亀田俊和のレビュー一覧

  • 観応の擾乱 室町幕府を二つに裂いた足利尊氏・直義兄弟の戦い

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    室町時代の初め、いわゆる南北朝時代に起こった、足利高氏とその弟足利直義による争いが観応の擾乱。一緒に腐った鎌倉幕府を倒して、新しい世の中を作る…はずが、なんで殺し合うような兄弟・家族喧嘩になってるの!?という中世日本史の謎の一つ。そんな観応の擾乱について詳しく解説した新書だ。
    個人的に、「太平記」を見た後だったので、割りとすんなり入り込めたが、応仁の乱と並び、非常に複雑な話だと思うし、中公新書は専門性が高く、易しくはない。

    もっと勉強して理解を深めたいと思いました。

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    2023年11月12日
  • 観応の擾乱 室町幕府を二つに裂いた足利尊氏・直義兄弟の戦い

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    教科書の説明からすれば、一行程度の出来事。
    しかし、そのなかではめまぐるしく勢力が変わる二年間の大混乱。
    やる気スイッチが入るのが遅い尊氏。
    燃え尽き症候群と微妙なやる気、保守的な弟・直義。
    逆にやる気に満ちた一部の周囲。優勢劣勢で流動化の限りを尽くす各将。
    所領や官位を目当てにがんばったのに、それを保証してくれるハズの男は微妙なやる気と現状維持の塊。
    そんな不穏な休戦期間に立ち上がるあっちの人やこっちの勢力。
    常時殺意と殺気に満ちた南朝。
    九州で暴れまわる嫌われっ子(理由不明)・直冬。
    突然やる気スイッチの入る尊氏。
    叔父とも父親とも仲良くできない義詮。
    あまりに当たり前のことだが、歴史は人

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    2023年10月16日
  • 新説の日本史

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    日本史についてこれまでの通説と違った新設を扱った一冊。

    オムニバス形式なので、内容にばらつきがあるもの、読み物としては面白かった。

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    2022年09月26日
  • 新説戦乱の日本史

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    各時代の戦乱に対する今までの通説と新たな研究成果による新説等を取り上げ検討しています。
    巻末には各戦乱をより深く知るためのブックガイドがあり親切。

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    2022年05月06日
  • 観応の擾乱 室町幕府を二つに裂いた足利尊氏・直義兄弟の戦い

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    <目次>
    第1章  初期室町幕府の体制
    第2章  観応の擾乱への道
    第3章  観応の擾乱第一幕
    第4章  束の間の平和
    第5章  観応の擾乱第二幕
    第6章  新体制の胎動
    終章   観応の擾乱とは何だったのか?

    <内容>
    史料にもとづいた事実を淡々と並べ、そこに自分の解釈を挟み込む、従来型の歴史学者の本である。これを読むともともとわかりにくい「観応の擾乱」がわかりやすくなるわけではない。混沌はそのままだ。その理由は、足利尊氏にあるだろう。関わる武士たち(高師直にせよ、足利直冬にせよ)は、自分の領地獲得や名誉に固執するが、尊氏に振り回されていることは確かだ。そのことが確認できた。

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    2021年09月01日
  • 新説の日本史

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    どちらかというと、この分野に馴染みのない人向けといった感じの語り口で、さくっと読めた。内容としては各説の概要といった印象なので、入口的な位置付けの本かなぁ。

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    2021年02月16日
  • 観応の擾乱 室町幕府を二つに裂いた足利尊氏・直義兄弟の戦い

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    室町時代が分かりづらい時代と言われる所以が分かった気がします。

    テーマは難解ですが、事件の顛末や、背景、定説と筆者の考えが詳細に記載されており面白かったです。

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    2021年01月11日
  • 観応の擾乱 室町幕府を二つに裂いた足利尊氏・直義兄弟の戦い

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    擾乱という用語も特別な響きを感じさせる不思議な争いである。足利氏の内訌で正にシーソーゲームで、尊氏を裏切って直義に付く武将が続出。そしてまたその裏返し。後に発生する応仁の乱とも似ているようで、ドラスティックに展開していくところがオセロゲームのよう。幕府を実質的に動かしていた直義は北条氏の政治を模範として三条殿と呼ばれ、別に副将軍という役職でもなんでもない。分裂に乗じた南朝側の動きも何ともセコイ。最終的に尊氏が勝ち、直義が敗れる。二人とも実は兄弟で戦いたくなかったが、直義は実子を亡くし、尊氏は嫡子の義詮に譲りたかったその差は正に二人の気概にあった!直義の消極性が恩賞論功に出たため、直義に失望した

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    2018年07月31日