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フラット化する世界で勝ち抜くために必要な基本中の基本に絞った経営戦略論。BCG(ボストン・コンサルティング・グループ)マトリックス、マイケル・ポーターのファイブフォース、競争優位、SWOT分析は、経営戦略では定番の分析ツール。大学のビジネススクールでは、こうしたツールを使った演習で企業の内部分析、事業戦略、多角化、M&Aなどが徹底的に叩き込まれる。だが、こうしたツールを使って、経営戦略はうまくいくのだろうか。テキサス大学のMBAコースでアメリカ人に戦略論を教える著者は、最低限、ここを抑えていれば十分という基本中の基本に絞って本書を執筆した。著者いわく、基本を何度も繰り返せば、イチローの「素振り」がメジャーへの道を切り開いたごとく、ビジネスマンとしての「成功」を保証するという。マクドナルド、サウスウエスト航空などの事例研究もたっぷりあり、読んで楽しい戦略本といえる。
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Posted by ブクログ
現KBSの清水先生の著。
著者自ら「素振り」と表しているように、戦略論の「基礎」的内容。
しかし、原点というタイトルの通り、いわゆる「そもそも論」に踏み込んでおり、
何でも所与のものとして受け入れるのではなく、
それが正しいのか?疑ってみる、確認してみる必要性について言及を
されている点は、自身が先般読んだ著者の「戦略と実行」にも通じる。
強みとは?業界とは?成熟化とは?等、
何も考えずに使ってしまいがちなだけに、自省する必要も感じた。
コスト戦略と差別化戦略についても、そもそも論の立場から、
著者なりの解釈を加えていた点は新たな知見も得られた。
これから、戦略論を学ぶ方の入門編として大変良い本だと思う。
Posted by ブクログ
テキサス大学サンアントニオ校でMBAコースを教えている著者が書いた戦略論の基礎。著者が「素振り」と呼ぶ通り、本書の内容はこの分野を興味を持って見ている人にとっては基本的なことばかりと言っていいかと思います。その意味で物足りないと感じますが、読みやすくコンパクトですので、確かに「素振り」としてはよいものなのかもしれません。
最後に自分も好きなパスツールの言葉、"Chances Favors the Prepared Mind"(偶然は準備のある心の持ち主に微笑む)が出てきたので好感度アップ。そういえば、この間読んだ『MOTの達人』にも出てきたな。
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