、原理原則と個別論、自分、自社の強み弱みをよく知った上で、自分のリーダーシップを

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    2019年06月16日
  • 機会損失―「見えない」リスクと可能性

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    ネタバレ

    気になった言葉

    失敗から学ぶ努力や投資が機会損失かもしれない。失敗解明のために使う時間やコストだけでなく、社内の雰囲気が悪くなり、社員が萎縮すること。将来においても、失敗を避けるために保険かけたり、リスクを避ける風潮が蔓延する

    計画が過大評価されてしまう原因
    ・予測可能という誤解
    ・別々のものだと思ってしまう誤解
    ・定式化、システム化の誤解

    コンセンサスをとろうとするから組織の意思決定が遅れるのではなく、いつまでに意思決定しなくてはならないかというタイミングへの感度が鈍いから、意思決定が遅れる

    組織の信頼とは、自らの弱みを見せられること。
    自分の弱みを見せ、助けを求めて初めて協力が得ら

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    2019年03月03日
  • 経営学者の読み方 あなたの会社が理不尽な理由

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    意外と読みやすく、面白い 楠木建氏の読書日記を連想させる 本書は論文も対象だが

    「日本型成果主義」に厳しい評価 これは全く同感 →「仕事の金銭化」(77)
    わくわく感も、誇りも、喪失してしまった。
    成果主義の前提として。ビジョンや理念を構築しておくべきだった。
    高度成長の最期にバブルのあだ花が「拝金主義」をもたらした
    そしてその後のグローバル時代が「成果主義」を理念無しに広まってしまった。

    強い組織 失敗を公表・共有する組織は強い(336) 
    ミスを報告しても大丈夫という文化・風土
    →失敗から学び、形式知化し、共有する 学習する組織
    日本の企業の多くはミスを恐れ・回避する・隠蔽する
    これが

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    2019年01月05日
  • 戦略と実行 組織的コミュニケーションとは何か

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    よくある経営の失敗に関する言い訳を、それは理由になっていないという本。

    とても面白い内容だったが、実行するのは難しそうだ・・・
    が、頭でっかちになりがちな人は、是非読むべき。

    とても良い本だと思ったが、誤字が多すぎて、その点は残念。

    [more]
    (目次)
    第1部 戦略実行の「今」(戦略実行の原点)
    第2部 戦略実行の問題点(戦略と実行
    戦略実行の失敗分析)
    第3部 組織におけるコミュニケーション(コミュニケーション
    コミュニケーションと戦略実行
    コミュニケーションの論点
    戦略の共有化・コミュニケーションに関する研究の示唆)
    第4部 組織の実行力向上に向けて(組織の実行力を測る10の質問

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    2018年10月12日
  • 経営学者の読み方 あなたの会社が理不尽な理由

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    タイトルにひかれ、手に取ってみる方もいると思うが、タイトルに近いアプローチで書かれているのは最初の1章位で、ほとんどは、経営学の教授が様々な企業と対峙してきたり学会で得てきて知見を披露している書です。
    リーダーシップ、経営層に対しての意見が多いですが、一組織人としても読みがいがあります。
    本の中で繰り返し出てくるのですが、
    ・過去の分析から企画作りばかりやっても、不確かな世の中ではうまくいかないことの方が多い。実際に動いてみることの大切さ
    ・コミュニケーションの重要さ。いかに社員全員が経営者目線で考えるか
    の重要性。MBAともなると、分析や数値に重きを置いてそうですが、逆にソフトの重要性を繰り

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    2018年03月30日
  • 戦略と実行 組織的コミュニケーションとは何か

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    なぜ戦略が実行されないのか?
    現場派にとっては納得の本。

    結局は実行する人間の腹に落ちなければ何にもならないのである。

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    2018年02月08日
  • リーダーの基準 見えない経営の「あたりまえ 」

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    人気のビジネス書や自己啓発本のキーフレーズを「おまとめ」したような内容。そのため、非常に読みやすく、また、わかりやすく書いてあるのが特徴。
    自分の「あたりまえ」と他人の「あたりまえ」が違うことを理解するだけ、建設的な対話ができるように思うし、余裕も生まれる気がする。
    「大切なことは面倒」。著名な本に「すべての悩みや人間関係の悩みである」とあったと思う。人材育成を大切とするなら、この悩みを避けては通れない、だから面倒をみるんだと、改めて、意識することができた。

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    2017年09月12日
  • ワイドレンズ―イノベーションを成功に導くエコシステム戦略

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    チャールズ・ダーウィンいわく、「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である。」しかし企業にあてはめるとこれでは不十分。自社だけでなく、エコシステム全体で変化に対応に対応できないとイノベーションは失敗する。iPhoneはなぜ最初から強かったか?それは次世代のiPodという位置づけで誕生したから。Apple社だけでなく、サプライチェーンに属するエコシステム、さらにはユーザーまでも変化に巻き込んだ歴史的好例と言える。

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    2017年07月23日
  • 経営学者の読み方 あなたの会社が理不尽な理由

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    MBAは役に立ちますか、といった質問はおかしい。どういうときに、だれにとって、といった目的があってこその質問。
    科学で耳にする最も胸躍る言葉は、「私は発見した」ではなく「へんだぞ」なのだそう。
    ・とにかく働くことに集中すべき。スタートアップでは24時間働くしかない。
    ・「あったらいいな」の商品化はまず成功しない。「それがなくては絶対困る」レベルにまで落とし込むべき。
    ・統計をとるときも、きちんととるべき。顧客に満足度を聞く時も、どの程度の顧客に聞いたか。そもそも顧客に聞くことか、を問うべき。
    ・因果関係を証明するには①AがBより前に起きていること、②AとBに相関関係があること、③A以外にBに影

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    2016年12月31日
  • 戦略と実行 組織的コミュニケーションとは何か

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    戦略は実行しないと意味がないということを、分かりやすく、様々な知見を盛り込んで教えてくれる一冊。
    経営者でなくても、会社を変える一端を担っている私としては、とても参考になった。

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    2014年12月12日
  • ワイドレンズ―イノベーションを成功に導くエコシステム戦略

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     この手のイノベーション論の著作は数多く出ていますね。正直食傷気味ではありますが、本書は具体例として登場している商品・サービスが比較的身近で新しいので、ちょっと興味をもって手にとってみました。
     本書で著者が提唱している基本コンセプトは「イノベーション・エコシステム」。
     戦略を成功させるためには、自社のイノベーションを管理するだけでは十分でなく、イノベーション・エコシステムを管理することが一番重要であるとの指摘です。理論だけではなく、その理論を実践に活かすためのいくつかのフレームワークやツールも紹介しており、なかなか面白い内容でした。

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    2014年03月25日
  • 戦略と実行 組織的コミュニケーションとは何か

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    今置かれている現状をよく書いてくれている。
    では、どうしたらいいのか!?

    ◆コミュニケーションが、うまくいかない時に、絶対に人のせいにしないこと。
    実行する上で重要なのは、真のコミュニケーション。信頼関係。
    コミュニケーションが、うまくいかない時に、絶対に人のせいにしないこと。
    まずは、他者に関心を持って、よく聴く。

    ◆非線形的な総合力
    経験に基づく勘や、ひらめき。つまり、過去の分析から飛躍がある。
    =戦略思考。(vs戦略計画)
    計画だけでは、優位性を保てないが、戦略は論理的に全てを説明することができない。
    戦略を説明して、納得してもらうためには、その人の信頼感、前向きな妥協が必要になる。

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    2012年11月04日
  • 戦略と実行 組織的コミュニケーションとは何か

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    固いイメージを持つ表紙とは裏腹に、戦略単体の限界を踏まえたうえで、それを実行していくには経営の「気持ち」を働く人たちと共有・共感することが重要、という論を展開しています。
    その前提のうえに、いかに組織的コミュニケーションを進めていくか、ということを具体的に述べている本です。会社だけでなく、チームやグループでメンバーのベクトル合わせに悩んでいる人は、ぜひ一読ください。

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    2012年04月20日
  • 戦略と実行 組織的コミュニケーションとは何か

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    字が大きくて読みやすく、内容も大変分かりやすかった。

    計画に時間をかけすぎてしまい、いざ実行ともならずに時がたってしまうことがあったり、実行してみて初めて当初の戦略の足らなかった点や新たな論点が生まれたりということは、現実の仕事の世界でもよくあることで、実感を持って読むことができた。また、これから仕事を続けていく上で大事なことの再確認となって良かった。

    部門間のコミュニケーション、上司部下のコミュニケーションなども日々の仕事に直結するテーマであり興味深く読むことができた。

    困ったときに再読したい良い本だと思う。

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    2012年03月05日
  • 戦略と実行 組織的コミュニケーションとは何か

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    戦略コンサルとして、戦略策定、実行支援に従事してきたからこそ、わかる、うなづきポイントの多い書籍。
    超おすすめ。

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    2012年02月25日
  • 戦略の原点

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    9/17【前】戦略の基本を身につける。野球でいう、素振りのような毎日の基本となる考え方。

    【後】事業戦略を考えるときに、競合よりいかに勝っているかなど、他者を意識する大切さに気付いた。視野が狭く、内向きにならないように努める。

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    2011年09月18日
  • 戦略の原点

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    「勇気とは、失敗を恐れないことではなく、失敗を恐れながらも挑戦する強い気持ちである」

    辻邦生「人間の成功には才能は関係ない。注意深さと少しの行動力があればよい」

    ひろシュラン◎

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    2009年10月07日
  • 戦略の原点

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    戦略入門者にも非常に分かりやすい本。 身近に置いて読み返したい本です。 今担当している業務が「戦略」とどういう距離感/位置づけにあるのかを把握する一助となりそうです。

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    2009年10月04日
  • 戦略の原点

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    アメリカで、大学の経営論の教科書として使われている内容。様々な戦略論が氾濫する中、本当に本質的に議論に絞ってわかりやすく書いてある。何度も読み返したい。

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    2009年10月04日